前回のしずく通信までは、本当の”顧客満足”の意味を探りました。
記憶(心)に残る本当の お客様満足とは、
想定外のサプライズをすることによって生まれます。
お客様満足はただ値引きをすることではありません。
先生が選んだお客様に、
サービスや商品を通じて、お客様への豊かな感情の変化を提供することこそが、
私どもエステティックサロンにおける使命なのです。
今回は、お客様満足(以下CS)と社員満足(以下ES)の関係について
考えていきましょう。
どのサロンでも、CSを高めたいという思いは同じだと思います。
しかしCSを高めたいにもかかわらず、
エステティシャンを単なる労働力としか見ていなければ、CSは成しえません。
それはなぜか?
例えば、笑顔ひとつにしても、エステティシャンが
自分の会社に満足していなければ心からの笑顔は出ないでしょう。
お客様は敏感に分かります。
本当に心から笑顔が出ている人と、
笑わなくてはならないから笑顔を作っている人。
前者はお客様のために笑える人、
後者は会社のために無理に笑っている人なのです。
企業は利益を追求しなければなりません。
そのためにはCSが必要です。
ESとCSは相互関係にあり、
相乗効果によってどんどん双方が高まっていくようになっています。
そして最も重要なことは、この関係の始まりは社員満足ESであること
社員満足ESがあるからこそお客様満足CSがあるということです。
では、ESとは何でしょうか?
社員が会社に満足しているという状況はどのような時に生まれるのでしょう。
これも、前回の お客様満足CSについて述べたのと同様に、
[お給料をただ上げる]ことよりもっと大切なことがあります。
この会社で自分がしている仕事にやりがいを感じたとき、
初めて社員は満足できるのです。
例えば、私たちエステティシャンであれば、
お客様に「ありがとう」と感謝の気持ちをおっしゃっていただくことが、
何よりやりがいを感じられるのではないでしょうか。
「ありがとう」とおっしゃっていただくには、
会社のためにやらされているサービスではなく、
社員自らが楽しみ喜びを感じながら
お客様にサービスを提供できていなければなりません。
そうです、また戻ってくるわけですね。
お客様満足CSは社員満足ESの手段であるというわけです。
お客様に「ありがとう」と言われるためにもプロセスがあります。
まずは、お客様にマニュアルレベルの基本的なサービスを行います。
するとある程度お客様から認められ、少しだけ社員が満足する。
それが嬉しくて、
もう少し高いレベルのサービスを提供しようという気持ちが起こると、
CSが少し上がり、お客様から感謝の声が少しずつ聞こえてくるようになります。
そうすると社員たちはまたちょっと嬉しくなり、
もっとレベルの高い個別サービスを提供しようという気持ちが起こります。
次回は、この「もっとレベルの高い個別サービスを提供しよう」という
社員の気持ちを最大限に伸ばしてあげられる仕組みをお話します。
さあ、あなたのサロンのスタッフは、お客様のために笑っていますか?
最後までお読み下さり、ありがとうございます。
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