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昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

You Tube映像の世界6 ブータンを幸せの国にした日本人 ブータン農業の父 西岡京治

2016-06-01 01:49:02 | 日本の素晴らしさ
テレビ番組の転載であるがブータンで農業指導して亡くなった後に国葬までされた西岡京治さんの姿である。
この冒頭で「しろと言うのでなくやってみせた」との場面がある。
私はこの場面で山本五十六元帥の言葉を思い出した。彼は人を動かすのにこう言う言葉を残している。
やってみせて 言ってきかせて させてみて
   誉めてやらねば 人は動かじ

当にそれを地で行っている、こうした人達が日本の評価を高めているのだ。

ブータン農業の父 西岡京治
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You Tube映像の世界5 とてつもない日本

2016-05-31 01:51:58 | 日本の素晴らしさ
「とてつもない日本」とは麻生太郎氏が外相現役時代に出版した本の題名だ(申し訳ない、私は未読です)。

この一部を抜き出したのがYou Tube動画のようです。ODA協力によって造られたインドの地下鉄での、日本人技術者の働き方がインドに大きな影響を与えた逸話です。
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You Tube映像の世界4 外国人が見た大震災

2016-05-30 01:24:43 | 日本の素晴らしさ
いささか旧い話題とも思えるのだが・・・・・・
東日本大震災は不幸な出来事であったのだが、この災害をきっかけにして日本に対する見方が世界中で変わった。
一方で寄せられた各国の好意に改めて人間の素晴らしさと、日本が果たしてきた過去の積み重ねの重みも知った。

外国人が見た大震災

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You Tube映像の世界2 日本に学ぶ10のこと 

2016-05-28 01:12:03 | 日本の素晴らしさ
東日本大震災は、1000年に一度と言われる大災害でした。
その災害に見舞われた日本人の態度に世界中が驚愕しました。
「なぜ、日本では略奪がおきないのか?」
「なぜ、日本人は冷静に他の人の事を思いやることができるのか?」
今から1300年以上前、聖徳太子が十七条の憲法で、「和をもって貴しとなす。」と唱­えて以来、日本には、和の文化が根付いています。
ここ百年余りの西洋化、個人主義の洗礼を受けても、大和魂のDNAが、脈々と息づいて­いることを、大震災に対応する日本人の態度で実感します。
「日本に学ぶ10のこと」は、世界銀行や国際通貨基金のスタッフの間から世界中に広ま­ったチェーンメールです。それを、動画にしてみました。
以上が作者の解説です。

日本に学ぶ10のこと 
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You Tube映像の世界 日本人が知らないニッポンの魅力 外国人が選ぶ“イイトコ”世界一

2016-05-27 02:23:21 | 日本の素晴らしさ
しばらくYou Tube動画を紹介していきましょう・・・・・・
このYou Tubeって時々宝物のような動画もある。それらの中から厳選して・・・・・

【解説】日本人が知らないニッポンの魅力 外国人が選ぶ“イイトコ”世界一(2022年10月18日)
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日本はどんなによい国か4 こんな言葉・記録が残っている

2016-05-26 03:33:21 | 日本の素晴らしさ
英国のBBC放送が平成18年(06年)世界33ヶ国で4万人を対象とした世論調査に「世界に良い影響を与える国」で日本が最も高く評価された。
33ヶ国で31ヶ国が日本の影響について肯定が否定を上回り、その内で20ヶ国が肯定で50%を上回った。
全体的に見ると半数以上の55%が肯定で、否定したのは18%と言う結果だ。
否定が肯定を上回ったのは、当然反日国家の中国と韓国だ。

最も日本を高く評価してくれたのがインドネシアの85%で、次がフィリピンの79%でした。
アジア諸国に多大な迷惑をお掛けしたと言う菅直人や村山談話は何処を差したのだろうか?

この調査が行なわれた平成18年は、5年5か月間の長期政権の小泉総理が退任した年だった。
彼の靖国参拝で「日本は国際的に孤立する」とマスコミが騒ぎ立てたが、まったく彼らの主張を否定するように、国際的に最も高く評価され、戦禍に巻き込んで多大な犠牲を引き起こしたと言われている東南アジアから、絶大な支持を受けている。

この調査は、引き続き19年、20年と3年連続で第一位に選ばれている。
21年(09年)には、ドイツ、カナダ、英国に続き、日本は四位に順位が下がったが、この年は、むしろ5年間で最も日本を肯定する比率が高いと言う結果だった。
そして昨年22年は、ドイツに続き第二位に評価されている。

