涙に暮れた34歳。夢の続きは日本で!
【7月1日・ルジニキ|決勝トーナメント1回戦 スペイン 1-1(PK3-4) ロシア】
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PK戦にまでもつれ込んだロシアとの激闘に敗れ、スペイン代表を長らく支えてきた天才MFが、代表引退を発表した。
2006年のデビュー以来、133キャップを刻んできたアンドレス・イニエスタ。10年の南アフリカ・ワールドカップ決勝でVゴールを決め、母国に初の世界制覇をもたらし、08年と12年のEURO連覇にも多大な貢献を果たした巨星だ。
今大会前に「すべてが変わるよ」と代表引退を仄めかしていたが、ロシア戦後に引退を明言。「これが僕にとって本当に最後の代表戦だ」と少し寂しそうに言葉を紡いだ。
「みんなが思い描き、僕自身も夢に見ていた結末ではなかった。僕のキャリアにとっても最悪の一日だ。だけど、これが現実なんだ。他のチームメイトの顔を見るのがとても辛いし、僕にとっても耐えがたい経験になった。決して最高の別れではないけど、サッカーと人生とはそういうものなんだ」
4度目のワールドカップで早期敗退の憂き目に遭い、代表引退を決意した。悲嘆に暮れた34歳の天才MFはきっと、その夢の続きをヴィッセル神戸入りが決まっている日本で見てくれるだろう。
SOCCER DIGEST Web
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