徒然鯖日記

【青空・未来】管理人eriyによる「無人惑星サヴァイヴ」狂いな呟きと日常生活。
最近は歌い手アンダーバーさん狂い。

カオルの日記。

2009年02月23日 15時00分48秒 | 思いつき小説(二次小説)

「PS3」最近、ゲームにはとんと疎かった管理人は、20GBと60GBが最初に出て、その後40GBが出たことくらいは知ってましたが、何せ、その違いがわかっていなかった!
ゲームに詳しい友人と、ネットで調べたところ、

20GB・60GB・・・・PS2と互換性がある
          (PS2のソフトが使えるってことやね)
           ネットと繫げない
           ブルーレイ・DVDが見れる
           値段がバカ高

40GB・80GB・・・・PS2と互換性なし
          (PS2ソフト使えねぇ・・・・)
           ネットと繫げるのでPC代わりになる。
           オンラインゲームが出来る
           ブルーレイのみ見れる
           値段が安い

で、昨年あたりにその80GBが出た、と。
80GBだと元の色、ブラックに加え、シルバーとホワイトも出ていいんですけど・・・

管理人の持つPS2は壊れている!!(修理する気はない)

何せ、PS3はもちろん、PS2のソフトも使えると思っていたから、愕然ですよ!!(気付くの遅くてスミマセン・・・)
だって、確かにPS3の方が画像はきれいだと思いますが、たま~にPS2のソフトも見たくなりません?(皆様はそんなことない?)
PS2のソフト全部売るのも忍びない・・・んで。

中古ですが、PS3の20GBを買うことにした!!(色はブラックしかないから選べない・・・

いざ買うとなると、もう製造中止になってるからプレミア付いてたり。高いよ!!
でも、オンラインゲームやらない、この先もやるゲームはバイオくらい、と考えるとメモリー少なくても十分なのよね。すぐに増やせるらしいし。
それより20GBはブルーレイ見れるの知ってたけどDVDも見れたとは!PS2壊れてからブルーレイレコーダー買っちゃったぁ・・・・。知ってたらこっちを優先したのにな。

情報を取らない、ということは損に繋がります。

今、まさに管理人と同様、「うっそぉ~~!」と思った方、カオルの日記でも読んで更に切ない気分になってください(笑)











太陽系標準歴2月23日:標準時間15:31 (カオル)



今日は、仕事が終わって帰ったら、ルナがソファの真ん中で一人、神妙な顔つきをして座っているのを発見した。
不審に思ったが、とりあえずいつもの調子で声を掛ける。

「ただいま。・・・・・・・・どうした?ルナ。」
「お、おかえりなさい、カオル・・・・・・・・」
「?」

こちらが声を掛けるまで、どうやら気が付かなかったらしい。
慌てたように振り返って、複雑な表情で返してくる。

「何だ?」
「あのね・・・・・御飯・・・・・できてるよ・・・・?」
「??・・・・・・ああ・・・・・・・」

微妙な表情はそのまま。
夕飯を失敗でもしたのか?

「じゃあ、食事・・・・・・・・・」
「あの、待って!」
「???」

いっそ訳がわからなくて目を見開いて振り返ったところに、ルナが意を決したように腕に捕まり訴えるように言ってきた。

「先に・・・・先にメール見て欲しいの!」
「メール?」
「うん・・・・」
「急ぎか?父さんか、母さんからか?」
「ううん・・・・・・」

力なく首を振り、ルナはそう答えながらモニターの前まで誘導していく。
そして、メール画面を起動しながら俯き加減にこう言った。

「・・・・・ルイ、のお母様から・・・・・・」
「えっ!?」

・・・・・・・思わず、驚きの声が漏れた。

そのまま固まっていると、ルナは寂しそうな笑いを浮かべて一歩離れ、

「・・・・・私、向こうにいるわね?」
「ルナ・・・・・・」
「一人で見た方がいいわ。」


【 ルイの母親からのメール 】

『・・・・・・ご無沙汰致しております。お元気にしていますか?いつぞやは息子の為に、花を手向けて頂いてありがとうございます。そちらもこれからが忙しくなりそうね。お子様も授かってさぞや多忙な毎日をお送りになっていることでしょう。実は、どうしてもあなたに見ていただきたいものがあってご連絡さしあげました。あなたはどうしても連絡先を教えてくださらなかったわね?おかげで裏から手を回してしまいましたわ?ハワードさん?あなたがあの時、一緒にいらっしゃった金髪のご友人。有名な役者さんだったのですってね?知らなかったわ?』

