犬のもんじろう君

先日空き地でにんにくの作業をしている時、お隣Tさんが愛犬の散歩の帰りに立ち寄ってくれた。

あのミーちゃんと仲良しのもんじろう君１６歳

 

Tさんはもんちゃんのダイエットを兼ねて朝夕２回の散歩をしている。

もんちゃんの好きなように歩かせるらしいが、珍しくこの空き地を選んでくれたという。

しかもこの道を選ぶのは１年に１度くらいしかないらしい。すごい！にんにくのニオイに魅かれたかな？

 

もんちゃんは歳をとったせいか穏やかな顔になった

 

私がここに越してきた時、Tさんの門扉には『猛犬注意』のプレートが貼ってあったので、

どんなに怖い犬とその飼い主はどんなにイカツイ人なのかと思ったら

動物思いのやさしいご夫婦とかわいい犬猫大家族であった(笑)。

 

Tさん宅にはコロミちゃんというかわいいメス犬もいたが、数年前に病気で亡くなってしまった。

コーギーの血が入っているような足の短さ(笑)と顔つきで、とても可愛い子だった。

コロミちゃんは最初オスかと思って『コロ』と名付けられたがメスだったので

「じゃあ『ミ』をつけっぺ。」ということでコロミになったらしい(笑)。

なんというセンスの良さ！

 

 

 

Tさん宅は犬が自由に歩ける広いスペースがある。

私の実家の犬は短いヒモでつながれていたので脱走したら逃げて帰ってこなかった。

でも、もんちゃんとコロミちゃんは脱走しても呼べば帰ってくる。

実際私が呼んだらこちらに走ってきたので逆にびっくりした。

 

いつだったか、Tさんがもんちゃんに点眼しようとしたら案の定逃げたのだが

Tさんが「もんちゃん、おいで！」と言ったらすぐにテコテコ戻ってきて

自ら顔をあげてあっさり目薬をさされていた時は笑ってしまった。

 

 

昔は井戸の上の蓋に飛び乗り、あたりを見回していたもんちゃんの雄姿があった。まさに犬のおまわりさん。

それが今では歳をとりジャンプができなくなった。

 おまわりさんは定年を迎えたけれど、

持ち前の明るさと元気さで、この夏もこれからも乗り切ってほしいと思う。

ファイトだぜ！もんちゃん！

 

 

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