いろいろあるけど♪

気になる話題・趣味など

埼玉の秘境にムーミンパーク…北欧流に勝算は?

2019年03月10日 09時11分54秒 | 本日の我が家の話題
フィンランドの人気童話「ムーミン」をテーマとする「ムーミンバレーパーク」が3月16日、埼玉県飯能市の宮沢湖畔でグランドオープンを迎える。9、10日には、同市へのふるさと納税寄付者らを対象に先行開業。ムーミンの物語を再現した施設をのんびりと体験できるのが「売り」だ。ドキドキの絶叫マシンや大型アトラクションなどはなく、“ほっこり型”のテーマパークに勝算はあるのか。テーマパーク研究家の芳中晃氏に解説してもらった。

埼玉の秘境にムーミンパーク…北欧流に勝算は?
「エンマの劇場」でショーを演じたムーミンのキャラクター(3月5日)
◆世界初進出は飯能市
 ♪ねえムーミン こっちむいて はずかしがらないで……

 藤田淑子さんの歌でおなじみのムーミンをメインキャラクターとするテーマパークが3月16日、埼玉県飯能市にグランドオープンする。作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドにある「ムーミンワールド」以外では、日本が世界初進出となる。

 テーマパークの総敷地面積は25.7ヘクタール。開業に向け、建設主体の投資会社「フィンテック グローバル」(東京都港区)は、そのうち約18.7ヘクタールの土地を西武鉄道から6億円で取得した。

 運営する子会社の「ムーミン物語」(東京都品川区)によると、二つの施設で構成されるという。2018年秋に先行開業した飲食店や物販店が並ぶ無料エリア「メッツァビレッジ」(16.3ヘクタール)と、その隣りに開業する有料エリア「ムーミンバレーパーク」(7.3ヘクタール)だ。

 総事業費は150億円。年間100万人の集客を見込んでいる。

埼玉の秘境にムーミンパーク…北欧流に勝算は?
飯能市の宮沢湖
◆自然の中でのんびり、ほっこり
 メインエリアの「ムーミン谷」には、スナフキンやミイらおなじみのキャラクターによるショーが楽しめる野外ステージ「エンマの劇場」、ムーミン一家の住まいを再現した「ムーミン屋敷」、体感型シアター「海のオーケストラ号」などを設置する。

 アスレチックやツリーハウスがそろう「ヘムレンさんの遊園地」、ワイヤロープで湖面を滑空する「飛行おにのジップラインアドベンチャー」など、来場者が自然と一体になって楽しめる施設もある。ムーミン関連の企画展が開かれる展示施設「コケムス」は、北欧雑貨やムーミングッズを集めたセレクトショップとレストランが併設されている。

 東京ディズニーリゾート(TDR)、ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)、ハウステンボス、レゴランド……。話題のテーマパークは映画やアニメのキャラクターを前面に打ち出し、派手なアトラクション、華やかなパレード、きらびやかなイルミネーションなどで盛り上げ、人気を集めている。

 ところが、ムーミンバレーパークは、埼玉の“秘境”とも言える飯能市の湖のほとりにあり、のんびりとした自然の中で心と体を解き放ち、“ほっこり”するという趣向だ。新しいタイプのテーマパークに勝算はあるのだろうか。

次ページは:◆テレビアニメで人気者に
前へ
1
2
3
4
次へ
1/5ページ

【関連記事】
名古屋「レゴランド」緊急値下げと次の一手
星野リゾートがディープな大阪に進出する「ホンマの理由」
「どうせなら最下位」自虐に走る茨城と名古屋
お土産がスーパーの商品でも“がっかり”されないワケ
「あこがれの温泉1位」由布院、人気の“源泉”

最終更新:3/10(日) 7:04
読売新聞オンライン

記事の続き、元記事はこちらから


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「サバ缶」大ブームでも水産... | トップ | 落合博満氏の長男福嗣が声優... »
最新の画像もっと見る

本日の我が家の話題」カテゴリの最新記事