停滞する前線の影響で7月3日は、北海道は道北を中心に記録的な大雨となっています。
空知の雨竜川や石狩川の一部が氾濫したほか、旭川市では住宅街が冠水しました。冠水被害が出ている旭川の忠和地区から水上孝一郎記者の報告です。
こちらは旭川市の忠和地区です。現在、この地区は一時膝下まで浸水が進み、身動きが取りづらい状況だったということです。住民たちは、早朝の急な増水に非常に驚いた子でした。
住民:「今までこんなことない、どのぐらいで水が引いてくれるのか」「気付いたのは朝。なんかすごい事になっているなと」
冠水による被害が大きいのは、こちら忠和地区で一時避難所になっていた近くの小学校には最大で53人、ここからおよそ30キロ離れた東旭川地区でも50人が小学校に避難し、あわせて100人近くが帰宅困難な状況になっているということです。
住民によりますと、電気や上水道は使えるものの、下水道の流れが悪くトイレが使えないという方もいました。
3日午後3時50分現在も、消防などがポンプを使って排水作業を続けていて、一刻も早い帰宅の実現を目指しています。
UHB 北海道文化放送
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