天雫 -しずく- 徒然日記


「会社とは経営者の器以上にはならない」を肝に銘じ、

日々精進してゆく様を綴りました。

お客様満足(CS)は社員満足(ES)の手段。

2009-04-29 | しずく通信より

前回のしずく通信までは、本当の”顧客満足”の意味を探りました。

 

記憶(心)に残る本当の お客様満足とは、

想定外のサプライズをすることによって生まれます。

お客様満足はただ値引きをすることではありません。

先生が選んだお客様に、

サービスや商品を通じて、お客様への豊かな感情の変化を提供することこそが、

私どもエステティックサロンにおける使命なのです。

 

今回は、お客様満足(以下CS)と社員満足(以下ES)の関係について

考えていきましょう。

どのサロンでも、CSを高めたいという思いは同じだと思います。

しかしCSを高めたいにもかかわらず、

エステティシャンを単なる労働力としか見ていなければ、CSは成しえません。

それはなぜか?

例えば、笑顔ひとつにしても、エステティシャンが

自分の会社に満足していなければ心からの笑顔は出ないでしょう。

お客様は敏感に分かります。

 

本当に心から笑顔が出ている人と、

笑わなくてはならないから笑顔を作っている人。

 

前者はお客様のために笑える人、

後者は会社のために無理に笑っている人なのです。

 

企業は利益を追求しなければなりません。

そのためにはCSが必要です。

ESCSは相互関係にあり、

相乗効果によってどんどん双方が高まっていくようになっています。

 

そして最も重要なことは、この関係の始まりは社員満足ESであること

社員満足ESがあるからこそお客様満足CSがあるということです

 

では、ESとは何でしょうか?

社員が会社に満足しているという状況はどのような時に生まれるのでしょう。

これも、前回の お客様満足CSについて述べたのと同様に、

[お給料をただ上げる]ことよりもっと大切なことがあります。

この会社で自分がしている仕事にやりがいを感じたとき、

初めて社員は満足できるのです

例えば、私たちエステティシャンであれば、

お客様に「ありがとう」と感謝の気持ちをおっしゃっていただくことが、

何よりやりがいを感じられるのではないでしょうか。

「ありがとう」とおっしゃっていただくには、

会社のためにやらされているサービスではなく、

社員自らが楽しみ喜びを感じながら

お客様にサービスを提供できていなければなりません。

そうです、また戻ってくるわけですね。

 

お客様満足CSは社員満足ESの手段であるというわけです

お客様に「ありがとう」と言われるためにもプロセスがあります。

 

まずは、お客様にマニュアルレベルの基本的なサービスを行います。

するとある程度お客様から認められ、少しだけ社員が満足する

 それが嬉しくて、

もう少し高いレベルのサービスを提供しようという気持ちが起こると、

CSが少し上がり、お客様から感謝の声が少しずつ聞こえてくるようになります。

 そうすると社員たちはまたちょっと嬉しくなり

もっとレベルの高い個別サービスを提供しようという気持ちが起こります。

 次回は、この「もっとレベルの高い個別サービスを提供しよう」という

社員の気持ちを最大限に伸ばしてあげられる仕組みをお話します。

 

 

さあ、あなたのサロンのスタッフは、お客様のために笑っていますか?

 

最後までお読み下さり、ありがとうございます。

 

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記憶に残るサービス 1

2009-01-31 | しずく通信より

前回のしずく通信では

何の為に経営しているのか?

店の「経営理念」を明確にし、経営理念に共感するお客様だけを選ぶので

お客様は価格もリーズナブルに感じ、顧客単価が上がりお店のファンが増え、

紹介をしてくださるお客様が増えていくというお話をしました。

 今回は、

先生が選んだ 「お客様の満足」 について考えてみましょう。

究極の顧客満足=“価格を下げる” 

ということになりがちですが、 「安くしてほしい」 という、

 お客様の期待している枠組みの中で応えようとすると

 提供する側が疲れてきます。

 そのわりには商品は売れず・・・

 先生の中でもこのようなご経験はございませんか?

 「安くしてくれてありがとう」 という満足は実は、

 お客様はすぐに忘れます。

 価格を下げるといった感情はそのときだけで、

 記憶に残らないのです。

 忘れるということは 

 また更なるもの(値引きなど)を要求される。

 れでは経営を圧迫されるどころか、

 担当するエステティシャンにもやりがいは生まれません。

では記憶に残る本当の顧客満足とは?


