亡くなった両親の事を思い出していました。
1歳11ヶ月で障害を持ってしまった私の看病をずっと続けて来た父と母でしたが、父がうつ病に加えて認知症、老化、また持病の悪化で倒れてから、母と共に20年以上看病を続けました。
現在は両親ともに他界し、歩行に支障がある私が、娘達の車イス介助や介護を受けています。
介護する方と受ける方の両者の立場を考えると、いたたまれなくなってしまいネガティブ思考になりがちなんですが、やはりどちら側になっても、「説得」より「納得」 が関係を保つ事は実感しています。
看病にマニュアルはあっても、マニュアル通りには、殆どの場合が行かないと思います。
いつ想定外の何が起こるのかもわからない。
「ケセラセラ」
なるようになるさの精神で、図太いくらいに広い心で接してないと、自分が押し潰されてしまいます。
ヘレンさんのように責任感が強くて優しいか方だから、自分に厳しい方だからこそ、頑張りすぎたのでは?
身内でも他人でも、行政、民間、とにかく協力者を見つけて下さい。
決して一人で背負わないで下さい。
我が家の場合、特に母は会社の代表でもあり、一家の大黒柱がうつ病や認知症とは言ないと頑なに、隠そうとして父のそばを離れようとしませんでした。
信頼が無くなる、世間体が悪い、恥ずかしいと言う気持ちが、介護の邪魔になりました。
病人の症状を悪化させ、介護側の人の心や身体までも壊してしまいました。
私はその間、看病を手伝いながら、影でこそこそ専門医と入院の手筈を整えていました。
悪者になるのは平気でしたが、父が泣きながら拒み続け、何重にも鍵のかかる病棟に、両脇から抱えられ連れて行かれる後ろ姿は、今も忘れられません。
喧嘩しても良いから、もっと早く違う向き合い方を、皆で話し合って助け合っていたら…。
後悔してもしたりないくらい後悔したけど、父が自分を取り戻してくれた時期も何度かありました。
その頃母も重い病を抱えていました。
「2度わらべ」と言う言葉を、今日のサタプラで初めて知りました。
ヘレンさんのお話にも、お医者さんのお話にも、思い当たる事がいっぱいあって、イチイチが納得でした!!
私も認知症を心配する年齢に近づいてきました。
子供達や身近な人達と、現在過去未来について、沢山話し合っています。
もう一度子供達と一緒に、今日のサタプラを見直して、また話をしようと思っています。
たまに聞いてもらおうかな…。
「昨日のニュース何があった?」って!
介護に限らず、一人で頑張り過ぎないで下さいね!!
救いの手は色んなところにあるから、諦めないで下さいね!!
丸ちゃんのへレンさんの話を、遮ってしまった後のフォローに感心しました!
司会が本業の私ですが、見習いたいと思いました!
私も丸ちゃんの成長を楽しみにしている、ファンの一人です。
みや