相変わらずの見事な金髪。丁寧な口調。清楚な仕草。
ルイのプラチナ・ブロンドもそうだったが、眩しくて目を逸らしてしまいそうだ。
波打つその髪を揺らせて、彼女はモニターの向こうでコロコロと笑った。
・・・・・・・・・・。しかし。
金持ちのマダムとは、到底俗世間からは離れて生活しているらしい。
自分も映画俳優の有名どころなんて知る由もないが、彼女はどうやら自分以上だ。
このアドレスは、ハワードから聞き出したらしい。

『・・・・・・・見ていただきたいもの、とは・・・・・・・。先日、昔の倉庫を整理しておりましたら、夫が息子の古い日記を見つけましたのよ?どうやら訓練学校の厳しい日々の中、空いた時間に時々したためていたみたいなの。あの当時は、あの子の荷物を見るだけで辛かったから。そんなものがあったなんて、全く気付かなかったのよ。・・・・・・でもね?改めて見てみると、とても懐かしく拝見できました。』

・・・・・・・・・・・日記?
アイツ、そんなもの付けてたのか?
でも、あの学校はメールはおろか、メモリーできる機器はことごとく禁止されていた。(エリート養成の訓練機密漏洩を危惧してらしいが・・・・バカバカしい話だ)
なら・・・・・・・・・?

『不思議?・・・・・・そうね、見るととてもおかしくなってしまうの。だって、昔ながらのペンを使った「手書き」よ?そこまでしてあの子ったらどうして日記なんて書きたかったのかしら?・・・・・でも今となっては、なんだかしっくりくるの。文章の中で、「お父さん・お母さん、僕を育ててくれてありがとう」だなんて、言われるとね・・・・・・』

手書き・・・・・・昔ながらの本物の『日記』。
もしかして。
その中に・・・・・・・。

『・・・・・その中に。「あなた宛」があるのよ?・・・・・・はっきりとは書いてないけど、多分、あなた宛・・・・・私は、これをどうしてもあなたに読んでもらわなくては、ってそう思ったわ?当時のあの子がどう思っていたか。知って欲しくて・・・・・・・・』

『是非』と彼女の言葉の次に切り替わった画面には。
真っ白な紙にたどたどしい子供の字で。
綴りの最初の文字は・・・・・・・・・・・・・・『Dear. Friend』


      『       僕は、そんなに偽善者かい?
             君はそんなに僕のことが嫌いかな。
              だけど、僕はいつも考える。
          人は本当に人を避けて生きていけるのかな?

        僕は、確かにこれまで両親に大切に育てられてきて。
        よく言う苦労、というものを知らないのかもしれない。
         だけど、苦労を苦労と感じる程度は人それぞれで。
        例えば、君が生きてきたその人生も、ある人に言わせれば、
             とても幸せなものなのかもしれない。

   僕は、だからこの訓練ばかりの日々も、苦労とは思わないようにしているんだ。
      この先、きっと、この苦労だって良かった、と思える日が来る。

             僕を、許せない、と思う、君、とも。
          いつかは、ちゃんと向かい合って、手をとって。

             笑い合える日もくる、と思うんだ。

               
               それは遠い未来だろうか。
              それとも、近い未来だろうか。
             例え、遠い遠い未来だったとしても。
           この世で生きている間じゃなかったとしても。

                 僕は、信じてる。

              いつか、また、会える、って。

        その時、きっと、僕らは笑って、今度こそ言えると思うよ。

             「やぁ、友よ」・・・・・・・ってさ?     』



ルイの母親からのメールの締め括りは、『これは、あなたに持っていて欲しいの。いつか手渡せるかしら?』・・・・・だった。
すぐさま返事を送った。お礼の文と、『すぐに送って欲しい・・・・・是非。』と。
本当は手渡して欲しいが、太陽系に還れるのがいつになるかもわからない。
だから、『一時でも早く、「ルイ」を傍におきたい』と言った。