世界最大の震災に対し義捐金を送ってくれた台湾で、日本の対台湾窓口機関の交流協会が、「台湾における対日意識に関する調査」の結果が発表された。
台湾の人たちが最も好きな国が日本である事がわかりました。
調査対象には約1千人の男女で、「あなたの一番好きな国(地域)は何処ですか?」と言う設問に対し、中国の2%、米国5%、自国の台湾が31%などを差し置いて38%が「日本」と答えている。
この種の調査では通常自国こそ「最も好きな国」になるはずなのだが、何と自国よりも日本が好きとは驚く他はない。

交流協会は翌年(平成22年)にも、同様の調査結果を発表し、今度は「台湾を除き」としたところ、「日本が最も好き」との回答が、前回に比べ14%増の54%となった。
過半数の人が「日本が好き」であると言う事実は驚くべき事だ。
同じ調査報告によると62%の人が日本に「親しみを感じる」と答え、「親しみを感じない」の13%を大きく引き離している。

「親しみを感じる」と答えた人を、世代別にみると、65歳以上が58%と言う結果だが、20代で72%、30代が77%となっている。
日本の統治時代に日本語教育を受けた70歳以上の世代が親と考えられる世代よりも、むしろ若い世代が最も親日的であると言う事が判った。
また、学歴が高いほど、日本に親しみを感じている事も判った。

日本に対するイメージは、「自然が美しい」が最も多く、「経済力・技術力の高い国」「きまりを守る」「豊かな伝統と文化を持つ国」が続いている。
全体の51%が「伝統文化」、49%が「現代文化、ポップカルチャー」の分野に興味があると答えています。
これ等の調査の評価を、多くの日本人は知らない。
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日本はどんなによい国か3 こんな言葉・記録が残っている

2016-05-25 04:01:44 | 日本の素晴らしさ
107年前に日本海海戦が行われ、この戦いでの勝利が決定打となり、日本は大国ロシアを相手にした日露戦争に勝利する事となり、近代以降、アジアの国で初めて欧米の国を打ち負かすという快挙を成し遂げた。
現代において、私達日本人はこの事実を意識する人はあまりいないかもしれないが、日露戦争においての日本の勝利という事実は、私達の予想以上にアジアの国々に大きな影響を与えている。

スリランカと日本というとあまり結びつきにピンとこない人も多いかもしれないが、スリランカは日本にとって大きな恩人でもある。あるスリランカ人の言葉が、自国の歴史を知らず誇りを失った日本人の胸に深く突き刺さりました。
20紀初頭、セイロン(現スリランカ)建国の父ダルマパーラをして「欧米人のアジア人に対する差別的偏見をなくし、植民地支配という悲劇の中にあるアジアを救う事こそ日本の役目なのだ」と言わしめた日本は、2年後日露戦争勝利によって”白人絶対優位”という幻想から非白人種を解放したのだった。

スリランカ人は日本人に対して同じアジアの民族、同じ仏教国として大変親近感を持っている。
それは日露戦争の日本勝利以来のものであり、その感情は大東亜戦争中の日本軍によるスリランカ空襲によっても変わる事はなかった。
そして、スリランカの独立は日本がこの戦争を戦ってくれたお陰と評価してくれている。

1951年、第二次世界大戦で敗戦した日本に対する処遇を決定するサンフランシスコ対日講和会議おいて、多くの国が日本に賠償金を求め、中には日本の主権制限を求める国もある中で、唯一対日賠償の一切を放棄し、日本の完全な独立を求め、さらには自衛の為の軍事力保持も認めるべきであると演説を行い、世界を動かした人物がいた事を知る日本人はどれ位いるだろうか。
それはスリランカの初代大統領であるジャヤワルダナ氏でした。

大統領は演説で、「憎悪は憎悪によって消え去るものではなく、ただ愛によってのみ消え去るのである」という、お釈迦様の教えを引用して日本の完全に独立した自由を訴え、世界中の人々を感動させた。
この日本擁護の演説も、日本への感謝の気持ちだった。

彼はそう考える理由の一つとして、「あの当時、我々アジア諸国民の中で唯一自由であり、かつて保護者として盟友として尊敬した日本が掲げたアジア共栄のスローガンに私達は希望を持った」と演説の中で語っています。

これは私達日本人が戦後教え込まれた「日本はアジアで残虐の限りを尽くし、アジアの人々は皆日本を恨んでいる」という情報と180度違うものです。
しかし、この演説がサンフランシスコ講話会議において行われ、多くの国を動かしたのは紛れもない事実です。

