佃典彦作「ぬけがら」は10月22日の初日を迎えて以来、11月4-6日の追加公演も含めて、無事に19ステージを終えました。
10月29日に作者の佃典彦さんが香港まで舞台を観に来てくださって、終演後のシアタートークにも出席していただき、この日も満員の盛況でしたし、佃さんとKANSさん(一緒に香港に来ていただいた音楽人の方)も喜んでいただきました。
香港演劇業界と観客からもとても良い評価をいただいて、動員も良かったので本当に嬉しかったです。
後に中国の広州へ広東省芸術祭に参加して、二日間の公演をしましたが、こちらも大きな反響をいただいて、大成功の中で「ぬけがら」香港版はしばらく幕が下がりました。
主催の香港話劇団がこの作品を保留演目に決まり、2013年に再演に決まりそうです。
日本大学芸術学部で演劇の専攻をして、卒業してからしばらく東京で演劇活動をしてから香港に帰って、日本から得たものを演劇を通して香港・日本の文化交流も出来て、日本の素晴らしい作品を香港に紹介出来ることが、本当に幸せです。
今後も日本と香港の架け橋でやっていきたいと思っています。
これが僕の生き甲斐です。
アンソン
27.11.2011
(写真の真ん中に帽子を被っているのは佃典彦さん、赤い服を着るのはKANSさん)