「あと」さんから、「減点法と加点法」に、湯梨浜の運転免許試験場移転についてご意見がありました。
「あと」さんは、地盤の沈下を危惧しておられます。
免許センター予定地は、東郷湖周辺であり、その敷地の沈下は、避けられない。
という記事です。
「減点法と加点法」のトラックバックを参照。
私も建築に携わる者として、同様の危惧の念を持っています。
東郷湖周辺は、山がさし迫ったところ以外は、土地の沈下は避けられないということを聞いています。
実際、過去にそのような事例の修復工事を担当したこともあります。
東郷湖周辺の住宅でも、やはり、不同沈下を懸念して、地盤改良やべた基礎で対応したこともあります。
湯梨浜に、運転免許試験場に移した場合、おっしゃるように、多くの問題をクリアーしなければなりません。
多くの問題をクリアーするということは、多くの費用がかかるということです。
建物は、当然杭を打って、固定しますので、沈下はありません。
鉄骨造り等の軽量な建物の場合、地盤のしっかりしたところなら、杭がいらない場合がありますが、あの場所なら、どのような軽量の建物でも、必ず杭は必要です。
そして、試験コースにしても、当然、大規模な地盤改良の措置が必要でしょう。
その地盤改良が確実に不同沈下を阻止するかといえば、疑問に思います。
建物と同じように、杭などのしっかりした支持の確保が必要であるのでは。
その費用は、相当なものでしょう。
このような大規模な地盤改良は、土木の分野で、残念ながら専門的知識を持っていませんが。
また、コースの修復などのために、過剰なランニングコストも、予想しかねません。
検討委員会は、建設コンサルタントに諮問して、建物を除く事業費が、
湯梨浜県有地―――5億7千万円
現在地拡充――――6億5千7百万円
妻波民有地――――10億5千9百万円
かかることを根拠にしています。
この中に、そのことも十分、含んでいるのでしょうか。
詳細な資料を公開していただき、利害関係のない、第三者の専門家が検討しなければ、分からないでしょう。
この委員会も、直前のブログで取り上げた「先に、結論ありき」の委員会ではなかったのかとの疑問も感じないわけでもない。
「10年後には、モトクロスのコース」になっていないことを祈るのみである。
検討委員会の評価結果一覧表を画像としてUPします。
以下、検討委員会の報告書(一部)です。
鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討結果について
1鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討委員会の検討結果
湯梨浜町県有未利用地が鳥取県自動車運転免許試験場整備地として適当
2 検討経緯
(1)平成17年5月17日から9月12日までの間に計4回の委員会を開催した。(別紙1)
(2)3箇所の候補地についての妥当性を検討した。
(3)関係自治体からのヒアリングを実施した。
(4)項目等の設定を行った。
・整備侯補地に対する評価項目を設定(大項目3、中項目10、小項目20)
・各委員が各項目への配点(各委員持ち点100点)
・評価基準(評価項目の具体的内容)
・評価指標の設定(評価項目の具体的な内容を尺度化したもの)
・総合評価方法の設定
3 評価方法
(1)評価項目の設定
(2)各項目への配点
各委員が項目の重要度を判断し配点
(3)評価指標の設定
各委員が評価基準を基に評価指標を設定
(4)評価
侯補地検討資料は、不動産鑑定士の意見や建設コンサルタントの調査資料を参考とした。
(5)総合評価方法の設定
評価については、「委員の評価点による順位」、「7名の委員の評価点合計」による順位等の方法により出た結果を検討し侯補地を選定した。
4 評価状況
(1)県民の利便性
試験場までの公共交通機関の利便性や道路状況の周辺のサーセス施設の状況について評価した。
委員の評価は、現在地はJR (松崎駅のこと?) から徒歩で行けること、周辺にコンビニ、飲食店、宿泊施設等があることから評価が高かった。
(2)県民の負担
県民の負担については、事業費、業務への支障、敷地の有効活用等について評価した。
委員の評価は、湯梨浜県有地が評価が高く、次に現在地拡充、妻波民有地の順となった。
【事業費】(建設コンサルタントによる調査結果。庁舎建設費を除く。)
湯梨浜県有地570百万円、現在地拡充657百万円、妻波民有地1059百万円
【業務への支障】
現在地の拡充は、工事を行いながら試験業務を遂行した場合には、騒音や振動等により利用者に影響を及ぼす恐れがあるとの建設コンサルタントの調査結果であった。
(3)県民生活環境への影響
県民生活・環境への影響については、自然環境、地域住民生活への影響及び地域経済への波及効果について評価した。
委員の評価は、地域住民生活への影響について、移転による地域住民へのプラス影響が考えられる湯梨浜県有地がやや高かった。
以上、検討委員会の報告書(一部)です。
「あと」さんは、地盤の沈下を危惧しておられます。
免許センター予定地は、東郷湖周辺であり、その敷地の沈下は、避けられない。
という記事です。
「減点法と加点法」のトラックバックを参照。
私も建築に携わる者として、同様の危惧の念を持っています。
東郷湖周辺は、山がさし迫ったところ以外は、土地の沈下は避けられないということを聞いています。
実際、過去にそのような事例の修復工事を担当したこともあります。
東郷湖周辺の住宅でも、やはり、不同沈下を懸念して、地盤改良やべた基礎で対応したこともあります。
