雑話拾遺(視線)
視線を感じて、ふと振り向くことは、無いだろうか。
そうしたらばったり、目が合った。
あるいは、ジッーと見つめていたら、急に向き直られて、
あわてて、目をそらしたことはないだろうか。
多分、誰にもそのような経験があると思う。
視線が何らかのエネルギーを送って、相手が気づくのか。
そうであれば一つの超能力である。
その実験をおこなった人がいる。
スタンフォード大学の心理学者 故ジョン・エドガー・クーヴァー氏。
学生に聞くと、77パーセントもの学生が、
誰かに見つめられると、確実にそれがわかると述べたという。
■ 実験
まず、学生の被験者を机に向かって座らせる。
後ろにいるクーヴアーは、サイコロを一つ振り、
見つめるか見つめないかを決める。
もし偶数だったら被験者を見つめ、
奇数だったら目を閉じて風景を思い浮かべるようにする。
学生が当てずっぽうに答えても、ほぼ半分は正答になるはずだ。
さて、実験の結果である。
被験者には、全部で1000回答えさせた。
うち正答だったのは、502回であった。
確率どおりで、別の力が働いていないということになる。
学者的な実験で、人間の強い意識というものを
考慮に入れていない実験であり、
鵜呑みにはできない。
そして、
何人のどのような人を被験者として
行った実験なのか分からないので、
結論付けはできないが、
実験結果としては、
自意識による思い込みがそうさせるということだ。
自分の意にならないことが、
たまたま、自分の意の通りの結果になると、
そこに何らかの別の力を感じてしまう。
自らが作り出した幻影に、
自らを誘導するのかもしれない。
人間は、さまざまな錯覚や幻影によって
左右されることも多い。
それが良い方向へ向かううちは、
自己の向上に向かうが、
逃げの世界に入ったり、欲の追求に陥ったりすると
思わぬ失態をしでかす。
やはり、根というものはしっかりしていたいものだ。
ただ、視線にはパワーがあると思いたい。
思いを込めて見つめることは、
大きな力となりうると思うが・・・・・
視線を感じて、ふと振り向くことは、無いだろうか。
そうしたらばったり、目が合った。
あるいは、ジッーと見つめていたら、急に向き直られて、
あわてて、目をそらしたことはないだろうか。
多分、誰にもそのような経験があると思う。
視線が何らかのエネルギーを送って、相手が気づくのか。
そうであれば一つの超能力である。
その実験をおこなった人がいる。
スタンフォード大学の心理学者 故ジョン・エドガー・クーヴァー氏。
学生に聞くと、77パーセントもの学生が、
誰かに見つめられると、確実にそれがわかると述べたという。
■ 実験
まず、学生の被験者を机に向かって座らせる。
後ろにいるクーヴアーは、サイコロを一つ振り、
見つめるか見つめないかを決める。
もし偶数だったら被験者を見つめ、
奇数だったら目を閉じて風景を思い浮かべるようにする。
学生が当てずっぽうに答えても、ほぼ半分は正答になるはずだ。
さて、実験の結果である。
被験者には、全部で1000回答えさせた。
うち正答だったのは、502回であった。
確率どおりで、別の力が働いていないということになる。
学者的な実験で、人間の強い意識というものを
考慮に入れていない実験であり、
鵜呑みにはできない。
そして、
何人のどのような人を被験者として
行った実験なのか分からないので、
結論付けはできないが、
実験結果としては、
自意識による思い込みがそうさせるということだ。
自分の意にならないことが、
たまたま、自分の意の通りの結果になると、
そこに何らかの別の力を感じてしまう。
自らが作り出した幻影に、
自らを誘導するのかもしれない。
人間は、さまざまな錯覚や幻影によって
左右されることも多い。
それが良い方向へ向かううちは、
自己の向上に向かうが、
逃げの世界に入ったり、欲の追求に陥ったりすると
思わぬ失態をしでかす。
やはり、根というものはしっかりしていたいものだ。
ただ、視線にはパワーがあると思いたい。
思いを込めて見つめることは、
大きな力となりうると思うが・・・・・