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あるくくまもんの居候部屋

【期間限定?】まったりとした空気を届けます

プロ野球とダーツ

2022-06-15 11:32:26 | ヤクルトスワローズとプロ野球
【CATVシリーズ第3話】

2022年1月、DAZNが月額料金を大幅値上げすることを発表すると、日本各地で非難の声が勃発した。
月額1925円だったものが、3000円になったという。
同時に、DAZN側は
「月額料金が上がったものの、年間契約だと1年で2,7000円です。2,7000円÷12=2250円なので、そこまで大幅な値上げではありません」
みたいな説明をして、年間契約をするように促していたらしい。

あるくくまもんはDAZNと契約していないし
スマホを使ってテレビ番組を見る習慣が全くない(Youtubeとかも見ない)ので、契約者の気持ちがさっぱり分からない。

ふと気になって、契約者たちがこの料金改定についてどう思っているのか、ネットの声を調べている時に、面白い意見に辿り着いた。

「私は●●のスポーツを見るために契約をしていました。でも、●●のシーズンって2月~7月なんですよね。6か月しか見ることないから、1年契約する価値ないんですよね」
「私は★★のスポーツを見る時だけ契約をしていました。でも、★★のシーズンって11月~1月なんですよね。3か月しか見ることないから、1年契約する価値ないんですよね」

値上げに対する不平不満というより
そもそも1年契約をしている人がそんなにいないんじゃないかって言う指摘がいくつか存在していた。
これは全くあるくくまもんの頭にない発想だった。

ペイパービュー(PPV:pay-per-view)に近い発想だよね。
PPVは、自分が見たい番組だけお金を支払って見るシステム
映画「マドンナたちの恋」を見るために300円を払い
アニメ「フットサルの夢」を全26話見るために1200円を払う
そんな感じのシステム。

アメリカのケーブルテレビは、日本の「定額でほぼ何でも見られる」システムとは違って、PPVでいい番組を配信し続けたことで、国内で拡大発展したとも言われている。

日本のケーブルテレビでも、PPVは増えてきているけれど、実際どれくらいの人が見ているんだろう?
特別データがないから何とも言えないけど、まだそんなに大量の人が買っている訳ではない気がしている。
もちろん、あるくくまもんが1回もPPVの購入をしたことがないからっていうのもあるんだろうけれどね。


実際
最近のあるくくまもん
ネット代込みで毎月9000円くらい払っているけれど、一番見る番組って、プロ野球なんだよね。
シーズンは4月から10月
半年しか見ていない。
今は143試合開催されているから、もしPPV方式で1試合500円で販売されていれば
143×500円=7,1500円
仕事の都合とかで見られない日も多くあるのが現実だし。
今、年間10,0000円くらいはらっているからお買い得になっちゃう。

お金にがめつい人間だったら、そういうわずか3万円のために色々考えちゃうだろうね。
でも、嬉しいことに自分が応援しているヤクルトスワローズが、去年日本一になって、今年も現時点でダントツの1位
日本シリーズに出られる可能性とか考えると、試合数が想定よりも多くなっていく。
つまり、結局は月額固定で払っていた方が何かあった時にお買い得ってことなんだと思ってる。

実際、そんなに頻度は多くなくなっちゃったけど、ニュース番組とか他のチャンネルもたまに見ることあるしね。
「見たいものだけを見られる」ことの良さもあるんだろうけど。
「見たい時に見たいものを、お金を考えないで見られる」ことの良さもあると思うから。
きっとこれからも、あるくくまもんはケーブルテレビと契約し続けるんだと思う。

あと。
今、オンボロアパートに住んでいる間は我慢しているんだけど、将来もっといいところに引っ越しをしたら大容量の「HDDレコーダー」を買おうと思っているから・・・。
もう、とりあえず色んなものを録画しておいて後で余裕がある時に見る生活スタイルにしていこうと考えている。
「今からでも買えばいいじゃん」って思われるだろうけれど、オンボロアパート狭いから、あまり物を買っておきたくないんだよね~。
「広くて素敵なお家に住んだら買うぞ~」
「そのために仕事をしっかり頑張るぞ~」
って思いながら今までお仕事を頑張っていた節もあるからね。
まぁ、そのうちそのうち・・・。



