たまに作者の恥知らずっぷりに、頬を赤らめるときもある。 2008年03月09日 01時27分53秒 | 小説が好き 今月、電撃文庫からこんな本が出た。 『旅に出よう、滅びゆく世界の果てまで。』 著/ 萬屋直人 イラスト/ 方密 少年と少女は旅に出た。一冊の日記帳を持って、世界の果てへ。 世界は穏やかに滅びつつあった。「喪失症」が蔓延し、次々と人間がいなくなっていったのだ。人々は名前を失い、色彩を失い、やがて存在自体を喪失していく……。 そんな世界を一台のスーパーカブが走っていた。 乗ってい . . . 本文を読む