モグリッチョのフィールドノート

八丈島の自然などを紹介しています。

電気虫

2010年07月11日 | 昆虫
学名: Parasa lepida
 
 
 トゲトゲいっぱいのサボテンではありませんよ。体長:15mm ほどのヒロヘリアオイラガの幼虫と思われます。八丈島ではオオバヤシャブシやマダミの木でよく見かけます。イラガを漢字で書くと“刺蛾”となり、これらイラガの幼虫の毒針に刺されると電気ショックを受けたようにヒジョーに痛いので、別名“電気虫”とも呼ばれています。また、越冬するための繭は、1cm ほどのまだら模様の卵型で小型ながら鶏卵のような硬さをしています。

 本日、マダミの木の下で草取り作業中に、突然、左肘に激痛が走る。やってもーたか、風で樹上から落ちてきた電気虫にやられてしまいました。激痛は1~2分程度で治まり、患部が2cm ほど赤く腫れてきたので、流水で洗い流しムヒを塗っておきました。その後、殆んど痛みもなく腫れは1時間ほどでひきました。痛みが長引かず、不幸中の幸いといったところですかね。電気虫の電気ショック、小学校低学年以来ですよ。

 イラガの幼虫、嚢舌目みたいで綺麗なんですけどね…。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« キマダラウミコチョウ属の仲間 | トップ | トラカミキリ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

昆虫」カテゴリの最新記事