昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

トルコについてを終了いたします

2016-05-22 03:21:15 | 親日国
さて思わぬほど長く連載になってしまいましたが”トルコ”は今回にて終了させていただきます。

偉そうにエルトゥールルの経緯を書き連ねましたが、私自身がこの顛末を知ったのはここ10年程のことです。
また、トルコ航空機による日本人救助の概略は知ってはおりましたが、今回改めて森永さん、沼田さんの詳細を調べてその実態に触れたのはごく最近です。特に沼田さんのイランを脱出する緊張感あふれる顛末には、思わず涙を禁じ得ない場面もありました。
また森永さんのご活躍、それに応えていただいたオザル首相には敬意を表したいです。

さて、沼田さんの手記は一部を割愛しましたが、その中には『なぜ、日本は救援機を出さなかったか?その真実を知る』というページもあります。
今回の救出に力を発揮したのは民間人であり、政府や官僚は結局なにもできなかった。続々と自国民が救出される中で日本は置き去りにされたと言ってもよい。
自衛隊機の救出に反対するバカ左翼、紛争地帯で安全が保証されねば飛ばないという航空会社・・・・取り残された人の気持ちは沼田さんの手記でよく分かる。


さて今一つはエルトゥールル号の顛末だ。
こうした事は学校で教えるように義務付けられないのか?私自身、たまたま観ていたテレビでこれらに触れたものがあったのを経験はしているが、なんとも歯がゆい!!

さて、最後は私自身のトルコとの関わりだ。
こうした色々を知った私はある旅行社のトルコ旅行のツアーの説明会に行き、十分納得して手付金を払う段取りまでした。
北京オリンピックの年の秋の旅行予定であった。
そうしたらオリンピックに入ってからロシアがグルジアに侵攻した。年老いた義母が心配、反対するであろう・・・・・
泣く泣くこのツアーをあきらめた!
結局は行ったとしても何も起きない事態であった、できればここ数年の内に行ってみたいと心底思っている。

この件に限らないが、日頃に起きる様々な事態には当事者にしか分からない経緯や背景がある。
昨日に新聞で報道された一事件も同様だろう。
しかし、全ての事態の背景を詳細に掴むのは不可能だ。
私はトルコ機によって日本人が救助された事は知ってはいたが、今回に紹介した森永さん、救出された側の詳細を語った沼田さんの事はこのブログを書くにあたって初めて知ったのだ。

そもそもトルコとの関わりを知った(エルトゥールル遭難事故)のはネット、You Tubeであった。
今回の森永さん、沼田さんもネットで詳細を掴んだ。
ネットは時に膨大な情報量で辟易とすることもあるが、こうした貴重な材料をも与えてくれる。
私達は幸せな時代にいるのかもしれない・・・・・・・
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