湯梨浜に、運転免許試験場に移した場合、おっしゃるように、多くの問題をクリアーしなければなりません。
多くの問題をクリアーするということは、多くの費用がかかるということです。
建物は、当然杭を打って、固定しますので、沈下はありません。
鉄骨造り等の軽量な建物の場合、地盤のしっかりしたところなら、杭がいらない場合がありますが、あの場所なら、どのような軽量の建物でも、必ず杭は必要です。
そして、試験コースにしても、当然、大規模な地盤改良の措置が必要でしょう。
その地盤改良が確実に不同沈下を阻止するかといえば、疑問に思います。
建物と同じように、杭などのしっかりした支持の確保が必要であるのでは。
その費用は、相当なものでしょう。
このような大規模な地盤改良は、土木の分野で、残念ながら専門的知識を持っていませんが。
また、コースの修復などのために、過剰なランニングコストも、予想しかねません。
検討委員会は、建設コンサルタントに諮問して、建物を除く事業費が、
湯梨浜県有地―――5億7千万円
現在地拡充――――6億5千7百万円
妻波民有地――――10億5千9百万円
かかることを根拠にしています。
この中に、そのことも十分、含んでいるのでしょうか。
詳細な資料を公開していただき、利害関係のない、第三者の専門家が検討しなければ、分からないでしょう。
この委員会も、直前のブログで取り上げた「先に、結論ありき」の委員会ではなかったのかとの疑問も感じないわけでもない。
「10年後には、モトクロスのコース」になっていないことを祈るのみである。
検討委員会の評価結果一覧表を画像としてUPします。
以下、検討委員会の報告書(一部)です。
鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討結果について
1鳥取県自動車運転免許試験場整備地検討委員会の検討結果
湯梨浜町県有未利用地が鳥取県自動車運転免許試験場整備地として適当
2 検討経緯
(1)平成17年5月17日から9月12日までの間に計4回の委員会を開催した。(別紙1)
(2)3箇所の候補地についての妥当性を検討した。
(3)関係自治体からのヒアリングを実施した。
(4)項目等の設定を行った。
・整備侯補地に対する評価項目を設定(大項目3、中項目10、小項目20)
・各委員が各項目への配点(各委員持ち点100点)
・評価基準(評価項目の具体的内容)
・評価指標の設定(評価項目の具体的な内容を尺度化したもの)
・総合評価方法の設定
3 評価方法
(1)評価項目の設定
(2)各項目への配点
各委員が項目の重要度を判断し配点
(3)評価指標の設定
各委員が評価基準を基に評価指標を設定
(4)評価
侯補地検討資料は、不動産鑑定士の意見や建設コンサルタントの調査資料を参考とした。
(5)総合評価方法の設定
評価については、「委員の評価点による順位」、「7名の委員の評価点合計」による順位等の方法により出た結果を検討し侯補地を選定した。
4 評価状況
(1)県民の利便性
試験場までの公共交通機関の利便性や道路状況の周辺のサーセス施設の状況について評価した。
委員の評価は、現在地はJR (松崎駅のこと?) から徒歩で行けること、周辺にコンビニ、飲食店、宿泊施設等があることから評価が高かった。
(2)県民の負担
県民の負担については、事業費、業務への支障、敷地の有効活用等について評価した。
委員の評価は、湯梨浜県有地が評価が高く、次に現在地拡充、妻波民有地の順となった。
【事業費】(建設コンサルタントによる調査結果。庁舎建設費を除く。)
湯梨浜県有地570百万円、現在地拡充657百万円、妻波民有地1059百万円
【業務への支障】
現在地の拡充は、工事を行いながら試験業務を遂行した場合には、騒音や振動等により利用者に影響を及ぼす恐れがあるとの建設コンサルタントの調査結果であった。
(3)県民生活環境への影響
県民生活・環境への影響については、自然環境、地域住民生活への影響及び地域経済への波及効果について評価した。
委員の評価は、地域住民生活への影響について、移転による地域住民へのプラス影響が考えられる湯梨浜県有地がやや高かった。
以上、検討委員会の報告書(一部)です。
一向に構わないと思います。
というより推奨します。
議員はもっと自分の意見を語るべきである。
それが選挙民への責任。
個人Blogは公の場ではありません。
もちろん誰でもが閲覧できる環境であることはいうまでも無い。
Blogの言葉尻をとられることを恐れて萎縮なんかしないでください。
以後、気をつけます。
誤解のないように気をつけながら、コメントさせていただきます。
多くの人が見るということですので、もし、その多くの人が言葉尻をとるようであれば、私の表現が適切でないということですので、それを含めて甘受しなければならないとも思います。
が、WEBは公の場なので言葉尻で揚げ足を取られないように気をつけたほうが良いかと思いますよ。
委員については、
その人たちを氏名も含めて知らないので、
選考にどのような意図があったのか、
分かりません。
しかし、検討会をつくるということは、そのような意図がたぶんにあるから、つくるということは、いえるのでは。
と考えるのが、一般的であると思います。
そうした時、どのような委員にお願いするかです。
すべて推測の域ですが・・・・
免許試験コース予定地は地盤が悪いので
デコボコになり
「モトクロス用のコース」みたくならないことを祈る。
確かにその危険性は大なのではと思います。
委員7名、それは想定内なのか?
非常に甘いぞそれは、緊急提言願いますよ。
上記文の意図は何でしょうか?
ばいくのりとしてはきになる一文です。