ハウスエステ  ありがと屋

あなたの心を爽やかにするお手伝い。
大切なプライベート空間を居心地良くしませんか?

猛暑が続きますね

2010年08月16日 | がんばる母さん
今年の東京は異常なほどの暑さと湿度ですね。

皆さんは暑さ対策どうされていますか?



私は…というと、
仕事中は気合いと根性でなんとか集中力を高めているのですが
自宅にいると、気が抜けてダルダル状態です

今までは意識的に温度を高く設定しても、寒く感じるほどの効き目でしたが
ここ数日は「暑い!!」冷房中でも汗ばむ体

体が常に熱っぽいくらいに火照っています。

だから、極力外出しない引きこもり状態です。(笑)


そんな状況ですから、おのずと一人暮らしの母・みこちゃんが心配になるのですが
娘の心配をよそにみこちゃんは信じられないほど元気なんです。

なぜ「信じられないほど…」かと申しますとね、

この暑さの中、エアコンも扇風機も使っていないのです
(おかしいでしょ?)
実母ながら壊れてしまったのかと思っちゃいます。
(水分補給はちゃんとしてます。)

連日の熱中症のニュースを見ては心配になり
メールしたり電話したりするのですが・・・

みこちゃんは
「元気よ~。ここは風通しが良くっていい風が入ってくるのよぉ~」

って爽やかに答えウチワひとつで十分と言うのです。
なんど電話しても同じ答えしか返ってきません。


現実は東京都足立区のど真ん中ですが
「あんたんちは軽井沢かい!」っと突っ込みたくなります。



私にしてみれば、ボケて温度を感じなくなってまったのでは
と、本気で心配になりまが

だけどホントみたいなんです。(推測です)
暑さのあまり、訪ねて確認したりしないところが
親不孝な娘であります(笑)

規則正しく毎日食事してウォーキングしてのんびりテレビ見て・・・
ときどき孫のおもり。

みこちゃんの生活のリズムは真夏でも真冬でもずぅーっと一緒。

これが元気の源なのでしょうか?

見習いたくても見習えない、ダメな娘です。



みなさんも、ご自分の体調管理、

そして離れて住むご家族の健康の様子を
うかがってみて下さいね。










救急車

2010年06月01日 | がんばる母さん
朝6時、いつもの目覚ましの音。

だけど仕事が無い時は、そのまま2度寝の私です。

6時半、今度は携帯の着信音。

相手は母、みこちゃんでした。

この時間の電話はきっとS・O・Sです。
寝ぼけまなこながらも、正気を装い電話にでました。

少しダルそうな声で…昨夜から首と足の付け根が急に痛くなり
動けないくらい痛いとの事。



思わず先月の検査結果の事を思い出しました。


毎月お世話になっている痴呆外来、脳の検査をしてみると小脳と海馬に
脳梗塞の小さな痕跡が見つかりました。


先生のお話によると、
みこちゃんの場合、体に自覚症状が出ない箇所だったので
画像をみて脳梗塞と知ったのですがそれが原因となり
記憶などに少しの障害が出てしまったとの事。

アルツハイマー性ではないので(坂道の様に)日々進行することはなく、
脳梗塞が再発した際に、痴呆の症状が(階段式に)ガクンと悪化するそうです。

この説明を受けた際に「今後、いつもと違う体調の際は脳梗塞を疑って
診察を受けておいた方がいいですね~」なんて言った事を思い出しました。

みこちゃんの症状を脳内の影響による痛みかしらと心配になり
駆けつけても何も出来ない私が行くより救急車と考え
万が一、脳が原因なら一刻も早い処置が必要
「あの時連絡しておけば」と、後悔するくらいなら迷うことはない!と判断。
私が199番して事情を話し、お願いしました。

勿論、私も搬送先の病院に駆けつけ合流。
レントゲンによると、頚椎のズレが見つかりそれが影響していたようなのですが
整形外科の先生が留守の為、明日再度診察をして貰うことになり
痛み止めを処方して頂きそのまま帰宅。