記憶に残るサービス 2

2009-01-31 | しずく通信より

 それは、 想定外のサプライズ

期待を上回るサービスです。

想定外のサプライズは損得軸とは違う、

感情の変化による軸で表します。  

 

 

 

 想定外のサプライズであればあるほど、そのサプライズによって感情を動かされた時ほど、

お客様の記憶に深く刻まれます

ただ値引きをするのではなく、

先生が選んだお客様にサ-ビスや商品を通じて

お客様への豊かな感情の変化を提供する! 

人は感情の変化に対してお金を払うことを惜しみません。

それには直接お客様に接する先生自身や担当エステティシャンが

お客様の好み、趣味、記念日などの情報を少しずつ収集し、

お客様に応じたサプライズを提供することが重要です。

私たちのサロンでは、お客様の肌状態を記入する通常のカルテとは別に、

お客様プロフィール”  という別紙を用意し、

それにお客様から知りえた好みなどの情報を、各

スタッフが少しずつ拾い集めるように

細かく記入していきます。 この積み重ねが  

 

 本当の顧客満足=感動 を生むのです。

 

 大切なお客様に、想定外の思いやりを!!

いつものおもてなしの中にちょっとした 「サプライズ」 をひとつでもとりいれる!

お客様の記憶に残るサービスをすることによって、

私たちのサロンには開業より通っていただいているお客様が多数いらっしゃいます。

 最後までお読み下さりありがとうございます。  


経営理念

2008-11-25 | しずく通信より

前回のしずく通信

これからは“こだわり・本物”だけが残ってゆく から

 最近の消費者の傾向として、安いというだけでは満足しない。 

何の為に経営しているのか先生の仕事の目的を明確にすることが重要と

ご提案しました。

 

 

何の為に経営しているのか?

「先生の経営目的」を決めましょう。

言い換えれば、仕事を通じて、先生が何をしたいのか?

考えをてまとめてみましょう。

そしてそれを掲げます!!

広告に、ホームページに、店頭に、お客様の目の留まりやすいところに。

お客様はそれを期待しています。

 

アフロディアでもホームページ

店頭に私の顔写真と共に経営理念が掲げられています。

(年齢まで入って本当はお恥ずかしい)

 

 

お客様は、先生の考え方、先生の想いを

知り得るだけで、不安を解消され安心されるのです。

 

そしてその先生の想いに共感してくださるお客様が、

先生の本当に大切なお客様です。

 

 

お客様を選ぶ とはこういうことです。

 

 

本当に大切なお客様にもっと時間が使え、より深いニーズを把握し、

人間関係が構築できればお客様は離れません。

しかも、そのお客様は先生の思いに共感してくださっていて、

なお自分を大切にしてくれている実感があるので、

価格もリーズナブルに感じ、

ただ安いというだけの他店へは浮気しなくなるのです。

 

信頼されているお客様は、

 

先生の価値観に報酬を払っているのですから

 

顧客単価が上がり、紹介をしてくださるお客様(ロイヤルカスタマー)が

増えていくのも、経営目的を掲げ、お客様を選ぶところから始まります。

 

 

 

道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である   二宮尊徳 

 

 

写真は;高知県南国市奈路の御旅所のもみじ

 

 

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これからは“こだわり・本物”だけが残ってゆく

2007-10-15 | しずく通信より

最近ビールやお茶、缶コーヒーまでもがこだわりを前面に打ち出した

広告になっているのをお気づきでしょうか?

そうです、最近の消費者は自分が価値を認めるものには、

高額でもお金を喜んで投資する傾向が益々強くなってきています。

 

逆に価値がないものには1円だって使いません。ただ安いというだけでは満足しないのです

 

安さを追いかけているお客様層と、少々値が張っても

遠方であっても わざわざ、ご来店くださるお客様層。 

 

どちらにお越しいただきますか?

 

先生が選んだお客様層に先生のこだわりの商品・技術を、リーズナブルにご提供する。

お客様目線で考えるとお客様は、   

 

「信頼できる人に、結果の出る商品・技術を、お得な価格で」

 

 これを求めています。この順番が非常に大切なのです。

 

ただ、安さを前面に打ち出してもそれなりお客様が来店されるだけ・・・

長くご来店頂けるのでしょうか?

それよりも、信頼して頂ける方法を考えてみましょう!

それにはまず、先生の仕事の目的を明確にすることです。

そうです何の為に経営しているのかです。

続く・・・・