日々雑感  ~ 青亀恵一

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子どもについて

2006-09-07 09:16:12 | 社会
子どもについて

昨日は、秋篠宮家に長男の親王が誕生され、
日本のみならず、世界でニュース報道された。

日本では各地で慶事を祝うパフォーマンスや
早速、商売に結びつけたり、経済効果をはじいたり、
話題に尽きない。
素直に無事のご出産を祝い、
お健やかなに成長されることを祈念する。

その一方で、子どもが被害者になったり、
加害者になったりする事件があとを絶たない。

昨日も、兵庫の西宮で2歳の女の子が連れ去られ、
大怪我を負わされて発見され、
近所の24歳の看護士が
被疑者として逮捕される事件が発生した。

また、名古屋では中学生が母親の背中を
何回もめった刺しし、逮捕された。

このようの事件はあとを絶たない。

被害者にも、加害者にもなる子ども。

そのような社会が今の社会である。

何が欠けているのか。
子どもとは社会にとって何なのか。

真摯に考えて子どもを守らなければならない。

子は宝、社会の宝、国の宝という掛け声とは裏腹に
子どもの回りの環境は厳しい。

その居場所を求めて泣いている子どもは少なくないのではないか。
ギリギリの世界で一生懸命(一所懸命)、心身を削りながら
生きている子どもが増えているのではないかと感じる。

先日新聞に里親制度の記事が出ていた。
里親になる人が少なくて、困っているということだ。
厚生労働省の2003年2月の調査によると
要保護児童約3万8000人のうち、
里親委託児童は6・5%の2454人でしかないという。

また、地域社会においても、あいさつ運動と称しながら
朝夕の立ち番で、子どもにあいさつをしている姿は見かけるが、
普段の登下校時に、
積極的に子どもにあいさつをしている大人の姿をあまり見ないし、
あいさつする人も特定化される。

また、朝夕の立ち番でも、
おしゃべりに夢中であいさつを忘れている母親を見ることも少なくない。

先の兵庫の西宮で女の子が連れ去り事件では、
母親が近くにいたのであるが、
事件には気づかなかったという失態がある。

国の政策から、地域の対応や家族の対応にも、
子どもを守る、しっかり一人前に育てるという意識が
薄れているのではないかとも感じる。

「子は宝」
実感する。
そのような宝をしっかりサポートする社会でありたい。

個人の力としては、微力ながら、それが集約したときは、
大きな力になるのではないかと思っている。

自ら、少しでも・・・という意識がよりよい社会を作っていくのでは・・・。


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