ひとまず、今朝の私の不安は解消されました。



この先も、似たような事は増えていくでしょうね。
私自身も慌てず、適切な対処が出来るように心がけておかなくてはなりません。

その反面、こうして母の面倒をみる時間を与えてくれた神様にも感謝です。

もし、みこちゃんが頭も体も健康だったら・・・
親不孝な私は、「元気でいるならそれで満足」とばかりに
母との時間を大切に考えなかったと思います。

かといって、これ以上状態が悪くなると私の仕事にも影響が出て
精神的に私が参ってしまうでしょう。



そんな訳で、みこちゃんにはこの先も「天然ぼけ」程度の
少し心配なおばあちゃんでいてもらいたいなぁ~と、
親不孝な娘は願うのでした。


















要!!検査

2010年05月15日 | がんばる母さん

ある日の事・・・


定期的に診察して頂いている痴呆外来の主治医S先生より
「2年ぶりに脳の状態を検査しましょう。」という事で・・・

亀有にある東部地域病院へ電車で向かっている時の親子の会話。



( たわいもない話をしていた流れの中で )

みこちゃん「私が娘の頃さぁ、うちの下の階に青木さんが住んでたでしょ?」

わたし   「・・・あなたが娘の頃なら、私は存在しませんがっ!?」

みこちゃん「・・・あっ、そうか。」




    時折、思います。

    私の母は痴呆なのか天然なのか分かりません。

    もし、天然の比率の方が高いようなら・・・

    間違えなく娘の私も「要検査」でございます。

大地のめぐみ

2010年05月09日 | がんばる母さん

母のみこちゃんから電話です。

    「お嫁さんの実家で作った野菜を貰ったから
                今から届けるねぇ~  


「え?お母さんが持って来てくれるの?」と聞き返すと

「お前は忙しいけど、お母さんはヒマ人だから(笑)」とお返事。

「助かるよ~。じゃ待ってるねぇ~。」と切ると

30分もしないうちにドアをノックする音が・・・


          



今回頂いたのは「大根とキャベツ」

あれこれ調理する前に、新鮮な素材の味を楽しもうと思います。

     感謝   感謝  



数時間ほど、我が家で寛いでから帰り支度をするみこちゃん。

「迷わずに、ここまで来れたの?」との質問に



      「 ・・・あれ!  思い出せない!! 」



まぁ、いいでしょう。

今、頭に浮かばないだけでその場の景色を見ればちゃんと帰れる人です。


      届けてくれてありがとうね。  

インフルエンザワクチン

2009年10月22日 | がんばる母さん

定期的にみこちゃん(母)と痴呆外来に伺っているのですが
危なげながらも元気に一人暮らしを継続しています。

そんな母に区からインフルエンザ予防接種の申込書が届いていたので
主治医に聞いたところ、こちらの病院では11月末の入荷予定でした。

状況は各病院でかなり異なるそうです。他の病院で問い合わせた
方が良いそうなので早速同封のリストを見て電話。

つい最近行った整形外科で受け付けていたのを思い出し連絡したら
即OKでしたので、さっそく二人揃ってお願いする事にしました。



二人並んで腕を出していると、先生がまず母の腕にチクリ。

「あんまり痛そうじゃなかったでしょ?」なんて言いながら私の腕を取るので

「痛そうですよぉ~!」と大人げない私。

結果的にはさほどじゃないけど、気持ち的に嫌なもんですね。


新型については入荷が未定との事でしたが、これで一安心。
あとは自分で出来る予防対策で切り抜けまーす。


           

              

仕事もクスリ

2009年09月10日 | がんばる母さん
昨年から「痴呆外来」に通う我母、みこちゃん。

早期対応が良かったのかは分かりませんが、症状は小康状態です。
(記憶力や瞬時の状況判断に衰えはありますが、一人暮らし継続中です)

その後10月からはなんとシルバー人材センターに登録しお仕事まで始めちゃいました。
(ここまでは過去のブログでもお伝えしてますね。)

お金を稼ぐ事が目的では無く、日々の生活にメリハリをつけたり
仕事をする事での緊張感がボケを抑制するのでは?と考えたからです。

『先方からダメだしされたら潔く諦めるけど、
     なんとかお役に立てるのなら出来るだけやってみよう!』

そんなダメ元精神で申し込んだのですが、お陰さまで今日まで無事に
お仕事いただいております。

週に2日、2時間弱程度ですが継続できるだけで感謝ですね。

真面目な性格と肉体的には非常に健康なのが功を奏しているのでしょう。


そんなみこちゃんがここ数か月、
「今年いっぱいで仕事をやめようかしら・・・」などと時々口にするのです。

理由を聞くと、
「一生懸命注意を払っていても自分がボケていてお客様に迷惑をかけているのではないか?」と不安。
「お客様が満足できず、クレームをもらって辞める事になったらショック」と考えてしまう。
「自分より年の若いシルバー登録者に仕事が回らなかったら申し訳ない気がする」
との事でした。


