フライフィッシングの話
川、湖、管理釣場などの国内釣行記、海外釣行記、タックル、フライなど、フライフィッシングにまつわる話と美しい写真。
 



前日の深夜に釣行を決断したため、寝不足のまま朝5時に自宅を出発。すでに辺りは明るくなっていて、真っ暗な中を芦ノ湖へ出かけて行った日々が懐かしく思えてくる。そんな芦ノ湖通いもついひと月前のこと。5月からは、芦ノ湖と入れ替わるように奥日光がトラウトシーズンを迎える。

東北自動車道から日光道を通って、いろは坂を登り、明智平から白雲トンネルを抜けると、いよいよ奥日光だ。リッツカールトンの横を通り、その先の二荒橋前交差点を左折、そこから100mほど走ると、左にはトラウトの聖地、中禅寺湖が見えてくる。国道120号線沿いには、ウェーディングに最適なポイントが続くため、この日も大勢のアングラーで賑わっていたが、そんな光景を尻目に、さらに奥へと車を走らせる。戦場ヶ原を抜けて、硫黄の匂いが漂う湯ノ湖に到着したのは午前8時過ぎだった。

出発してからの道すがら、ずっと曇り空だったので心配していたが、奥日光に到着した途端、天気が回復、湯ノ湖の天気も概ね良好で、時折青空を覗かせるほどだった。釣り事務所で状況を聞いてみると、滝上でホンマスが釣れているという。とりあえず砂浜へ行ってみたところ、釣り人は思いのほか少なく、水は澄んでいて風も無い上に、朝から穏やかな暖かさで期待が持てそうだった。

早速、スウィッチロッドでルースニングを始めてみたところ、開始して10分も経たないうちに最初の1尾が釣れた。しかし、それも束の間、この後3連続のバラシを喰らってしまう。そうこうしているうちにティペットがマーカーに絡まり、ティペットを交換している間に時合いも終了。仕方がないので、レストハウス前に移動してみると、散発ではあるが、たまにライズもあったりと、活性は高そうだった。ところが、ルースニングのフライには興味が無いらしく、しまいにはマーカーの方にライズをする始末。こういう時はフォームフライでも浮かせてやれば良いのだろうけど、ドライ用のタックルは用意して来なかったため、このままルースニングを続行する。しばらくして、突然アタリ出始めると、最初の1尾から1時間ほど経ったところで、ようやく2尾目を追加することが出来た。その後は2回のバラシを経て、3度目にようやく魚が乗り、スリリングなファイトの末に上がってきたのは、湯ノ湖らしい綺麗なヒレピンレインボーだった。

つづく


8:20 1尾目は30センチのニジマス。




9:20 2尾目はサイズアップして35センチ。




9:45 3尾目はヒレピンの35センチ。




タックルデータ

ロッド Maxcatch Skytouch switch 11ft. 6wt.
リール Maxcatch Avid Pro 7nine
ライン Maxcatch Switch WF6/7F
リーダー バリバス スタンダード ST 9ft. 4X
ティペット フジノ プロフェショナルフロロカーボン 5X
フライ BHアイスブルーフリッツマラブー #10 Sオリーブ


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