日々雑感  ~ 青亀恵一

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強風被害

2010-03-21 14:58:20 | 環境
強風被害





「春一番」

寒かった長い冬を吹き払うかのように、
「春一番」が吹き、
同時に、穏やかな暖かい春の訪れを感じていたのは、
何か、過去のことのように感じられ始めた。

今、各地での強風被害が報じられている。

「九州北部に強風被害、北九州市で1人死亡」
「強風で日航が国内線66便欠航 全日空は40便」
「東日本、夕方にかけ暴風の恐れ 千葉で風速38メートル」
「強風で運休相次ぎ、ダイヤに乱れ…JR京葉線など」
・・・・・・・・・


この強風被害報道、連日のように行われているようだ。

それだけ、この時季の天候異変の様子が激化したのだろうか。
確かに、当地でも、強風・暴風雨の天気がしきりである。

今年は、特にその頻度が高いように感じる。


当地では、農業施設関係がその被害を受けることが多い。

強風の隙間を見て、畑地の確認に行ったが、
見た限りでは、被害はなさそうである。

また、この強風による被害は、路地栽培の野菜にも被害をもたらす。
葉もの野菜等は、製品価値がなくなる場合も少なくない。

また、根もの野菜でも被害は少ないながらも、
痛んだ葉等から病原菌の進入被害をもたらすこともよくある。

一方、本町に設置した風車は、しっかりと発電中である。


自然相手の農業というものは、
常にこのような危険性をはらんでおり、
安定収入の確保が脅かされる。

なかなか、後継者を薦めがたい理由のひとつである。

施設農業で確実な収穫を保持することが必要になる。
そうなると、ますます農業が集約化され、
荒廃農地も増えやすい。

農業者の高齢化は、それに拍車を掛けて農業環境を厳しくする。

今、地方においての産業を見たとき、
資源であるこの農地を生かし、
農業を生業として再生することは、
ひとつの面から、地方を守ることになるのではないだろうか。

そのような政策が、抜本的になされることが求められる。

自然環境でも、社会経済環境でも、
厳しい状況に置かれている農業。

何とか、再生したいものである。
総力をあげて・・・・・






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1 コメント

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Unknown (Jazz好き猫娘)
2010-03-22 11:04:42

実にそうですよね。
自然災害による農業の被害状況を
聞く度、『大変だなぁ』と他人事
の様につぶやいておりますが…、
実は、価格の高騰に繋がり家庭の
財布に影響してくるんですから、
困ったものです。(_ _)y-~~
都会では、ビルの地下栽培や
バイオ栽培等の取り組みをされて
いる様ですが、オッツキませんも
んねぇ~っ!( ̄ロ ̄)y-~~~
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