見出し画像

gooブログのテーマ探し!

34. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人 」

34. 中国・韓国と日本の違いの原点 「 4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人 」

 儒教の国と神道の国 一部引用編集簡略版
本章は以下の内容を投稿予定です。
4イ 儒教の矛盾
4ロ 支配階級のための儒教
4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人
4ニ 公の概念が欠落した儒教
4ホ 中国には西洋美術館がない
4ヘ 女性に自由がない中韓
4 ト 易姓革命が諸悪の根源
4チ 自分の不徳を責める天皇
4リ 美意識に価値を置く日本人
4ヌ 中国は世界で唯一の神話がない国
4ル 日本は女性が最高神
4ヲ 和の文化と神道
************************

4ハ 道徳哲学に儒教を変えた日本人

  本場の中国では、儒教は専制を維持するための、統治イデオロギーだったが、日本に入ってくると、優れた修身道徳哲学となった。

  仏教でも、自動車でも、林檎でも、フランスパンでも、日本に取り入れられると、もとのインド、中国、デトロイト、アメリカ、フランスよりも、はるかに優れたものとなる。

  苺も、よい例だ。苺は幕末にオランダからもたらされたが、今日では、日本の苺が、大きさでも、味わいでも、世界一という、高い評価を受けている。

  儒教は、日本に入ってから、新しい生命を与えられて、素晴らしい人生の指針となり、人間学となっている。

(投稿者補足)以下は、日本での「論語」の解釈、その日本国民全体への教育による理想の人間像育成の流れです。
*****************************
  徳川家康は、自ら論語を学ぶだけでなく、武士に論語を学ばせました。江戸時代は、士農工商という身分制度がありましたが、藩校や寺子屋で武士から商人にいたるまで、論語を学んでいたのです。こうして、江戸時代の日本人は、世界で一番識字率が高いと言われているのです。

  その逸話として、1854年に日本と和親条約を結んだペリー提督は、自伝の中で「私は世界をいろいろ航海してきたが、日本人のように落ち着いた華麗さと、威厳を持った国民に出会ったことがない」と記しています。当時の日本人は「論語」に描かれる理想の人間像を求めて、論語を学んでいたのです。

  この日本人の精神を世界に発信したのが、新渡戸稲造です。新渡戸稲造は、1900年に「武士道」という本をアメリカで出版します。原文は、英語で書かれており、世界でベストセラーになりました。当時のアメリカ大統領セオドア・ルーズベルトも「武士道」を絶賛し、家族、友人、知人に配ったという逸話が残されています。

  そして、日本の経済界をリードした渋沢栄一は、商業道徳を指導する際の拠り所として論語を活用しました。世界の中で日本の商慣行が優れていたのも、渋沢栄一の実践哲学としての「論語と算盤」があったからにほかなりません。
(出所)
かながわ 福祉居住推進機構のHP 理事長談話の抜粋
*****************************

参考:加瀬英明著「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」
 加藤英明氏は「ブリタニカ国際大百科事典」初代編集長
名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「中国人韓国人にはなぜ「心」がないのか」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事