初めのうちはそんな話を「心配いらないよ」となだめていた私ですが
肝心な母の気持ちをないがしろにしてはいけないと思い
痴呆外来の主治医に相談してみたのです。

すると先生は私との打ち合わせを踏まえ、
上手にその話題にふれて母の気持ちを聞き出してくれました。

そしていつも行う簡単なテストの成績を見ながらこうおっしゃったんです。

「こちらが去年の同じテストの結果です、今年と同じレベルの成績ですね。
 こうして同じレベルの成績を維持出来るのは素晴らしいことなんですよ。」

「そしてまた、去年からお薬の量も増やす事無く安定しているのも素晴らし事です。」

「これらの良い効果の要因のひとつに仕事をしている事も重要なポイントなんですよ。
 あなたにとって仕事を継続することは薬の様な効果を与えてくれているんです」

「それに、このテストの良い結果をみてもあなたが心配するような迷惑は
決してかけていないはずですから自信をもってこれからも続ける事をお勧めしますよ。」

先生は優しい口調で、丁寧に母に伝えて下さいました。

すると、みこちゃんに笑顔が戻り
「わかりました。頑張ります」と言ったのです。


現実問題、みこちゃんが先生のこの言葉をいつまで覚えて
いてくれるかは疑問ですが・・・

前向きに毎日の生活を送ることが
母のボケ防止になっている事実を何度でも伝えていこうと思いました。


日頃の自分は無意識のうちに過去の自分の経験に自信を持てるからこそ
明日へと迎えるのだと気づいたんです。

そんな当たり前の事も、みこちゃんにとっては・・・

どんなに頑張っていても過去の自分の経験が曖昧な記憶となってしまう為
自信を持てなくなってしまったのですね。無理もありません。

そんな母の心理を知れば、無理やり仕事をさせる事などできません。
だけど納得さえすれば、努力を惜しまないみこちゃんです。

これからも出来る限りの不安要素を解決する手助けをしながら二人三脚


いつも、私や弟に感謝の言葉を伝えてくれるみこちゃん。
今は何かにつけて子供たちが世話を焼いてくれるので
「お母さんは、幸せよ」といつも言ってくれます。


「親孝行したい時に親は無し」という言葉がありますが、


私にとっては母という存在があるだけで感謝でーす。













荒川の花火

2009年07月23日 | がんばる母さん


今夜は何年かぶりに荒川の花火を見に出かけました。

今までも気になってはいたのですが、どうもあの人ごみが・・・

私のテンションを下げ、「やーめた!」という気分になってしまってたのですが
なぜか今年は・・・

小さな条件が重なり、母と二人で行くことになりました。



いや~、凄い人・ひと・人でしたが・・・ここは地元「鼻が利きます!」

で、二人が選んだのは「千住新橋」です。
風は涼しく、虫には刺されず、なかなか良い眺め~。



警備の方々が「こちらで立ち止まらず進んでくださぁ~い」と
ひっきりなしに叫んでいますので、皆さんチョコチョコ蟹歩き。

橋の真ん中まで来たらUターンしてまた、チョコチョコ。



橋の上は高さが丁度良く、打ち上げの元から全て見えるのです。

体で感じる迫力のある音と共に、打ち上げられる綺麗な花火。
この画像ではその何十分の一しか伝わらないでしょうね。


果たして。。。
隣で喜んでいるみこちゃんがいつまで覚えているのかは
当の本人にもナゾですが(笑)

