アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

ネコ語り~ORANGE 鈴木鈴~2013年4月7日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月7日
やあ僕だ。オレンジだ。お久しゅうございます。(オレンジ)

なにやら好きなキャラについて語れとのお達しを受けたので、ネコを語ります。ネコはワシの担当なもんでな!

さて、ネコといえば全裸キャラですね。彼女に関しては「なんで全裸なの?」というご質問をよくいただきますが、これには割と彼女の根幹に関わる、重大な理由があったりするのです。

今はまだ明かせませんが……そのうち発売となるノベライズあたりで、きっと明らかになるのではないですかね!

ネコとクロは同一コミュニティにあって対照的なキャラで、クロは思考し苦悩して前に進むキャラなのに対し、ネコは直感で動くキャラなのだと思います。本編最終回でも、彼女はなにも迷うことなくシロの生存を信じていましたが、それも直感ゆえですね。

現在、クロとネコは二人でシロの行方を捜しているところです。いなくなったシロに対するスタンスも、二人では微妙に異なってくるんですね。そのあたり、続編で描かれるはずですので、なにとぞご期待ください。(オレンジ)



アニメ「K」ネコ語り~ORANGE 鈴木鈴~2013年4月7日
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草薙出雲誕生日語り~PINK 来楽零~2013年4月9日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月9日
本日4月10日は草薙出雲の誕生日です。草薙HAPPY BIRTHDAY!(ピンク)

子供の頃というのは、誕生月の違いで同じ学年でもちょっとした大人っぽさの差が出てしまうこともありますが、誕生日が早い草薙は、幼い頃からしっかり者気質というか、長男気質みたいなのが身についていたかもしれませんね。

そういえば、吠舞羅初期メンバー三人組では、誕生日が4月初旬と早い草薙、夏の周防、早生まれの十束という具合に分かれていますね。なんとなくこの三人は、長男次男三男みたいな三兄弟っぽいイメージもあります。

草薙は自分の誕生日とか忘れているタイプかもしれませんね。周防は……人の誕生日を覚える以前の問題として今日の日付を把握しているか怪しいので、毎年祝ってくるのは十束やアンナが筆頭でしょうか。案外淡島さんも一度誕生日を聞いたら忘れない人かもしれません。

続編では、草薙は27歳になっているはずです。おじいちゃんズを除けばメインキャラの中で一番年長者の草薙ですが、まだ若者です。けれど年齢以上に酸いも甘いも噛み分けているので、歳を重ねていったらさらに渋みのある格好良さを増していくのでしょうね……!

というわけで、誕生日ツイートをしにきましたピンクでした!(ピンク)



アニメ「K」草薙出雲誕生日語り~PINK 来楽零~2013年4月9日
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宗像礼司語り~RED 宮沢龍生~2013年4月13日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月13日
今日は青のクランのトップ、宗像についてつれづれと語りたいと思います(レッド)

と、言っても実は宗像は統一見解を持ちにくいキャラだったりします。GoRA内でも、描写や解釈が結構、違っていたりします。ある時は恐ろしい法の執行者、冷徹なリーダー、少し天然な王様、ぼっちな管理職、とまあ、色々な側面をもっていてそのどれもが宗像らしいと言えます

これが周防だったり、國常路だったり、あるいはシロでももう少し一定の描き方があるのですが、宗像はそうではありません。そういうところに彼の不思議な魅力があると思います

媒体によって怜悧な異能者かと思えば、次の瞬間、しれっメガネをなくしてキャラを変えたりする。彼のライバルであり、ある意味で畏友もである周防とはそこがもっとも違うと思います

だから、宗像は他の人とセットで考えると良いのかも知れません。たとえば淡島さんから見て、宗像は多分、尊敬できる上司なのだと思います。剛直な判断力と思慮深さ、度量、知性、どれをとっても理想的で、彼女からは「尊敬」と「可能な限りサポートしたい」という気持ちがあると思います

まあ、淡島さんも若干、天然なので天然同士惹かれあうのかもしれません(笑)そしてその天然、トップ二人を支える、ある意味で一番、働き者の伏見からすると宗像は……正直、どういう映っているのでしょうか?

