悪質タックル問題で揺れる日本大アメリカンフットボール部の立て直しを担う新監督に、元立命館大コーチの橋詰功氏(54)が内定した。辞任した内田正人前監督(62)の後任となる。日大関係者が16日明らかにした。外部有識者7人で構成された選考委員会が、日大OBを対象外とした上で公募した監督希望の候補者から選んだ。17日の常務理事会で承認後、現在の所属先との手続きを経て正式決定する。
【写真】橋詰功氏
橋詰氏は立命館大OBで、1994年に大学コーチに就任。その後、米オクラホマ大にコーチ留学。帰国後はショットガン隊形からのランを軸にした攻撃を導入し、03、04年の日本選手権(ライスボウル)2連覇に貢献した。08年から系列の京都・立命館宇治高を指導。14年から現在までは、滋賀・立命館守山高のコーチを務めている。
朝日新聞社
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