お不動様の七か条の教えの中に、
『ゆるぎなき御心、常に冷静に不動の心』と言う誓いの言葉があるんですが、私にはこれが1番難しく思えていました。
『ゆるぎなき御心、常に冷静に不動の心』と言う誓いの言葉があるんですが、私にはこれが1番難しく思えていました。
お護摩焚き、内陣参拝の後、主監様が今日はこの『不動の心』について、お話をしてくださいました。
私も勘違いしていたんですが、物事に動じない心、常に平常心みたいに思っていました。
でも…違うそうです。
でも…違うそうです。
人は傷ついたり、へこんだり羨んだり、泣いたり、イライラしたり、調子に乗ったり、はめ外して失敗したり、ねたんだり恨んだり、それも当たり前の感情で否定することはないし、無理に感情を抑える必要はない。
そして、それは卑しい人でも、おかしい事でも、ダメな人でもない。
悲しい時は気のすむまで泣けばいいし、嬉しい時は喜べばいい。
ただ喜怒哀楽も、嫉妬心や恨みつらみもいつまでも引きずることなく、平常心に戻すことのできる心を持ちなさい。
悲しい時は気のすむまで泣けばいいし、嬉しい時は喜べばいい。
ただ喜怒哀楽も、嫉妬心や恨みつらみもいつまでも引きずることなく、平常心に戻すことのできる心を持ちなさい。
それが不動の心の示す意味です。…と言うお話でした。
やきもちやいたり、誰かの言動に腹が立ったり、なかなか感情のコントロールが難しいと感じ、あえて感情を押し込もうとすると、気持ちがアンバランスになって、体調にも影響が出たりしていました。
もっといろんなお話もして下さったのですが、いつも煮詰まったとき、そっと背中を押してくれる主監様の説法や、お坊さんたちとのおしゃべりも、私の原動力になっています。みや