「めんどくさい上司」や「仕事をしない困った人」という気持ちにほんのちょっと「畏れ」がある気がします。宗像と伏見の関係については色々な媒体で今後も語られていくと思います。不思議な関係性の二人ですね(笑)

最後に周防から見た宗像です。僕個人としては実は一番、ダイレクトにお互いに共感できるのはこの二人なのではないかなと思っています。普段、ダウナーな周防は宗像を見つけると割と積極的に喧嘩を売りにいきますし、宗像も宗像で周防に対しては常の平常心を失います

王、という枠を互いが持っているが故に、他の人間には見せられない側面を互いにぶつけあえたのかなと思っています。だから、十話辺りの宗像は随分と率直に自分の心を語っていますね。周防からすると青の王とかではなく、「いけすかない喧嘩友達」であったのかなと思います

このように接する人によって様々な顔を見せる宗像は今後の続編においても重要な立ち位置にあります。今後、どのような一面を出すのかぜひ、楽しみにして頂けたらと思います’

では、今日はこれくらいで。長々となってしまいました。大変、失礼しました。あと、もう少し先でまたGoRAのホームページで短編(伏見の話やアンナの話し)を三つほど掲載させて頂きます。楽しみにしていてください!(レッド)



アニメ「K」宗像礼司語り~RED 宮沢龍生~2013年4月13日
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周防尊語り~GREEN あざの耕平~2013年4月21日

2013-04-23 | GoRAさんK語り
GoRA‏@GoRAproject4月21日
今回もキャラについてコメントせよとのことなので、担当したキャラの周防尊について、ちょっと喋ってみます。(グリーン)

もっとも、企画スタート時はともかく、いまや「K」の各キャラクターは、担当者の手を離れて成長しています。GoRA内でもそうだし、制作サイドという意味でもそうでしょう。(グリーン)

特に周防というキャラクターは、その傾向が強い気がします。「K」を楽しんでくれている「ファンにとっての周防」が、すでに「いる」のです。ぴったり一致はせずとも、大まかに「こんな」というイメージが。

だから「周防はおれの担当キャラだから、実は熱帯魚マニアって設定にするぜ」なんて言っても多分通りません。みんなの中にいるキャラ自身が「ノー」と言うでしょう。個人的には、よく成長してくれたなあ、という気分だったりします。

あ、でも、とっさに適当に書いたわりに、周防と熱帯魚って意外と相性は悪くないかも?w アンナも好きそうだし、世話はどうせ草薙がするんだろうしw

さて、ちょっと話しが逸れました。前置きが長くなりましたが、そんな風にみんなの周防像が確立してるのを承知の上で、私自身の周防像というのを少し。

私の中では周防は、大きく二つの要素を抱えたキャラクターです。それが、「自由」と「破壊」になります。

まず、個人的に思うのは、実は周防って、友情に厚いタイプじゃないということ。まあ、こういう書き方だと語弊があるかもしれませんが、実際彼は、チームのトップでありながら「群れる」という印象がほとんどありません。

これは、周防が「友情第一」でも「仲間のために生きる」タイプでもなく、まず「個人」として立っているからでしょう。決して仲間を蔑ろにしているわけではありませんが、仲間に依存することもない。サバサバとしていて、「冷たい」という意味ではなく「ドライ」なのです。

誰にも依存することなく、自分の思うままに生きるタイプ……とかいいながら草薙にはだいぶ寄生してますがw、仮に草薙が面倒を見切れずに追い出したとしても、平然としていると思います。しかも草薙に対する接し方は、その後もまったく変わらないでしょう。

特に深く考えるまでもなく自然と、思うがまま、感じるままに生きる。その上で、気が合うやつとは付き合うし、誰に嫌われようと気にしない。カラッとしていて、何にも囚われず、執着もしない。そんな「自由」が周防の下地にはある気がするのです。

男性、特に「男の子」が憧れるタイプかもしれませんね。

ただその一方、周防を象徴するもうひとつのキーワードが「破壊」です。何もかもすべてをぶっ壊してしまいたいという破壊衝動は、常に彼の中で燻っています。

これはおそらく、現代の社会や人間関係が、周防の中の「自由」を阻害するから――根本的なところで、否応なくぶつかってしまうからかな、と個人的には思うわけです。

人は基本的に集団で生活せねば生きていくことができません。しかし、周防は(多分)そうではない。仮に生きて行けないなら、それはそれで構わないと思っているのです(多分)。

だからこそ、社会や枠組みをすべて破壊したい、取り払って自由にしたい。そんな欲求が根付いているのでしょう。周防は細かいことは気にしません。目先の仕組みやルールが気にくわないというよりは、もっと本質的なところで現代社会との相性が悪いのです。