73歳になるこの母が「中学生の時に荒川の花火が始まった」と
娘の私に教えてくれました。

いや~、歴史を感じますね。

新しいモノが次々と人々の興味を誘う中、今も昔も変わらず人々を魅了する花火。

改めて花火の美しさに感心する親子でありました。




荒川の花火大会を成功させる為に様々な方の努力・協力があったのでしょうね。

関係者の皆様、お疲れ様でした。

素敵な夜をありがとうございました。













感謝を込めて大掃除

2009年05月14日 | がんばる母さん


私が高校の頃に建てられた実家の団地。

ここ数年は弟家族の住まいとなっていましたが、

家族が増え近所に引っ越すことになりまして
元々の主である母、みこちゃんが戻る事になりましたぁ。



新築で入居したのは遥か昔、蓄積された汚れは歴史を感じます。

私も沢山の思い出が詰まっています。

弟家族の引っ越しが済み空っぽになったので

お姉ちゃんの出番です

プロの掃除屋さんで良かったぁ~。

本気モードで大掃除です。

みこちゃんも張り切ってお手伝い。

モノ忘れは激しいですが、体力は人一倍ある働き者です。

二人して夢中で頑張りました。

今までの感謝の気持ちでお掃除です。

壁までしっかり洗いあげたので古いながらもスッキリしましたよ。





懐かしい景色と昔と変わらぬ空を眺めながら

月末からは、みこちゃんの新生活スタートです。

私の事を赤ちゃんの頃から知っているご近所さんもいます。
歩いて3分で弟家族もいるので益々安心。

母の心と頭に良い刺激を与えてくれる事を心から願う私です。




何やら張り切ってます

2008年09月17日 | がんばる母さん

わが母、みこちゃんから電話です。

「スーパーの○○って、伯父さんちの方よね?」

「そうだよ。どうかしたの?」と私。


いつもの事ながら話の順序はバラバラなので
私の頭は母の話をあちこちつなぎ合わせにかかります。



     ・・・で、内容というのは



以前申込みをした「シルバー人材派遣」の研修を数回受けているのですが
今回は、係りの方と待ち合わせをして「ビラ配り」をするそうなんです。

その待ち合わせ場所が、問い合わせのあったスーパーなのです。

だけど、みこちゃんは自宅からその場所への道のりが頭の中で繋がらないらしく
人との待ち合わせに遅れてはいけないと考え、私に場所の確認をしたのです。

そして、「今から、その場所に行って時間と道を確認してくるわ」
と言って電話を切ったのでした。


どうやら、私が思っていた以上にみこちゃんの
「お仕事プロジェクト」(リハビリ活動)は順調に進んでいるようです。

根がまじめなみこちゃんは、毎回こうして「下見」に出かけます。

だけど当日は、「下見」の道順をすべて忘れていまい
再度道を尋ねながら目的地に辿りついているのです。


後日その事を「全く、情けないわねぇ~」と笑いながら私に報告。

「だけど、いいのよ。どうせ暇なんだからいい運動よ♪」と前向きです。

はたして、仕事がどこまでお役にたてるか私には分かりませんが
十数年前に勤めをやめて以来の「社会復帰」です。

みこちゃんが自分なりに諦めずにがんばっている姿が
娘としてとても嬉しいです。

そして、私自身も母を見習ってがんばろうと思いました。

老いることによって、かつて出来ていた様々な事を奪われてしまった母。

その母が、再度「生きがい」を見出して一日でも多く笑顔で過ごせるように
これからも応援していきたいと思います。


迷子ちゃん?

2008年09月14日 | がんばる母さん


叔父夫婦に一泊旅行に誘われ出かけていた母、
みこちゃんから「ただいまコール」

私が帰宅していることを知ると
「じゃあ今から、おみやげ届にいくね~。」とみこちゃん。

ところが3駅となりで・・・駅から3分の距離に住んでるみこちゃんは
40分経っても現れません。


痴呆の影響で、娘の家が分からなくなっちゃのかしら・・・?
と、心配になり携帯に掛けると

「もう駅前よ♪近くまで行ってわからなくなったら電話するかも!」
と、言って電話を切って数分後。



「分からなくなっちゃったぁ~」「どうすればいい?」

「今どこなの?」の問いに

「丸井のところ~」

「え~?なんで反対側に行っちゃったのよぉ~?」
 (そんなに悪化しちゃったの?)

なんて、やり取りをしていたのですが・・・




   よくよく、話を聞いて呆れてしまいました。



駅前3分の距離に住んでいるみこちゃんは、
いつもの様に自転車で娘の家に向かっていたのでした。

だから、丸井側(西口)でほんのちょっと迷ってしまっていたのです。
(私の家は駅の東口です。)


私が油断して念を押すのを怠ると、電車ではなく自転車で
荒川を超えて訪ねてきてしまうのです。

昔っから、どこへでも自転車で行ってしまうみこちゃんは
今もなお、健在でした。。。
旅行帰りでもへっちゃらでした。



ボケの進行を心配する娘を尻目に、

母は天然ボケを炸裂させながら

「またねぇ~ごちそうさまっ♪♪♪」

と、元気よく夜道に消えていったのでありました。



そして、今度は30分もしないうちに

「なぜだか無事家に着きました。   おやすみ(^v^)」

という報告メールが届きました。



                            やれやれ・・・・