今日の川柳
大雪も淡雪となり時は春
おおゆきもあわゆきとなりときははる
予報官の面目も立ち・・・。
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ボロ句でも枯れ木の賑わい冊子なる
ぼろくでもかれきのにぎわいさっしなる
年が明けると去年の投稿句(365×3句:42P)を集めた自家製本をつくる。
日頃懇意にしていただいてる方へ送り、(無理矢理)読んでいただいている。
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できるうちが花ですあなたスクワット
できるうちがはなですあなたすくわっと
と言われる昨今。
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ヨーロッパ青春ドライブ紀行
1972 年7月30日(月)~8月27日(土)
(10)
8月8日(水) 走行距離 439k
ローテンブルグ→レーゲンブルグ→ニュルンベルグ→パッソウ
昨晩泊まったZimmerは快適だった。
二階の部屋、フカフカのベッド。自宅で一番よい部屋を提供していただいている。
特に夕食時に出してもらった白ワインはおいしかった。
午前9時、宿発。ロマンス街道を一路レーゲンブルグへ。
このロマンス街道はその名の通り、小さな田舎町をつないでいる。
道の両脇は小高い丘陵、森、畑を残している。
街中の家々にはベランダにベゴニア、ゼラニュームを飾っていて、家々の白亜の壁と調和している。
レーゲンスブルグでロマンス街道と別れ、アウトーバーン経由ニュルンベルグへ。
休憩を兼ねてショッピング。スラックス付のジャケットを69マルクで買った。
再びアウトバーンを利用してパッソウへ。
この道はドナウ河沿いにあり「ドナウ河のさざ波」を口ずさみながら運転。
無事パッソウ着。
パッソウはオーストリア国境すぐ近くにある街である。
川幅がまだ狭いドナウが流れ、石畳を敷き詰めた狭い街路が縦横に走り、趣十分な街である。
ここからリンツまでドナウを遡る遊覧船が出ている。
今日の宿泊はドナウ沿いでキャンプを予定しているが、格好の場所がないので、ユースを探す。
幸い道から小高い丘の上にある格好のユースを見つけけることができた。
なんとそのユースは古城(シュターレック城)である。
ローギアを使い急な坂を上る。
そのユースのペアレントは、大変陽気な人で我々を歓迎してくれる。うれしい。
到着が少し遅くなったので夕食は簡単なもの(パン、バター、ソーセージ、テイー)しかなかった。
食事後、米国からやってきた美人の女性教師と女子学生(ミシガン大学)と歓談。
英語にも慣れ、冗談も言えるようになった。
米国でも学生と教師間のトラブルがあるとのこと。世界共通の現象か。
部屋は城の上部の塔にあり、12畳位の広さ。
窓からはドナウの流れを見下ろせる最高の環境。
城主になった気分を味わう。 23時就寝。
~続く~