日々雑感  ~ 青亀恵一

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暖冬異変の影響 ?

2007-05-20 08:10:43 | 環境
暖冬異変の影響 ?

この冬は暖冬で、われわれとしては、
暖房費の減少や除雪によるさまざまな経費、労働を免れた。

良いことのようだが、1年間を見た場合、
そして、もう少し長期的に見た場合は、喜んでもいられない。

いつも水が不足する四国では、早くも、取水制限が始まり、
首都圏でも、ダムからの補給が平年より早まる見通しと報道。

地元の新聞でも、「田植え時、水が無い」との見出しで、
水不足の警戒記事を載せている。

日本海新聞 田植え時、水がない 日野川流域水不足の恐れhttp://www.nnn.co.jp/news/070517/20070517001.html

その理由は、積雪が少なかったうえに、
3月~4月は全国的に少雨となったこと。

そして、次に来るものは梅雨だが、
気象庁は最新の3カ月予報で平年並みとの予想を出した。
ただ、この夏は梅雨明けが早まる可能性を示唆する。
夏の渇水のかぎをにぎる梅雨の降水量についても危惧される状況である。


われわれの生活は、気候・気象によって左右される。
日本でも、積雪のある地域、ない地域があるが、
それを前提として、生活スタイルを営んできた。

その前提が崩れた場合は、どうだろう。
一時的なメリットもあることも有るが、
基本的な生活のスタイルを
大きく狂わせてしまうことになるのではなかろうか。


雪が降って当たり前の所は、降るほうが良く、
そうでない所は、雪が降れば大いに困るのである。

この気候の異変は、一時的なものか、
あるいは、根本的に地球のバランスに支障を来たして
起きたものか分からないが、
少なくとも、疑いのある要因の除去には努めなければならない。


「ゆでカエル」という言葉がある。
水温からゆっくり加熱していった水の中のカエルは、
耐えられない温度になっても飛び出すことなく、熱死してしまう。

逆に熱い水に放り込まれたカエルは、
あわてて飛び出て、助かるという話がある。

この話は、いろいろなものにも当てはまるような気がする。

地球温暖化問題。

今は、どっちの状況だろうか・・・・・


朝日 「ラニーニャ現象」で猛暑・渇水の恐れ 2007年5月13日
http://news.goo.ne.jp/article/asahi/nation/K2007051202180.html?fr=rk





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