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「道の駅」の気になるあれこれ 【関の庄】

2011-09-21 10:07:58 | 食べ物

青森県平川市にある『碇ヶ関』という場所。
この地には、1871(明治4)年に廃止されるまで、参勤交代時の津軽藩の表玄関として関所が置かれていました。 

現在は「道の駅」いかりがせき 関の庄に移転し復元されていますが、実際には5kmほど南下した場所にあったようです。


1586(天正14)年、初代津軽(弘前)藩主津軽為信が秋田比内の浅利氏を攻めた後、大浦城に帰陣するときに設置した「碇ヶ関御関所」
この関所は、敵対する南部氏等の勢力が弘前城方面へ侵入するのを未然に防ぐ役割を持っていました。

また、御本陣を控えた碇ヶ関御関所は城下町のようであり、弘前城の出城としての性格を持ち合わせていたようです。
写真は高麗門といって、平川を渡って関所に入る際、一番初めに通る門でした。
頑丈に作られていて、厳重に警備されていた当時の様子が伝わってきます・・・

 
 



道の駅に併設されている資料館の中に、当時の関所の様子をジオラマで展示しているものがありました。
左上部に写っている水色の部分が平川で、右に向かって順番に高麗門、冠木門と続きます。
 
(※画像クリック

右写真は面番所を再現したもので、ここで厳しい取り調べが行われたようです。

後年、地理学者の古川古松軒(江戸中期~後期)は、著書「東遊雑記」に“武器を飾り厳重なること中々箱根の御番所などの及ぶことにあらず”と記しており、この碇ヶ関御関所がいかに堅固であったかということを窺い知ることができます。

 

 


ということで今回は、復元された碇ヶ関御関所の一部がある「道の駅」いかりがせき 関の庄で、気になるものを見つけてみました

まず訪れたのは、文化観光館。

 


 

1品目は、レジの近くで目を引くカラフルラッピングのこちら ↓
『有平糖』
 
金銀に輝くなめらかな飴でうっすらと包まれていて、噛めばサクサクという独特の食感。
サクサクの中身は落花生・黒大豆・黒ごまの3種類で、どれもあま~いです

渋いお茶やコーヒーなどと一緒にいただくのがオススメ!お茶請けにもってこいの一品です
試食もできるので、お気に入りを買うことができるのも嬉しいですよね♪

 

 


続いて2品目は、こちらの『炭のふ』

老廃物の除去や腸内ガスの吸着などの整腸作用、解毒作用のほか、カリウム・マグネシウムなどのミネラル補給ができるなどの効能があるといわれている食用炭。
そんな食用炭(竹炭)の粉末を麩の生地に混ぜ込んで焼き上げたのが、この“炭のふ”。

見た目は灰色ですが、中身は香ばしいお麩です♪
イカスミラーメンに入れれば黒一色!ですが、自宅ではなかなか作れないので、普通のラーメンやそばなどの汁物に入れて食べるのが一般的でしょうか
健康志向の方には、特にオススメです!

 

 


さて、碇ヶ関御関所は、藩主が参勤交代の際に宿泊する御仮屋でもありました。

ということで、道の駅敷地内には御仮屋御殿という温泉交流施設が併設されており、源泉かけ流しの温泉を楽しむことができます
私も何度か利用したことがありますが、特に最初はヌルヌルのお湯(単純泉[低張性弱アルカリ性温泉])に感動した記憶があります。
 
嬉しいことに無料の足湯もあるので、気軽にお湯を楽しむこともできますよ♪
写真は立派な屋根の付いた「大名足湯」で、その右隣には「足軽足湯」という屋根なしの足つぼマッサージが付いた足湯があります

 

 


時間が正午をまわったところで腹時計が鳴ったので、幟と看板と店員さんの笑顔につられてこちらのお店へ

道の駅敷地内にあるたこ焼きのお店。

 

 


まずは、お店の看板にもなっている自然薯入りのたこ焼きを

9種類もあるので、どれにしようか悩みますが・・・ 迷った末、「ソースねぎたこ」をチョイス。
ねぎのアクセントがきいたふわトロ~の自然薯たこ焼きに、思わず笑みが
 
(※画像クリック

そしてもう一品は、碇ヶ関特産のマルメロを使った「マルメロパイ」。
サクサクのパイの中には、カスタードとマルメロが♪
カスタードの甘みとマルメロの酸味がマッチング~

 

 


さて、東北6県の道の駅では只今スタンプラリーを開催中です
 
参加方法は至って簡単!
東北6県の道の駅で写真のチャレンジブック(※)を購入して、道の駅に置いてあるスタンプを押すだけ。
スタンプが10個以上貯まったら、応募できます
※定価¥300(税込)、うち100円を地震災害復興支援金とします。1人1冊限定。

詳細は、こちらのページで ⇒⇒⇒ 東北「道の駅」連絡会 (イベント情報かHP左側のバナーを参照) 



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§「道の駅」いかりがせき 関の庄§
■住所 青森県平川市碇ヶ関碇石13-1
■TEL 0172-49-5020 / FAX 0172-49-5021
■営業時間 文化観光館 9:00~19:00 (但し11~3月は、9:00~18:00) / 地域特産品直売所 9:00~18:00
■休館日 年末年始
■最寄駅 JR碇ヶ関駅(奥羽本線)/ 駅から徒歩約3分
■HP http://ikarigaseki.com/


by ヴァ♪


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