アニメ「K」を噛みしめる

ひたすらアニメ「K」を語るブログです。

アニメ「K」最終回「King」

2013-01-07 | 「K」語り
あけましておめでとうございます。
って、遅すぎですね。
12月はなんだか忙しく過ごして、ふと気がついたらもう1月も1週間を過ぎてるとは。呆然です。
それでもアニメ「K」はしっかり見てましたよ。ちゃんとリアルタイムで。

終わってしまいましたね。
ついに・・・。
考えてみたら、今までも深夜アニメはいくつか見てきたけど、毎回夜中に起きてリアルタイムで見るなんて初めてでした。
始まる前からこんなに楽しみにしたことも初体験だし。
やっぱり100ビジュアルとか、 GoRAさんのツイッターとか、PVなどを見てきて、はまったのが早かったせいですね。
毎週楽しみに見てきて、「明日はKの日!」なんていう感じで過ごしてきたので、終わってしまった今は脱力というか、とても寂しい気持ちです。
でも!
続編のお知らせが!
終わって寂しいけれど、楽しみがその先に!
いつやるんですか?
テレビですか?

いや、その前に最終回の感想でした。

最終回「King」。
「Knight」で始まって、「King」で終わるんですね。
キング・・・覚悟はできてました・・・・(T^T)

「宗像礼司個人としては・・・周防、お前を助けたい」
この宗像のセリフが。・゜・(ノД`)・゜・。
最初の頃宗像は周防に対して冷たく見えたけど、本当は冷たくなんかなかったです。
もう、「触るな危険」っていうあんな大変な周防に対して、自分にできる限りのことをしてきたんですよね。
しかもまるで報われない。
以前はあんまり興味なかったんですが、10話辺りから好きになり始めて、最終回で、この報われない宗像礼司にすごく惹かれました。

シロに対するクロの変化も印象的でした。
シロの前でひざまずいて、王に尽くすことを誓う場面、大好きです。
それからシロがクロに言う「王以外はここから先は足手まといだ」のセリフ。
悔しそうな表情で、それでも従うクロさんに、きゅんとしました。

印象的なせりふはたくさんありましたが「悪いな、貧乏くじ引かせて」。
やっぱり相手は宗像さんだったんですね。
本当に貧乏くじで、周防さんはひどい人だ!
あんまりだ!
・・・大好きです。

ダモクレスの剣が落ちてきそうになった直後のあの場面。
血が飛び散って、こっちの心臓も跳び上がりました。
ああぁ~!!
周防さん、大好きでしたよ。

もう放送からずいぶん経ちましたが、なんかまだ当分私の中ではいろんなことが終わらずに続いてます。
でもそれでいいんですよね。
ARIAのコミカライズも続いてるし、小説も出るみたいだし。
そうしているうちに続編がやってくる!

あまりにも散漫な感想で、読んでる方々にはさっぱりわからないと思うので、ここは GoRA さんのツイートに助けてもらうことにします。
最終回放送直後の GoRA さんのツイートの中から、最終回について語られた部分を抜粋してみました。
最初に語ったのがピンクさんで、オレンジさん、イエローさんと続きますが、最初の人たちが思いっきり語ってしまって、あとの人たちは言いたいことをみんな言われてしまった、みたいな感じになってます。
まあ、それはそうでしょうね。

12月31日GoRA‏@GoRAproject
吠舞羅を繋いでいた十束の死から転がり始めた物語で、自らの結末を定めて揺るがなかった周防。周防にある意味この上なく頼られていた宗像。周防の決断を許し、目をそらさず見守った草薙とアンナ。(ピンク)

純粋に王を慕い抜いた八田。様々な鬱屈を抱えながら、もしかしたら一番冷静にこの運命を見ていたかもしれない伏見。王と自分との間にどうしようもない距離があることを思いながらも、宗像のために力と心を尽くした淡島。(ピンク)

