【モスクワ時事】平昌五輪のフィギュアスケート女子で金メダルを獲得したロシアのアリーナ・ザギトワ選手(16)への秋田犬贈呈式が26日、モスクワで行われ、秋田犬保存会(秋田県大館市)から生後3カ月の雌の子犬が贈られた。
ザギトワ選手は「素晴らしい贈り物に感謝したい」と満面の笑みを見せた。
贈られた犬は雌だが、ザギトワ選手は勝利の意味を込め、マサルと名付けた。ザギトワ選手はあいさつで「この日を心待ちにしていた。大切にしたい」と語り、最後は日本語で「ありがとうございます」と締めくくった。その後、マサルを手渡されるといとおしそうに抱き締めた。
保存会会長の遠藤敬衆院議員は「秋田犬が日ロ友好の証しとなって、より深い関係を構築することを期待している」と語った。贈呈式には安倍晋三首相も出席した。
ザギトワ選手は新潟市で平昌五輪の事前合宿をした際、雑誌に載っていた秋田犬を気に入り、母親に「飼いたい」とおねだり。ザギトワ選手が秋田犬を欲しがっていると伝える報道を受け、秋田犬保存会が贈呈を決めた。
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