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メイ英首相、信任もいばらの道=与党内の亀裂鮮明

2018年12月13日 12時50分06秒 | 本日の我が家の話題
【ロンドン時事】メイ英首相は12日、与党・保守党の不信任投票をはねのけ、党首としての信任を得た後、ロンドン中心部の首相官邸前で「長く苦しい一日だった。支持を得ることができてうれしい」と第一声を発した。

 ただ、欧州連合(EU)離脱をめぐる党内の亀裂は予想以上に大きく、深かった。首相の表情は精彩を欠き、今後もいばらの道が続くことを予感させた。

 「今夜の投票結果は『信任』だ」。議会の一室に参集した首相支持の同党議員らは、投票結果の発表を割れんばかりの拍手で歓迎した。その後、同党議員の約3分の1に当たる117人が投票で首相に反旗を翻したことが判明すると、ムードは一変。首相官邸は当初、造反組が「70人程度」(議員)にすぎないと高をくくっていたようだ。

 政権幹部は「全員が支持する党首はいない」「明確な勝利だ」などと擁護。首相は「大勢が不信任を投じた」と認めた上で、信任により離脱を成功させる「新たな使命」を授かったと主張した。

 これに対し、投票を実現させた強硬離脱派を束ねるリースモグ議員は、国民がEU離脱に何を期待しているかについて「首相は理解しておらず、判断を誤った」と即時辞任を要求。離脱か残留かを問う国民投票の再実施を求める残留派の一人も「(政府の役職に就いていない同党)議員の多数は首相を支持していない。(離脱)方針を変えるべきだ」と言い放ち、責任政党としてのまとまりが党内で欠如している実態が鮮明となった。 

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最終更新:12/13(木) 10:14
時事通信

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