今日の川柳
ボス来るキウイの孤高安堵せり
ぼすきたるきういのここうあんどせり
ゼレンスキーの思いががひしひしと伝わってくる。
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レポートをフェイクと見破る教授力
れぽーとをふぇいくとみやぶるきょうしりょく
大学生のレポートもAIが作れる時代。
本人が書いたものか、AIが作成したものか見極める眼力が必要。
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アバターに旅の代理はさせらねぬ
あばたーにたびのだいりはさせらねぬ
こればっかりは。
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ヨーロッパ青春ドライブ紀行
1972年7月30日(月)~8月27日(土)
8月19日(土)
ベルン→シャモニー 走行距離73k
薬が効いたのか、頭痛はとれた。
ホテルといっても名ばかりの小さな宿を、午前9時に出て、シャモニーへ向かう。
天気は相変わらずよくない。
途中で小学生からなる団体バスに追いつく。陽気な子どもたちだ。
午前10時30分、シャモニー着。
道路端に車を止め、世界一高い高所(3842m)まで行くというケーブルに乗る。
かなり寒い箇所であるもの全て着て乗り込んだ。
終点のエギュードミディまで往復30F(1800円)。
中間駅で乗り換える。
ケーブルの規模は大変大きく、一つの箱にゆうに50人が乗れるほどの大きさ。
ケーブルの勾配も大変急で、斜度は30度もあろうか。
辺りは霧に包まれているがガスの切れ目から目前に迫る岩肌が下へ下へと流れ去っていく。
中間駅の気温は0度。標高は2500m。
シャモニーの町がはるか下に見える。
中間駅からのケーブルは、それまでのものに比して半分ほどの大きさ。
いよいよエギュードミディに向かう。
視界は全くきかない。
終点は氷点下の銀世界。
しかし視界がきかないので高所の実感がない。
あるとすれば軽い高山病か頭痛で頭がグラグラすることか。
休憩所でコーヒーを飲みながら待つこと約2時間。
霧の切れ目が数回あったが、モンブランは見えず。
シャモニーの町がかすかに見える程度。気温はマイナス5度。
風も冷たく残念ながら下へ降りることにした。
シャモニーの街は有名観光地らしく、観光客や登山客、避暑客でごったがえしている。
日本人の姿も多い。
簡単な昼食(ホッドドッグ、フランス風お好み焼き:中味はジャム)をとる。
さらに車で30分ほどのArgentine へ。
Zimmer らしき宿がないので、ホテルへ。一人19F。(1200円弱)。
デラックスな設備ないが、ふつうに泊まるだけなら、こちらでは格安のホテルがけっこうある。
こちらのホテルは空き室があれば、飛び込みでも歓迎してくれる。
ホテルの従業員も洗練され、丁寧に対応してくれる。
日本でよく聞く話だがフランス人は話せても英語はしゃべらないというのは、ホテルに関しては嘘。
きちんと話し、聞いてくれる。
それから観光地では英語も可。
市民のなかには、しゃべれない、しゃべらない人はいるかもしれない。
夕食はフルコースをとる。
値段が気になるが、それはそれでまた明日の話。
~続く~