振り向けばカジュアルウォーターII

某ゴルフサイトで連載していたコラムの続編です。

No.8 横綱相撲

2004-11-22 | ゴルフ
日光山輪王寺


【今週の1枚】日光山輪王寺
半月ほど前に撮影に訪れた日光山輪王寺の紅葉。あいにくの空模様だったが、逆に葉が濡れていい感じの写真となった。撮影してみてわかったが、紅葉を紅く撮影するのはなかなか難しい。 → 壁紙
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今週の振りカジIIは1日遅れ。なんといってもタイガー・ウッズの試合を見てからでないと書けないなぁと。結果的にはさすがという結果に終わりました。

ワールドランキングのトップの座を奪われたとはいえ、世界のトッププレーヤーであることには変わりはないわけで、スランプだのなんだのと騒ぎ立てること自体がおかしいのではないかと思います。今年は確かにアクセンチュア以外の優勝はなかった。しかし、予選落ちを繰り返していたわけでもありませんし、メジャーでも上位に顔を出していた。

その状態でスランプと言われたらたいへんですよね。他の選手はどうなってしまうのか。トッププレーヤーと言われるプロで、毎年優勝しているほうがめずらしいわけで、少なくともワールドツアーで1勝しているのだから、それで十分だと思います。

それにしても、今週のダンロップフェニックスを見て、やはり日本のツアーのレベルはアメリカに比べて低いのではないかと感じました。別に2位との差が大量についたからということではなく、スポット参戦の選手に楽々優勝させてしまうということにたいしてそう感じます。先週もダレン・クラークが優勝でしたし、逆に日本からアメリカにスポット参戦した選手が優勝したことはありませんし。

今週の試合のクライマックスは最終日のピン直撃というショットと、バンカーからカップをかすめるアプローチの2つ。御殿場で開催されたワールドカップのチップインを思い出してゾクゾクっとしました。ああいうスーパーショットは、集中力のすごさからくるんですかね。

あのワールドカップのときも声援がすごかったですが、今回もすごかったなと思います。しかし、外国人選手相手だからなんでしょうか。歓声のほか、口笛のような音が聞こえたり、どよめきなども通常の試合とはまったく違うように感じました。別に悪いとは思わないのですが、なぜ日本人ばかりの試合ではあそこまでの声援にならないのか。あれが毎試合だったら、プレーしている選手もやりがいがあるんじゃないかなぁ。

そういえばテレビ中継を観ていて、携帯電話の発信音が聞こえたのはがっかりでした。いまだに電源切らない人がいるんですね。ゴルフ観戦のときぐらい電源切れないものでしょうか。せっかく世界からトッププレーヤーが来ているというのに非常に恥ずかしいと思います。携帯電話の電源は必ず切りましょう。


 from Manabu **Springwater** Shimizu
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