花子さんのアンニュイな日々

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中欧旅行 ダイジェスト 3-2

2015年08月28日 12時29分30秒 | お出かけ(ヨーロッパ)

 3日めは、<プラハ城・聖ヴィート教会・カレル橋・旧市街>観光です。

 このツアーで訪ねるオーストリア・チェコ・ハンガリーは、ドイツ・スイス・イタリア北部とともに、かつて神聖ローマ帝国(962年-1806年)に属していました。
 1273年ハプスブルグ家のルドルフ1世が皇帝に選ばれ、皇帝即位に異を唱えたオタカル2世を倒しその領土だったオーストリアを獲得して以来、ハプスブルグ家はオーストリアに根を下ろすことになったのだそうです。
 1440年に皇帝に選ばれたフリードリヒ3世以降、政略結婚により支配を広げていったそうです。
 マクシミリアン1世はブルゴーニュ公国と、フィリップ美公はスペイン王国と(息子カール5世が1516年にスペイン国王に即位。この時代スペインが征服した国々から金銀財宝を奪いハプスブルグ家に集められたそうです)。
 フランスと同盟関係を結ぶためにフランツ1世とマリア・テレジアの娘マリー・アントワネット(1755-1793)が、ルイ16世と政略結婚したのは有名です。
 
 プラハの街はカール4世によって建設され、その美しさで「千年の都」と呼ばれているそうです。

 1992年「プラハ歴史地区」として世界遺産に登録されたそうです。
 「チェスキー・クルムロフ歴史地区」と同年ですねー。
 
 カレル橋に向かう途中、こんな現代アートが…。
 プラハの街にはこのような現代アートがたくさんあるそうです。

 

 カレル橋到着ー!

 カール4世によって50年間かけて作られ、1402年に完成したそうです。
 かつては王宮と旧市街地をつなぐ唯一の橋だったそうです。

 このような聖像が30体立っています。
 1657年から1928年にかけて設置されたそうです。

 ボヘミア(現在のチェコの西部・中部)の守護聖人聖ヤン・ネポムツキー像。
 他の像は砂岩でできているそうですが、この像だけ銅製だそうです。
 台座のレリーフに触ると幸運が訪れるとか。

 

 カレル橋からの眺め。
 モルダウ川です。

 

 振り返るとプラハ城が見えました。

 プラハ城とは聖ヴィート大聖堂・旧王宮・黄金小路の家々などの建築物の集合体を言うそうです。
 それそれがロマネスク様式・ゴシック様式・バロック様式・ルネサンス様式など、異なるな建築様式で作られているそうです。
 
 

 カレル橋の両端には2本の橋塔があります。
 
 

 上るとプラハの美しい街並みを一望できるそうです。
 入り口。

 

 モルダウ側クルーズもあるのですねー。

 

 ティーン聖堂。
 1365年に建築されたゴシック建築の教会で、尖塔は80mもあるそうです。

 

 可愛い民族衣装のお嬢さんたちと会いました。
 京都の舞子さん体験みたいに、衣装を貸してくれるらしい。

 

 テラスを支える男性像柱。
 ギリシャ神話のアトラス像(支える者の意)です。
 ティターン族とオリンポス12神の戦いで敗れたティターン族のアトラスは、ゼウスによって世界の西の果てで天空を背負うことを命ぜられました。
 苦しむアトラスを哀れんだペルセウスが持っていたメデゥーサの首を見せ、アトラスは石になりました。
 これがアトラス山脈です。
 
 

 自由市場がありました。

 

 いろんなベリーが入ったパックを買いました。
 すごーく美味しかった!!

 

 日本では「蟠桃(ばんとう)」という桃です。
 甘くてみずみずしくて美味しかった!!

 

 ランチはスタバ。

 

 

 

 旧市庁舎のある旧市街広場。

 

 

 

 旧市庁舎の天文時計(プラハオルロイ)。
 「使徒の行進」と呼ばれる人形の仕掛けで有名です。
 1410年に作られ、17世紀になって「使徒の行進」が追加されたそうです。



 上が太陽や月の位置などの天文図を示すための文字盤、下が月々を表す暦版。

 

 「使徒の行進」は外には出てこないので見えにくい><。

 

 聖ヴィート教会目指して歩きました。

 

 アルフォンス・ミュシャ(チェコ生まれ。1860年-1939年)の美術館がありました。
 現地ではミュシャじゃなくてムハと発音しました。

 

 1891年に開通した市電。

 

 「聖ヴィート教会」到着ー!

 1時間ごとに衛兵交代があるそうですが、正午のものは楽団の演奏もある華やかなものだそうです。

 

 1344年から1922年のおよそ600年かけて建築されたゴシック様式の大聖堂だそうです。

 

 入場の列。

 

 見上げるとガーゴイル(雨樋)。

 

 身廊と翼廊が交差するクロッシングからクワイヤ(内陣障壁)まで続くジグザグ模様。
綺ー麗ー。

 

 聖書の創世記を表したバラ窓。

 

 ステンドグラス。綺麗。

 

 

 アルフォンス・ミュシャのステンドグラス。

 

 地下には、聖ヤン・ネポムツキーの銀製の棺、カレル4世の棺、ルドルフ2世(ウィーンからプラハに遷都した芸術や学問を保護した皇帝。1552年-1662年)の棺があるそうです。

 プラハを後にして、331km走って<ウィーン>へ。

 トイレ休憩は、かつての国境にあるアーサー王の伝説をモチーフにしたドライブイン。

 

 <ウィーン>の夜は、VELTRA/Alan1.netさんで予約した「ホーフブルク・オーケストラ・コンサート・カテゴリー1」49.5ユーロです。
 えーとね、公式サイトで購入すると55ユーロでした。

 ホーフブルグ王宮は、1918年までハプスブルク家歴代の神聖ローマ皇帝またはオーストリア皇帝の居城だったそうです。
 現在はオーストリアの連邦大統領の公邸が入っているそうです。
  
 

 ホーフブルグ王宮近くのカフェで夕食にしました。

 

 

 

 ピザはすごーく大きくて、1枚を半分ずつ食べました。
 美味しかった。

 

 ホーフブルグ王宮の中には450年も続くスペイン馬術学校があり、リピッツァー種の白馬たちがモーツァルトの曲に合わせて古典馬術を披露してくれるのだそうです。
 後姿だけ見ることができました(^^)V。

 

 テラスを支える女性像柱。
 カリアティ-ド(カリュアイ(古代ギリシャ・ペロポネソス半島にあった町)の乙女たちの意)。
 
 

 ヨーゼフ2世(1741年-1790年)の騎馬像のあるヨーゼフ門にコンサート会場となる舞踏の間入り口があります。
 ヨーゼフ2世は、フランツ1世とマリア・テレジアの長男でマリー・アントワネットの兄。

 

 

 「シュトラウスやリストが指揮した王宮・舞踏の間にて、王宮オーケストラがシュトラウスとモーツァルトの楽曲を演奏します。王宮内部の綺羅びやかなコンサートホールでの演奏を聴く機会をぜひお見逃しなく!」

 堅苦しくない楽しいコンサートでした。

 

 このエプロンの演奏者が芸達者で、いろんな楽器を面白く演奏して楽しませてくれました。

 

 

 ソリストは男女お2人ずつでした。

 

 

 

 <中欧旅行 ダイジェスト 3-1>はこちら。

 <中欧旅行 ダイジェスト 3-3>はこちら。

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