昭和は遠くなりにけり この国を愛し、この国を憂う がんばれ日本

昭和21年生まれの頑固者が世相・趣味・想いを語る。日本の素晴らしさをもっと知り、この国に誇りを持って欲しい。

靖國神社は遊就館に行かねば・・・・・

2015-04-18 04:41:55 | 歴史・神秘
靖國神社にお参りすると何故か心が晴ればれとするのがいつもの事である。
出来れば第一鳥居(大鳥居)をくぐって正面から参拝をしたい、しばらくすると大村益次郎(神社創建者)の高い銅像がある。第二鳥居を抜けると手水舎があるので手を浄める。
神門を抜けると神社境内だが、この神門手前に社頭掲示がある。月替わりで主に英霊の遺書や手紙が掲示され、コピーもいただけるがこれが素晴らしいのだが稿を改めます。
拝殿での作法は神社であるから「二礼、二拍手、一礼」であるのは余計なことか・・・・・・
境内では能楽堂も威厳があって美しい建物で私は心が洗われる。

さて、本殿向かって右側に「遊就館」がある、ここの事であるが・・・・・・
故三宅久之先生によれば,靖國神社への参拝者は年間に500万人であっても、遊就館を訪れる人は35万人しかいないそうだ。
私は必ずこの遊就館をも尋ねるのだが(有料)、靖國に来たからには遊就館を訪れなければ意味がない程に重視している。
入ってすぐにゼロ戦や戦車等の現物も展示されている、大展示室には人間魚雷や高射砲類も展示されているので「戦事博物館」の趣もあるのだが、ここの価値はこうした展示物ではない。
展示室には太古から大東亜戦争に至る詳しい展示物・遺品があり、改めて歴史の勉強になる。
映像ホールでは必ず映画の上映がされていて、私はたまたま水島總さんの制作映画を観る機会も得たりした。

さて、最後に訪れるのが「靖國の神々」である。
ここには去る大戦で命を落とした英霊が神として祀られていて、夥しい写真や遺書・遺品が飾られています。そしてお名前の最後に命(みこと)と言う文字をいただいている、そうこの人々は神様になられているのです。
現在靖國神社に合祀されている人々の数は約246万柱余、この内彼の大戦関連が213万柱、支那事変19万柱、日露戦争9万柱弱で圧倒的に大東亜戦争の死者が多い。

ちょっと話題が逸れるが合祀されていない人もいる。例えば西郷隆盛、戊辰戦争の政府軍は賊軍として、乃木希典は殉死者は戦死ではないので合祀の対象となっていない。

一人ひとりのお顔を見ながら歩を進めれば皆様がお若い、二十歳前後の方々が沢山おられる。
この英霊の方々がこの国を、故郷を、家族を守るために若くして散っていった事を思えば、感謝と慰霊の気持ちが湧き出るのが当然であると思う。
この英霊の方々が自分の命を投げ出してまで守ってくれた日本国が、今彼らが望んだ国になっているのか・・・・・
靖國参拝を頑なに拒否してきた前の民主政権、参拝を批判的に報道するマスコミ・・・・を英霊の方々はどう思っておられるのか・・・・・
そんな事を思えば申し訳ない気分にならざるを得ないのが悲しい。
次の小文はあるサイトの思いを綴ったものです。

そんな平和な国を。。。自分の家族(宝物)を。。。命を駆けて守ってきたのが、この「遊就館」の壁に飾られている(顔写真)多くの英霊たちです。
その方たちの遺品や家族に宛てた最後の言葉(遺書・日記)などが展示されています。そのひとつひとつが。。。その時代の。。。その瞬間を。。。映し出す。。。
今の時代の人たちには創造すらできない情景が浮かぶ。。。
自分と同じ世代。。。自分よりももっと若い世代。。。の人たちがなぜ命を捨ててまで戦ったのか?国益のため?独立国家だからそれもあるでしょう。。。国益の為に洗脳された?わたしもそうなのかなぁ?って思ったこともありました。。。でも。。。ここにある遺書や日記からは洗脳されたようなものは感じられませんでした。。。
自分の死を前にして。。。冷静にして穏やかな文章がつづられていました。。。
もちろん。。。その中には親・妻・子・兄弟・姉妹への感謝の想いと。。。同時に無念さもつづられているものもありました。。。

  

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