この18の題材の中に、まったく無名の日本人、それも子どもが採り上げられている。それが
テーマ 「焼き場の少年・一片のパン」人間の気高さ 焼き場の少年である。
この画像を生徒に見せてから、授業が始まる。
しかし、この少年の凛とした立ち姿はどうであろうか。裸足であるが直立不動、背負っている赤子は首を落としている。
実はこの赤子は既に息をしていない。戦時中~終戦後の長崎の焼け野原の一角に焼き場があり、そこに弟か妹を焼いてもらうために連れてきた時の光景だ。
幼い子がこうした行動をとると言う事は、両親が既にいないことを思わせる。
写真を撮ったのは、日本に敵愾心を持っていたアメリカの若い軍人で、彼は敗戦直後の日本の調査を命じられ、長崎にやって来た。日本の敗戦を「ざまあみろ」と喜んでいたこのアメリカ青年は、この少年の姿に衝撃を受け、また他の日本人の礼儀正しさにも驚き、「原爆は決して落とすべきではなかったと死ぬまで言い続けるつもりです」と語っている。
昭和21年生まれの私も、小さい時に背中に妹を縛りつけられ遊んでいた。
今はそういう姿、景色はとんと見ません。
それなのに・・・・・・妹は今そんなこと忘れて威張ってます。
気を付けの時に、中指がズボンの外側の縫い目にピタッと当てろ。この立ち姿は当にそうですね。
正視できない。この少年ご存命なら俺と同年代ぐらいかな?
昨日は夫婦の日、今日は外食の日だ。
よき時代ですね~~