1996年、ジャヤワルダナ大統領が亡くなりました。
その大統領の角膜が日本国内で移植されました。
死去に際し、「日本で角膜を生かしてほしい」と希望していました。
その遺志は実現され、彼が日本に提供した1個の角膜は1999年に2つに分割され、うち一つはその年に移植、もう一つが翌年移植されたのです。

日本は1954年10月6日に事務局はスリランカのコロンボにある「コロンボ・プラン」に加盟した。
それは戦後最も早期に組織された開発途上国援助のための国際機関で、主に技術協力を通じてアジア太平洋地域諸国の経済・社会開発を促進し、その生活水準を向上させる事を目的としており、この加盟により被援助国から援助国への仲間入りを果たしました。
これを記念して日本では10月6日を「国際協力の日」と定めています。
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日本はどんなによい国か2 こんな言葉・記録が残っている

2016-05-24 02:12:31 | 日本の素晴らしさ
『ハインリッヒ・シュリーマンはトロイの発掘に取り掛かる少し前に、まだ江戸と呼ばれていた東京に来たそうだ。彼の訪日記はとても興味ある日本の分析をしていて、鋭い観察力、感性が感じられる。(シュリーマン旅行記 清国・日本 講談社学術文庫)

ここでは彼が示した役人の事を紹介したい。
横浜に上陸して彼は二人の税関官吏に会う。彼らは深々とお辞儀をしてから、荷物を吟味するから開けろと言う。荷解きをして拡げたら後が面倒だ。
よその国でそうしたように賂(まいない。ワイロ)の金を渡すと、彼らは怒って拒んだ。
「我らの尊厳に悖る」と・・・・・彼らのプライドをいたく傷つけた。

仕返しにひどい嫌がらせをされるかと思ったが「形だけの検査で、大変好意的で親切な対応だった」と言っている。
この時代の官吏は・・・・そう、武士だった。だから潔癖さと誇りをもって振舞っていたのだ。』

『日本は江戸時代は鎖国していたが、オランダとは交易があり、黒人が奴隷として売買されている事を知っており、オランダ人を軽蔑していた。
18世紀にスウェーデンの植物学者ツンベリーが来日し、「さざんか」をヨーロッパに紹介してるが、彼は日本にきてオランダ人の格好をしていたため、日本人から受ける視線が冷たいのに気付き困惑したという。
日本に出入りしたオランダ人を「日本人は憎悪した」と本国に報告している。
何故なら「彼らは奴隷売買をし、同じ人間を不当に扱っているからだ」と。
ツユンペリは、また日本の家族に着目し、「朝鮮では夫人は家に閉じ込められ奴隷状態にあるが、日本の夫人は夫と同席したり、自由に外出したりしていた」とも書いている。
 
幕末の頃も「奴隷制度を廃止しない連中は犬畜生」というのが書にあるそうだ。
明治5年にペルー船籍の奴隷船マリア・ルス号が日本に寄港した時、支那人奴隷が脱走し、助けを求めて来たため日本政府は保護し、支那人らを救助し、国際仲裁裁判で争い、勝訴している。
日本には有史以来、制度としての奴隷制度はありませんから、伝統的に人種差別を嫌っていたわけです。』
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日本はどんなによい国か こんな言葉・記録が残っている

2016-05-23 03:17:11 | 日本の素晴らしさ
1992年マレーシアのマハティール首相が香港で「日本の成功が東南アジア諸国に自信を与えた。
日本がなければ欧米の世界は永久に続いたはず・・・」と演説した。
「もし日本なかりせば」として有名だ。

(マハティールの演説の概略)
「日本は、軍国主義が非生産的である事を理解し、その高い技術とエネルギーを、貧者も金持ちも同じように快適に暮らせる社会の建設に注いできた。
質を落とす事なくコストを削減する事に成功し、かつては贅沢品だったものを、誰でも利用できるようにしたのは日本人である。
まさに魔法も使わずに、奇跡とも言える成果を次々に創り出したのだ。

日本の存在しない世界を想像してみたらよい。
もし日本なかりせば、ヨーロッパとアメリカが世界の工業国を支配していただろう。
欧米が基準と価格を決め、欧米だけにしか作れない製品を買うために、世界中の国はその価格を押しつけられていただろう。

南側の幾つかの国の経済開発も、東アジアの強力な工業国家の誕生もありえなかっただろう。
多国籍企業が安い労働力を求めて南側の国々に投資したのは、日本と競争せざるをえなかったからにほかならない。