その返事はきっと・・・・・・・・・・・・・・すぐに、来る。

不覚にも鼻を啜って、振り向いたところの扉越しに、ばつが悪そうな表情を浮かべたルナの上目遣い。
片手で顔を隠しつつ、近づいて額を小突いた。

「・・・・・・・お前、本当は、これ、もう見ただろう。」
「・・・・・・・・・・・・・ゴメンなさい・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・仕方ない、か。2人共同で使ってるメールツールだし、宛先も俺とお前の名前だし・・・・・・」
「・・・・・・読み始めてすぐに、やめればよかったのよね。でも・・・・・・」
「まぁ、いい。」

そう言って、照れ隠しにさっさと逃げようとバスルームへ向かいかけたところで、背後からルナに抱きつかれた。

「・・・・・・・・・。・・・・・・大丈夫だから離してくれ。」
「違うの・・・・・・・」
「何だ?」
「違うの。私が・・・・・私が・・・・・・」
「?」

彼女が腰に頬を擦り付けて泣いているのがわかった。
でも・・・・・・これは・・・・・・・・。

「私・・・・・・・・・・なんだか、感動、しちゃって・・・・・・・・・・」

いつもの、同情や共感の涙、ではなく。
・・・・・・・・・それは。

「・・・・・・・・こういうこと、じゃないか?」

ルナに腰を捕まえられたまま、クルリ、と振り返って向かい合った。
涙に濡れた瞳でびっくりしたように見上げてきた、彼女を見返して微笑む。
ルナの腰を引き上げるように抱き寄せた。

「え?」
「ここ。」

片手をゆっくりと、彼女の腹部へ移動させる。
僅かに膨らむ、その命の源に、ルナも視線を移して。

「ルイ・・・・・・・・?」
「ああ。・・・・・・・・・『いつか、また、会える。・・・・・やぁ、友よ。』」
「・・・・・・・・・・・・・っ!!」


抱き締めあう。
2人の間に宿ったこの、命こそ、君、だとしたら。
本当の奇跡が、再びまた、俺達を巡り合わせてくれるなら。

これ以上の幸せ、はない。

今度こそ手をとって、笑って。

共に生きていこう。・・・・・・・・・・・・・・・・・・我が、友、よ。


END

_________________________

eriy

ルイ(故)の話になると暗くなるなぁ。
管理人の勝手な設定で、訓練学校内ではメモリーできるものは全て禁止って・・・どんだけ厳しい学校なんでしょうか(笑)じゃ、この手書きはスルーっすかね?
でも、ベルが手帳を持っていたんだから、全て電子化ってわけではなさそう、と思い、こんな感じを捏造しました。


この話には、ルナ視点のものもありま~す。
いつかお目見えすると思われます。

 


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2 コメント

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20GBですか! (あきのり@SURVIVE)
2009-02-23 23:25:06
こんばんは~

プレステ3購入したのですか!
バイオ5の協力プレイできればご一緒したいです。
ってオンラインやらないんですか(涙)
20GBと60GBもネット接続できますが、20GBの方
は無線がついてなかったと思います。
あとコントローラに振動機能がついていないはずです。

僕は去年40GB買いました。
何か疑問があれば聞いて下さいな!
そんなに詳しくないですけど…(汗)
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頼りにしてます~♪ (eriy)
2009-02-26 01:21:52
コメントありがとうございます。

>あきのり@SURVIVE様

いらっしゃいませ~!バイオ5ねぇ、なんとオンラインで協力プレイ出来ることも知らなかったのですよ(笑)どんだけ疎いんでしょう??
そ~ですか、20GBでも線繋げばネットは出来るってことでしょ~かね?コントローラーもデュアルショック機能はいつもOFFにしてるしな・・・(考えてみればいつも面白みのない方法とってるな)

なんていっても、ゲーム性能より、ストーリー展開が気になるeriyです。クリスVSウェスカー!でも、クレアもレオンも出てくれぇ~~!!(・・・なんか勝手な予想ですけど出なさそう。映画でもう出たからいいじゃん、とか言われそう・・・)

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