青い、そらのカケラ

私の大切な毎日。

疲れ気味です。

2008-06-07 02:51:49 | 思うこと。
私の父は、テンくんに私の障害が遺伝したことを未だに認めていません。

「あいつは大丈夫だ」
「あいつは大丈夫だ」

ばかり、電話で言います。

はぁ。
疲れた。

たとえばテンくんが障害者であろうとなかろうと、それがどんな問題なの?
たとえばテンくんが障害者でも、それが原因で彼のこれからの人生に暗雲がたちこめるわけでもないし、これから先「かわいそう」なわけでもないし、ただ、障害があるんです、あぁ、そうなんですか、っていうレベルのことだと思うんだけどなぁ。障害者だとか、障害者じゃないとか、そんなことは問題じゃないと思うのだけど、生きていくうえで。どう生きるか、だと思うから。その人生をどう、生きていくか、それは当人の問題であって、それを少し手助けしていくのが親だと思っているのだけど。

「お前のことは普通に育てた、それでも大丈夫だったんだから、○○(テンくんの名前)も普通に育てて大丈夫だ」

というけれど、
だから私はたくさんの骨折をしたんだよ。
普通に、普通に、それにこだわったから、私はマット運動や組み体操、鉄棒やプールで恐ろしい思いをたくさんし、きっともっと早くに私を障害者だと認めてくれていたならしなくても済んだであろう骨折をたくさんしたんだよ。でも今は、それらがあったから今があると思えるから、結果的にはいいのだけどね、でもね、普通に育てることがいいことばかりだとは、決して言えないと、私は思うんだよ。そもそも普通の定義ってなに?障害がある現実を、無視すること?今、私たちがテンくんを育てている、その育て方も、私たちには「普通」なんだよ。

骨が弱いなら弱いなりに、しなくていい痛い思いはさせないで育てたいし、だって骨が弱くても、人生真っ暗じゃないよ、決して。真っ暗にするかどうかは、本人次第。どう生きるか、だから。

はぁ。どうやって付き合っていこうかなぁ。毎回、毎回、まだ座れないのか、しょうがねぇなぁと言われ、大丈夫だ、○○(テンくんの名前)は普通だ、と言われ、わんわんやにゃあにゃあはわかるようになったか、なんだ、まだか、と言われ、少し、疲れました。かわいがってくれるのはありがたいし、とてもうれしいけれど、あまりに口出しすぎるのはどうかと思うのです。電話がかかってくると、ものすごいパワーを使います。はぁ。疲れました。

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