日本との競争がなければ、開発途上国への投資はなかった。
また日本と日本のサクセス・ストーリーがなければ、東アジア諸国は模範にすべきものがなかっただろう。
ヨーロッパが開発・完成させた産業分野では、自分たちは太刀打ち出来ないと信じ続けていただろう。
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【海外の反応】「通りにゴミが落ちてない!」

2016-04-07 03:23:58 | 日本の素晴らしさ
以下は大変な日本賛美が続くのですが、一つ一つが特別な事ではないと私は感じる。
一方で、あまり過激に賞賛されてもという点もある。例えば、たばこの吸殻だ、携帯式の吸殻入れを誉めているが、私の周りはまだポイ捨てが多い。

【海外の反応】「通りにゴミが落ちてない!」
海外の人達が語る『実際に日本に来るまで信じられなかった日本のあれこれ』に対する海外の反応

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日本人はひとたび嫌な思いをすると、何も言わずにいなくなって二度と来てくれなくなる。

2016-04-05 04:45:24 | 日本の素晴らしさ
いささか内容の薄い動画だが、ピンと来る部分がある。
文中に出てくる”マクドナルド”だ。かっては外食の雄であって、飛ぶ鳥を落とす勢いであった。
今、このマクドナルドが売上で大苦戦している。モスバーガーなどは堅調だから、余計に目立つ。
言うまでもない、中国産の鶏肉の不衛生な場面が動画で流された。この余波が依然と続くのだが・・・・・
あのカサノヴァという女社長のキャラクターもまずいんじゃないかな!!謝っている姿勢が伝わらない。売上不振なのに威張って見えるもの!!!

日本・海外文化の違い
日本人はひとたび嫌な思いをすると、何も言わずにいなくなって二度と来てくれなくなる。

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【実録】 日本に来た外国人が自国へ帰れなくなる 10の理由

2016-04-04 03:29:21 | 日本の素晴らしさ
いろいろ言われているのですが、例えば一日履き続ける”靴”しかも家の中も・・・・・・これだけで気が滅入ってくる。
靴を脱いだ時の爽快感、スリッパの有り難さ。中でも言われるように「犬の糞を踏んだかも”で、室内に入る、あ~~~やだやだ!

【実録】 日本に来た外国人が自国へ帰れなくなる 10の理由

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【海外の反応】外国人「これって日本では普通なのか…」

2016-04-03 02:55:37 | 日本の素晴らしさ
日本の治安の良さ! は度々報道されるのだが、日本で生まれ育った私たちは”そんなもんか”程度しか意識しない。
しかし、外国人から見ると大変なことらしい・・・・・
最近も二年ぶりに誘拐から帰ってきた女子中学生がいた、報道は過熱気味だが、こんなことが頻発する社会にはなってほしくない。

【海外の反応、日本の子供達は自立してる。彼らはこうやって通学してるんだ。

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【海外の反応】 日本人はすごい!? ある日本人観光客の何気ない気遣いに絶賛の声・・・

2016-04-02 04:03:06 | 日本の素晴らしさ
たまたま、ここでは観光客の日中比較となってしまったようだ。
こうした記事をyoutubeで拾うのだが、逆なケースは見当たらない。ケースがないのか? あってもアップされにくいのか?
一昔前・・・・農協の海外旅行が、顰蹙をかった事も懐かしく思いだす。

【海外の反応】 日本人はすごい!? ある日本人観光客の何気ない気遣いに絶賛の声・・・

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イザベラ・バード奥地紀行14

2016-03-31 04:55:16 | 日本の素晴らしさ
イザベラは、黒石から青森までの22マイル半(約36キロメートル)を、道が悪くぬかるんでいたため、矢張り四苦八苦して移動する。人力車を雇ったものの、時には歩くことになったり、溝に車輪を捕られひっくり返り、人力車の下敷きになった事もあった。
『農業を営むの様子はますますひどく』なり、『家は粗末な土の家で、横に穴を開けて光を入れたり、煙りを出したりしている』有り様だった。

ここでイザベラは日光を出て以来、多くの峠を越えてきが、本州最後の峠となる峠越えをする。そしてこの時、峠からは起伏のある地方の向うに海を見ることができた。
イザベラは、蝦夷(北海道)への汽船は夜出帆すると聞いていたので、浪岡で更に4人の男を雇って青森へと一目散に向かう。
こうして、イザベラは蝦夷へと旅立った。

