夢が叶うとき・・・ラスト
(天皇杯第三回戦)
いよいよ「ラストチャンス」の日が来た
13:00キックオフ
10:30スタジアム入り
さすがにまだプレスは誰も来ていない、ビブスNo「001」
一人のプレスルームでのんびり機材の準備をする
さすがに3度目ということもあり少々余裕も・・・
観客がスタンドに入る前に静かなトラックをカメラを持って一周
別にどうって事の無いスタジアムの風景だが
これから始まる熱戦の前の「静けさ」ってけっこう好きで他の大会などでも撮ることが多い
一通り終えて腹ごしらえのために外へ
今回展示されている本物の「天皇杯」を忘れずパチリ!
スタンドには少しずつ観客が入り始め、だんだん緊張感が出てきた
ゴール脇に機材を運び準備OK!
いよいよお仕事開始である
選手が入場して整列写真を撮ってゴール脇へ っとその時
他のカメラマンたちが来ないな~と思って振り返ると・・・
ベンチ入りした小林監督のまわりに!
正直「そうなってんのか~」って感じだった
3回目にして始めて知った動きの流れだった
キックオフのときは望遠レンズへの交換作業
1枚目のシャッターを切ったのはおそらく2~3分経ってからだと思う
そして気持ちも落ち着いたころ最初の決定的瞬間が来た
前半12分 長谷川が胸とラップご反転して体制を崩しながらも左足でシュート
ゴール
である
しかも今期初のゴールだった!
今日は田代と長谷川のツートップ、勝つと確信していたものの
あまりにも予想以上に早い時間帯のゴールに焦った
シーンはシッカリ押さえたが前半の数枚のピントが後ろにずれてしまった
気を取り直して撮り始めてわずか2分後
今度は田代がペナルティーエリアの中央付近から豪快にオーバーヘッドキックでシュート
ゴール
2点目
開始早々、エース2人が立て続けにゴールを決めるなんて誰が予想しただろう
(これがJリーグであればきっとアフターゲームショウで取り上げられていたのでは・・・)
さっきの長谷川と田代の抱き合うシーンとは逆の向きで同じように二人が抱き合い喜びを分かち合った
写真のほうは、これはバッチリ押さえた!
おそらく自分が最も近いところでゲットのハズである
その後も良い感じでシャッターを押していった
今回はより大きく撮ろうとハーフラインより手前側を意識して撮った
今回も隣には大砲のようなレンズを持って撮っているプロが居たが
シャッター音を聞いていると、選手同士が競り合うシーンになると逃がさずシャッターが押され
やっぱりさすがだな~と思った
(ボールが遠くにあるときはけっこう仲間同士で雑談しているのだが)
後半はモンテ側ベンチサイドに場所を移し得点後の歓喜の表情を狙った
ベンチの様子も織り交ぜながら取り始めた
そして後半が始まってそれほど経たない57分、ただいま絶好調の宮崎がスルスルっと持ち込んでシュート
ゴール
3点目
少ないチャンスをしっかり決めた
写真のほうは、位置的にゴールの向こう側だったこともあり相手ディフェンダーの陰になり1枚NG
その後本人はゴール裏へと流れてそれほど大きなアクションも無かった為歓喜の表情とまでは行かなかった
(こんなこともよくあることだ)
その後もセットプレーや田代と相手選手のもみ合いなど取るネタには恵まれた
結果は1点返されたが
3 - 1
選手達がサポーターの前で肩を組んでピョンピョン飛び跳ね始まったとき
ハン・ドンウォンがベンチコートを脱ぎサポーターからプラカードを借りて喜びをアピールし始めた
長谷川のゴールやいつも出場のチャンスに恵まれない選手にとって
今日はモヤモヤしていたものが吹っ切れた試合だったかもしれない
なんだか良い時間を共有出来て幸せな一日だった
ただチョッと寂しいのは観客の数だ
入場者数は 3,249人
観客は写真の背景としてとても大事なアイテムなのだが
Jリーグではなく「天皇杯」だったことで
Jリーグからの、モンテにいたってはJ1昇格からのファンにはあまり「天皇杯」はメジャーではないのかも知れない
第90回にもなり日本最強チームを決定する大会なのに・・・
本日の撮影枚数はなんと
1,200枚を超えた
内容的には、当然中には「あ~あ」ってのも有るが
全体的に過去2回よりは良くなったかなと思う
これが今の自分の実力かな・・・・
これまでこのようなチャンスを下さった方々に
心より感謝申し上げます
「ありがとうございました」
(これらの写真は第二回戦の模様です、昨日も宮崎選手は3点目をたたき出しました)
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