84歳になるお爺ちゃまのお宅で、収納棚の整理をしていると
ぴょっこり出てきたプラモデル。
それも零戦です。
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「これはこれから作るのですか?」と尋ねると
一瞬間が空いてからニコリ
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「木村さん、これ貰って下さい。」と。
こちらも一瞬戸惑いましたが、お爺ちゃまの気持ちを頂く事にしました。
この方は今までの人生、モノをなかなか捨てられずにいたのですが
私との出会いで「無駄なモノの無い快適さ」を実感し
毎月少しずつ、私と仕分けしながら整理なさっているんです。
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きっと、その多くの方がモノの無い時代の影響なのか
モノを捨てられず溜めこんでしまっていると思うのです。
そんな世代の方が長年の習慣を変え、「お片づけ」に向き合っているのです。
一緒に分別していても、葛藤しながら決心されている姿には尊敬します。
そのお爺ちゃまが、「まだ使える不要品」を手放す手段として
ときどき「貰って下さい。」が出てくるのです。
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そうする事で「捨てる」という罪悪感から少し逃れる事が出来るのですね。
だから私も「ありがとうございます。」と極力持ち帰るのです。
時には「これは新品です」と下さるタオルが劣化で変色している事も
あるのですが、視力の弱ったご年配は気付かずにいます。
もちろん私も気付かぬふり。(笑)
そんな時も持ち帰れる範囲の量はなるべく頂戴し、
自宅で改めて分別することにしています。
こっそり処分するのに申しわけない気もしたのですが
お客様が満足のいく処分の方法が、”私にあげる事”なのだとしたら
私が持ち帰る手間は、お客様に対するサービスと考えました。
勿論、常識の範囲でね。
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そんな訳でせっかく頂戴したプラモデルを作ってみたのです。
その紹介をしようと書き始めたのですが、
内容はちょっと横道にそれてしまいました。
つづきは、明日。
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あっという間に出来ちゃうレベルのはつまんなくって
何日もかかるような大物は気付いたら部品が無くなってて完成しない...って想い出が
要はたかねが根気ないって事で
つづき楽しみしてます
たかねぇさんは大物作品に挑戦した事があるんですかぁ
今回はお客様の意思を継ぎ、頑張ってみました。