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加計問題で安倍首相窮地=従来説明と矛盾―愛媛県文書  JIJI.COM

2018年05月22日 10時11分28秒 | 本日の我が家の話題
学校法人「加計学園」問題をめぐり、安倍晋三首相が2015年2月の段階で同学園の加計孝太郎理事長から獣医学部新設計画の説明を受けていた疑いを示す文書が国会に提出された。

 計画を知ったのは17年1月だとする首相の従来の説明と矛盾する内容だ。事実なら政権への打撃は計り知れず、首相が窮地に立たされるのは必至だ。

 文書が報道された後の21日夕、記者団からの「加計さんから聞いていたんですか」「獣医学部いいねって言ったんですか」との矢継ぎ早の質問を振り切るように官邸を後にした首相。その表情には昼の政府・与党連絡会議で「説明責任を果たしていく」と語った余裕はみじんもなかった。

 事態を急転させたのは愛媛県が午後に参院予算委員会に提出した文書だ。そこには学園から同県への報告内容として、加計氏が15年2月25日に首相に約15分間面会し、獣医学部新設計画について説明。首相が「そういう新しい獣医大学の考えはいいね」と語ったと記されていた。

 首相は昨年7月の衆院予算委員会で「加計さんとはずっと前からの友人関係。しかし、獣医学部をつくりたいという話は(これまで)一切なかった」と答弁。以来、計画を知ったのは昨年1月20日の国家戦略特区諮問会議だと繰り返してきた。愛媛県の文書と完全に食い違う説明だ。

 文書には、当時の加藤勝信官房副長官や柳瀬唯夫首相秘書官の発言内容も記載。学部新設への課題を細かに指摘しており、官邸ぐるみの印象は否めない。

 ◇退陣追い込む―野党
 野党は「内閣総辞職に追い込める」(立憲民主党幹部)と勢いづいている。立憲の辻元清美国対委員長は「一国の首相が国会で国民にうそをつき通してきた」と指摘した。共産党の小池晃書記局長も「『加計ありき』どころか『安倍ありき』。国会で虚偽答弁を続けてきた責任は極めて重大だ」と退陣を要求した。

 政府高官は「本当にくだらない」と吐き捨てるように語ったが、与党内には緊張感が漂う。公明党の石田祝稔政調会長は「国民の中ですとんとふに落ちていないとは思う」と指摘。自民党の二階俊博幹事長は「しかるべきときに尋ねてもらえば、首相がきっちりした納得のいくような答弁をする」と語るのが精いっぱいだった。 


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