話を戻すと
PPVと違って無料定額制の場合
偶然、素敵な番組との「出逢い」が起こりうるんだよね。
なんとなーくチャンネルを回していたら(←言い方が古いね)、偶然面白そうな番組をやっていて、暇だからなんとなく見ていたら・・・
そのままハマっちゃいました、って感じ。

10年くらい前にあるくくまもんがハマったのがダーツだった。
ダーツってなんとなく「あの数字のところに刺したら点数が入るんでしょ?20が一番大きいんだよね」くらいの理解だった。
見ている時もみんな20を目指して投げていて、「20ばっかり刺そうとして面白いのかなぁ」と感じていた。
でも、それは「501」という「ゼロワン」の大会で。
最初、501点を持って行って、それをどんどん減らすものだった。
20の中にも「シングル・ダブル・トリプル」のエリアがあって
20のシングルは20点
20のダブルは40点
20のトリプルは60点
という感じ。
1順あたり、3本投げられるから、20のトリプルに3本入れば180点
でも、20のトリプルってめっちゃ狭いから、なかなか入らない。
そして入った時場内実況が
「180!!!」と言うんだけど、会場の数千人がその声で大歓声になる。
場内実況の
「わーーーーーんはんどれっ・・・ええええええいてぃいいいいいいいいい!!!」って言い方が最高で、一気に興奮しちゃう。
イギリスとかヨーロッパでは、結構ダーツって人気で普通にそれくらいの観客が来るような巨大なイベントなんだよね。

で。
501のルールは、「0を切ったら勝利」ではなくて「ピッタリ0で終わらせる」ことが求められる。
しかも、一番最後の1本は「ダブルかインナブルで終わらせる」ことが求められる。
インナブルってのは、ダーツの的の位置なん真ん中にある小さな●のこと。
ここは当てると50点になる。

180を3回やると540だから、越えちゃう
調整をする必要が出てくる。
例えば…。
180を2回やったら
501-180-180=141
三順目は
17のトリプル51で、残り90
20のトリプル60で、残り30
最後は15のダブルで勝利!!

これができたら、ナインダーツ(9本だけで勝利した)ってことで、歴史に名前が残るのだ。

説明が難しいんだけど、最後のダブルを狙うときに、間違ってシングルに入った時の保険として
16➡️8➡️4➡️2➡️1と狙い続けていくのが重要な戦略だったりする。

あるくくまもんが見ていた当時
マリオみたいな太ったおじさんがいつものように出ていて「面白いなぁ」って思ってたんだけど。
それが実は、絶対王者のフィル・テイラーだったと後で知ってかなり驚いた。

もう、吸い込まれるようにファンになっちゃったよね。
だから、その当時は、ダーツの大会を放送していたら、必ず見ていたけど、その試合がフィル・テイラーの出場する試合だった時には、すごく嬉しかったのを覚えている。

当てるべき場面で必ず当てることができていたからね。
本当に衝撃的だった。

ただ、契約が切れたのか何なのか2010年シーズン以降ほとんどダーツの大会って放送されていないんだよね。
それがすごくもったいないし、残念。
今も定期的に最新の大会が放送されていれば見ちゃうのになぁって思っている。

そういえば、数年前
「ダーツのプロになりたい」って言ってた若い女の子が身近にいた。
どうしてもなりたくて、頻繁にダーツバーに通って毎日何時間も練習してるって言ってたなぁ。
周囲から反対されて仕方なく定職に就いたけど一年で辞めたってところまでは耳にしている。
消息不明だけど、今も元気にダーツにいそしんでくれていたらいいなぁって思っている。



さぁ。
プロ野球は、交流戦も終わり、明後日からシーズン中盤に入っていく。
今週末から少しずつ穏やかな日々に戻って行きそうだから、また早く帰って、のんびり野球を見てリラックスしよう。