昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

私が生まれ育った昭和という時代21

2012-01-13 14:18:52 | 昭和の思い出
大震災の余波で節電、エコが叫ばれる中、昭和の器具が見直されているとの報道があった。

まず一つはポットだ。
最近のは「電気ポット」が主流で冷めれば電気でお湯を設定温度にしてくれる。所がこの電気代がバカにならなくて、改めてお湯を沸かす費用に匹敵するらしい。


そこで見直されているのが「保温ポット」だ。朝方に熱い湯を入れればさすがに夜は温度が下がるが、昼間はそれでお茶を飲むのに差し支えない。電気代は勿論かからない。
スーパー等でも品切れで手に入りにくい時期もあった。

今ひとつは「土鍋」で、これでご飯を炊く家庭も増えているとの報道であった。勿論、電気釜の様に起きたら炊けていたという訳にはいかないが、30分ほどでご飯が炊けるという。

加えて「反射式ストーブ」も品切れが続いた。この度の停電で我々の生活が如何に電気に支えられていたかが分かった。
ストーブ、風呂、電話全てが止まってしまった。
我が家では幸い「反射式ストーブ」があったので暖をとれたが、上に乗せたヤカンでお湯が沸き何とも心強かった。
これとて、最新式のストーブの様に”予約点火””温度設定””換気上の自動停止”等々の機能はないが、電気と無縁で燃えるのは何とも力強かった。

思い起こそう・・・・・ポットは始め「魔法瓶」と呼ばれていた。ここに入れれば熱いお湯が冷めないのだから・・・・う~~ん、魔法だ。
小学校で理論を教わった、携帯の魔法瓶水筒を落とすと中のガラスが割れて使い物にならなくなった。

更に思い起こそう、次は「おひつ(お櫃)」だ。
私らの子ども時代はお釜の炊き上がったご飯をこれに移して、食卓に鎮座していた。
保温機能はないので冬場はこれをお櫃入れや毛布などで覆って冷めないようにしていた。詳しい知識は持ち得ないが、木材で作ったお櫃はご飯の湿度を上手く調整もしたと言う。
たまに旅館でお櫃でご飯が提供される、いいな~と思う。


*勿論ご存知であろうが、電気釜で炊けたご飯は自動的に保温される。しかし、時間の経過とともに風味が著しく低下、ひどいと独特の臭いが鼻につく。
そのまま保温せずに、ラップに包んで冷凍食べる時にレンジでチンが一番美味い。
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