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青木研って何ですか?

2015-01-01 11:11:00 | インポート
はじめまして。青木研究室です!

国立岐阜工業高等専門学校・建築学科にある1研究室となります。ちょっと説明が必要ですね。

★大学・短大・高専は同じ「高等教育機関」です。

高等専門学校=高専(こうせん)です。NHKでやっているロボコンはご存じかもしれません。
16歳~22歳までの学生がおり、高校+短大部分の5年間を専門分野に特化した一貫教育を行っており、プラス2年の専攻科に進学することで大学卒と同じになることもできます。研究室があり、大学と同様に研究も行っています。

★国立?
国家公務員数を減らすため、国立の大学・高専は、平成16年4月から全て法人化されてしまっています。ただし、「国立大学法人」「国立高等専門学校機構」など、法人格で国立という言葉が残っており、私立と区別するために通称として今も使われています。
※文科省のサイトにも国立と明記されています→http://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/kousen/index.htm

★子どもの研究しているの?
室内環境と健康についてを専門としています。(園のデザイン・平面計画とかではありません)

元々は、「室内環境とアレルギー」を研究しておりました。

子どもに着目。住宅・園内のダニ・カビなどのアレルゲンなどを検査。

年齢的には食物が多い(←建築の範疇でない)

園の先生の声:「最近、カサカサ肌の子が多い」。湿度が問題か?

園内の湿度環境の調査を始める。(2005年頃~)

園の先生の声:「感染症対策が大きな問題」。これも湿度との関わり?

新型インフルエンザの問題2009年(手洗い・うがい以上の対策を!?)

園におけるインフルエンザ対策問題にさらに研究を加速

今に至ります(2017年~)

基本的に、フィールドワーク(調査)を中心として、現場の声に耳を傾けることを研究室のスタンスとしています。
研究者として、「中立的な立場」にいるため、当たり前ですが、特定の製品をおすすめしたりすることは一切ありません。また、フィードバック(調査した情報を還元する)ことを大切に考えています。

また、現在は幼稚園・保育所だけでなく、小学校の温熱環境、重症心身障がい児施設の研究も行っています。

★実績はありますか?
学会発表・論文等の一覧をごらんください(ただし、子ども以外もあります)→こちら
また、青木は、建築関係の学協会だけでなく、日本保育学会・こども環境学会にも所属しています。

★どんな人ですか?
40代の男です。小学生の子どもが2人います。
やさしい先生です。たぶん。

★研究室の学生は
20歳~22歳の学生が所属します。2017年は13人、2018年は9人、2019年は7人います。
大学生に負けないくらい、きっちりと研究しています!



一般の人の方へ向けた情報発信へ

2013-04-19 19:18:00 | インポート
岐阜高専・建築学科の環境研究室(青木研)です。

アレルギー疾患、インフルエンザなど、現在社会問題にもなっている疾患については、室内環境との関わりも強いと言われています。

当研究室では、これら問題に対して、アンケート調査やフィールドワーク(実測)を中心に、実態を把握しつつ、解決手法を検討しています。

近年では「こども」にターゲットをあて、幼稚園や保育所における適切な温湿度環境についても力を入れています。

その成果発表の場は、主に学術的な場でしか行ってきておりませんでしたので、親御さん、幼稚園・保育所の関係者など、一般の方に向けて少しずつ情報を発信していきたいと思います。

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備考※岐阜高専=岐阜工業高等専門学校

高専は高校+短大(大学)の学校です。
高等専門学校(高専)と専門学校は別物です。

高専は本科5年間を一貫教育とし、+2年間の専攻科(大学卒相当)の学生も居ます。

大学や短大と同様の高等教育機関であり、教員も教授、准教授・・・という役職になっています。
工学系ということもあり、多くの先生方が博士号を持っており、研究室も存在します。

ということで、当研究室でも研究活動を行っています。
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研究室の公式サイトはこちら
http://www.gifu-nct.ac.jp/archi/taoki