昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

日本は島国・・・・・南西諸島

2014-05-08 03:44:22 | 政治・世相
改めて「南西諸島」を地図で見てみる。


改めて南西諸島の位置付けがよく分かる。
特に八重山諸島、宮古諸島がこんなにも台湾に近いのかとビックリする。
与那国島、西表島、石垣島等々は台湾に隣接と言っても良いくらいだ。

もう一つの位置付けが・・・・・これもよく分かる。
中国にとって太平洋に出ようとする時、南西諸島が行く手を阻む壁だと言う事だ。だから中国はこの地域を是非にでも手に入れたいから”革新的利益”などとほざく。

近年ここでいくつかの変化があった、いずれも防衛に関する事態だ。
まず空自は沖縄基地に4機程度の早期警戒機E2Cを常駐させる警戒航空部隊を新設した。E2Cは空飛ぶレーダーサイトで地上レーダーでは死角に入って探知できない航空機を前方で捕捉できる。
宮古島と沖永良部島の地上レーダーも最新型に切り替える。
戦闘機も最新装備のF15を那覇に倍増する。
これらは昨年12月に閣議決定した「防衛計画の大綱」の一文”太平洋側の島嶼部における防空態勢の検討”の具体化だ。

さらに先月、与那国島に「沿監視隊」配備に向けた起工式が行われた。(以下日テレ情報)
小野寺防衛相は19日、日本の最も西にある沖縄県の与那国島で南西諸島の警戒監視を行う沿岸監視部隊の配備に向けた着工式に出席した。

 与那国島に配備されるのは、陸上自衛隊の沿岸監視部隊で、沖縄県の尖閣諸島をはじめ、東シナ海を航行する船舶や航空機の動きを監視する。部隊は再来年の3月までに配備される計画で、尖閣諸島周辺で活発な動きを見せる中国を念頭に、南西諸島防衛を強化する狙い。

 小野寺防衛相「こういう離島にしっかりとした監視態勢を取ることは、日本の安全保障にとって大変重要だ」

 着工式を終えた小野寺防衛相は那覇市内に移動し、19日夜、沖縄県の仲井真知事と極秘に会談した。アメリカ軍普天間基地の移設問題に絡み、新型輸送機オスプレイの訓練の県外移転など、沖縄の負担軽減策について意見を交わしたものとみられる。


この実現には前年に行われた与那国町町長選挙で部隊配備推進の現職町長が勝利した背景がある。(ソース同)
陸上自衛隊の部隊配備の問題に揺れる沖縄・与那国島で町長選挙が行われ、部隊配備の推進を掲げた現職が、3度目の当選を果たした。

 任期満了に伴う与那国町長選は11日に投開票され、島に陸上自衛隊の沿岸監視部隊を配備する計画の推進を掲げた現職の外間守吉氏(63)が553票を獲得、計画の見直しと住民投票の実施を訴えた無所属新人の崎原正吉氏(65)を47票差で破り、3期目の当選を果たした。

 防衛省は再来年度までに、与那国島に艦船の動きを監視するレーダーの他、100人規模の沿岸監視部隊を配置する予定で、推進派の現職の当選により、計画の進ちょくに弾みがつく見込み。

この与那国島には従来は警察官が二人のみいて「警官二名と二丁のピストルで守る国境の島」と言われていた。
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