「私はどこでも見られる人びとの親切さについて話したい。
二人の馬子は特に親切であった。私がこのような奥地に久しく足どめさせられるのではないかと心配 して、何とか早く北海道へ渡ろうとしていることを知って、彼らは全力をあげて援助してくれた。
馬から下りるときには私をていねいに持ち上げてくれたり、馬 に乗るときは背中を踏み台にしてくれた。あるいは両手にいっぱい野苺を持ってきてくれた。それはいやな薬の臭いがしたが、折角なので食べた」

ゆるやかな勾配の長いジグザク道を登って矢立峠に出る。この頂上にはりっぱな方尖塔がある。
これ は砂岩を深く切ったもので、秋田県と青森県の県境を示す。
これは日本にしてはすばらしい道路である。
傾斜をうまくゆるやかにして築きあげ、旅行者が休息す るための丸太の腰掛けも便利な間隔で置いてある。この道路をつくるために発破をかけたり勾配をゆるやかにしたり、苦労の多い土木工事だったろうが、それも 長さ4マイルだけで、両端からはあわれな馬道となっている。

「私は他の人びとを残して、1人で峠の頂上まで歩いて行き、反対側に下りた。
そこはあざやかな桃 色と緑色の岩石に発破をかけて作った道路で、水が滴り落ちて光り輝いて見えた。私は日本で今まで見たどの峠よりもこの峠を賞め讃えたい。(中略)
私たちは幸運にも2頭の駄馬に出会った。その馬子たちは大館へ行く道路が不通になっていることを知らなかった。
彼らと私の馬子たちは、荷物を交換した。 これらは強い馬で、馬子は熟練しており、勇気があった。彼らは、もし急げば彼らが出てきた村へなんとか行きつくことができるだろう、と語った。しかし話を しているうちに、下の橋が流されてしまった。彼らは、私を荷鞍にしっかり結びつけてあげよう、と言ってきかなかった。あの大きな谷川は、前にはその美しさ を賞賛したのだったが、今ではもう恐しいものとなり、浅瀬がないところを4度も歩いて渡らねばならなかった。(略)」

碇ケ関では子供の遊びを観察したり、湯治客の眼病治療などをして過ごしている。その後黒石に。
ここでは天候も良くなり、着いてすぐ美しく絵のようなねぷた祭りに出会い感動し、中野紅葉山や湯治場なども見物した。
「これは人口5,500の清潔な町で、下駄や櫛の製造で有名である。私はこの町で、とてもきれい さっぱりして風通しのよい2階の部屋に案内された。あたり一帯の景色もよく見えるが、隣の家の人たちがその奥の部屋や庭園で仕事をしている様子も見えた。
青森まで直行せずに、ここで3日2晩滞在している。天候も回復し、私の部屋もすばらしく気持がよいので、この休息はたいそう愉快である。(中略)
竿は高さ20フィートもあり、提燈それ自体が6フィートの長さの長方形で、前部と翼部がある。それにはあらゆる種類の奇獣怪獣が極彩色で描かれている。 事実それは提燈というよりもむしろ透し絵である。それを取り囲んでいるのは何百という美しい提燈で、あらゆる種類の珍しい形をしたもの-扇や魚、鳥、凧、 太鼓などの透し絵がある。
何百という大人や子どもたちがその後に続き、みな円い提燈を手に持っていた。
行列に沿った街路の軒端には、片側に巴を描き、反対 側には漢字を二つ書いた提燈が列をつくってかけてあった。私は、このように全くお伽噺の中に出てくるような光景を今まで見たことがない。提燈の波は揺れな がら進み、柔い灯火と柔い色彩が、暗闇の中に高く動き、提燈をもつ人の姿は暗い影の中にかくれている。この祭りは七夕(タナバタ)、あるいは星夕(セイセ キ)祭と呼ばれる。(略)」

「上中野は非常に美しい。秋になって、星の形の葉をつけた無数の紅葉が深紅の色をつけ、暗い杉の森 を背景として美しく映えるとき、森の中の大きな滝は雪の降るように白く輝きながら下の暗い滝壺に飛び散り、遠く旅をしてやって来る価値が充分にあるにちが いない。これほど私を喜ばせてくれたものを今まで見たことがない。(略)」

青森の街にはほとんど滞在せず、慌ただしく汽船で北海道へ渡り、旅を続けて『日本奥地紀行』を終えている。
*この後、函館~室蘭~白老を回って、アイヌに宿泊しての交流が続く。そこでの記述も詳しいが、本ブログではここで終了とさせていただきます。
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