こうした「反抗者」のイメージは、これまた「男の子」が憧れるタイプですよね。周防がストリートギャングのキングでありカリスマであったのは、実に納得できます。

ただ、キングでありカリスマであったことが周防個人にとって良かったかは……意外と微妙かも、と個人的には思います。

吠舞羅が周防にとって憩いの宿り木だったことは、疑う余地がありません。ただその一方で、仲間の存在(特に、草薙や十束以降の、彼に憧れて集ったメンバーたち)は、周防を縛る新たな鎖にもなったような気がするのです。

しかもこの鎖は、「壊したくない」からこそ、これまでにない意味で周防をきつく縛り付けます。そこに自分にとっての癒しがあり喜びがあるからこそ、彼の中で不可逆的に育ち、ついには《赤の王》となる要因となっただろう「破壊」の衝動と、強烈にバッティングするのです。

幸い、周防には草薙と十束という理解者がいました。特に十束の存在は大きかったでしょう。彼がいるおかけで周防の「破壊」衝動は仲間に向かわず、逆に仲間を「守る力」に変換することさえできたわけですし。

ただ同時に、これは周防にとって初めての「依存」となった気がするのです。だからこそ、十束亡き後の周防は己の破壊に吠舞羅を巻き込むことを避けるには、真っ直ぐ個人的な破滅に走るしかなかった……とまあ、この辺りの印象は、それこそ人それぞれでしょうけどね。

劇中には草薙の「周防はサバンナにライオンとして生まれた方が幸せだった」という台詞があります。これは私が周防のキャラを作る際に彼を象徴する台詞のひとつとして提案したものですが、いまでも結構的を射ている気がします。

たとえば、草薙と周防の関係はフラットであり対等に近いため、この二人だけなら周防の破滅はなかったと思います。ただ、代わりに吠舞羅もなかったはず。個人的に、周防と草薙は「吠舞羅の保護者」であり、十束は「吠舞羅の象徴」というイメージです。

まあでも、こんな風に色々深読みしたとこで、「実際どうだったのさ」と周防に聞いても鼻で笑って何も言わない気がしますよね? で、「そういう反応するのが周防ってキャラです」というのが、実は一番しっくりくる彼の説明なのかもしれません。

以上、久しぶりなので思いっきり長文でした! 連投失礼しました! てか、実はこれ、書くのに三時間ぐらい掛かってるんですよ? 軽い気持ちで書き始めたらどんどん深みにはまってえらいことになっちゃったよ……。(グリーン)



アニメ「K」周防尊語り~GREEN あざの耕平~2013年4月21日
https://twitter.com/GoRAproject

アニメ「K」のショートストーリー情報です!

2013-04-22 | 情報
GoRA さんのサイトにショートストーリーが3編追加されてます!

K on the SIDE 2
スペシャルコンテンツ第二弾
「王と裏切り者」     壁井ユカコ 
「分かれ道」       宮沢龍生
「赤くて大きな花の絵は」 鈴木鈴

「王と裏切り者」 はセプター4に囚われた周防に伏見が会いに行く話。
これを読んで、k side:red の遊園地でのこの二人を思い出しました。
伏見は八田以外にはほとんど興味ないけれど、わずかに気持ちが動く相手というのが、周防、十束、アンナという吠舞羅メンバーのような気がします。

「分かれ道」はシロを探すクロとネコの物語。
なんかこの二人、とても可愛いです。
ずっと一緒の道を歩くのかと思ったけれど、別々の道を行くんですね。
一緒にいてほしい気もするんですが、続編は別々に登場するんでしょうか。

「赤くて大きな花の絵は」はアンナが油性ペンでとんでもないことを!
「今は後悔している」に笑いました。
八田の実らないがんばりが、「挟まる」のときの伏見にだぶって見えたり。
あのときのアンナのセリフは「挟まってなどいない」でした。案外面白い子だ。

第一弾はこちら
K on the SIDE 
「K」のノベライズよりサイドストーリー
「クロと善条」(K SIDE:BLUE)   古橋秀之
「逃亡中」(K SIDE:BLACK&WHITE) 宮沢龍生
「新生活」(K SIDE:RED)      来楽零

ショートストーリーをHPで公開してくれるなんて、GoRA さん気前がいいです。
どれも面白かったし、また読みたいのでよろしくお願いします。
(ここで言っても届かないでしょうか。たくさん読みたいです)