除染作業。
窓・外壁・ベランダ・屋根の洗浄が終わり
庭土の除去へ。
線量が下がるまで掘ったところ
その量,プラ箱で120箱。
これを庭の一角に埋める。
この後,どうなるんだろうね。
どうするんだろうね。
きっとずっとずっと
何年も何年も庭の一角に埋まったままなのだ。
除線をするのは結構だが
その汚染された土を
どこへも持って行かず
どこへも持って行けず
結局は自分の家で保管するしかないことを
みんな理不尽に感じながらも
受け入れている。
家庭菜園は3年前のあの日を堺に諦めた。
庭の手入れもあの日以来していない。
母の形見の花たちも
根こそぎ持って行かれた。
新しい花を植える気には
今はなれない。