そして、自らが発見してしまった大いなる力がもたらした運命について思いを馳せながら、事件に幕を下ろしたヴァイスマンこと、シロ。それをおそらく遠くから見守ったであろう國常路。(ピンク)

一言様の言葉に頼ってばかりだった自分から卒業し、自らの意思でシロの手を取ったクロ。一番最初から無条件でシロの味方でい続け、最後までひたむきに信じ抜いたネコ。シロの記憶はなくとも、シロの残した暖かなものは確かに胸に持っているククリと、学園島のみんな。(ピンク)

ラストシーンで、一番最初に声を上げることができた鎌本。それに唱和した吠舞羅の面々。宗像を信じていたセプター4の面々。すべてのキャラが必死で生き抜いた結末を、見てくださって本当に感謝です。(ピンク)

1月1日GoRA‏@GoRAproject
見所はいろいろあると思いますが……とりあえず鎌本がカッコよすぎますね! 疲れ切った八田と伏見をひょいと抱え、それぞれの居場所へと戻しに行きます。『裏切り者』である伏見に責める言葉ひとつ向けないのも、彼の度量のあらわれでしょう。(オレンジ)

「ミコトさんはおまえの裏切りなんか気にしない」「だからムカつくんだ」というやり取りは、伏見のキャラ性を的確に示しています。王でなくとも矜持はあります。伏見の矜持はわかりづらそうですね。わかったらわかったでムカつくんでしょうね。難儀だなあ。(オレンジ)

周防と宗像は、どちらも王でしたね。周防にしてみれば、すべての重荷を背負わせられる相手は宗像しかいなかったのでしょう。宗像はどう思ったのか、表情に出さないのが彼の王たる所以でしょうか。(オレンジ)

すべてを抱えて消えていったのはシロですが、彼は「また会える」と言いました。ネコはそれを信じ、信じるネコを見てクロもそれを信じました。白銀のクランズマンたちがどうなるのかは、この後のお話です。(オレンジ)

ところで個人的に一番好きなキャラは草薙でした。彼はこの短い期間に二人の友人を失ったわけですが、一言の泣き言も、不満も述べず、粛々とそれを受け入れていきました。(オレンジ)

僕はこういう、「無言で耐える」キャラがとても好きです。とても格好いいと思ってしまいます。男が憧れる男だと思います。周防を指して「最高の王」と言いましたが、彼らは王と臣下である以前に友人同士だったのですね。(オレンジ)

1月2日GoRA‏@GoRAproject
最終話のサブタイトル「King」というのはかなり初期から決まっていて、最終話の脚本のご指名をレッドさんにされたときから「わたしは王について書くんだな」とずっと思いながら12話までの打ち合わせに参加してました(イエロー)

なので最終話は「王」についてのさまざまな立場からの想いというか、解釈というか…がこめられた回でもあったりします(イエロー)

シロ=ヴァイスマンが自分が研究してきたことについて独白するところとか、鎌本と淡島が伏見に向かって各々の王について奇しくも同じことを言うところとか、それに対する伏見の答えとか、明示的にはそのへんですが、他にもいろんなところに「王」についての想いや解釈がちりばめられてます(イエロー)

淡島と対応するキャラは立場的には草薙ですが、草薙と周防の関係は淡島と宗像の関係とはまたかなり違うので……八田にゲンコをかましたとき、草薙はアンナのことしか言いませんでしたが、ほんとは自分の中で殺してしまった感情って山ほどあったと思います(イエロー)

「王以外の者はここからは足手まといだ」とシロに言われたとき、おそらくクロの中に膨らんだやるせなさ、無力感。けれどシロの信頼を受けて、身を切られるような思いで背を向けて走りだしました(イエロー)

「シロは王様だもん」と、シロの正体がなんであろうが想いが揺らぐことのなかったネコ。あのネコとクロのシーンは、自分で書いたのに映像で見たらあらためてじーんとしてしまいました…自分で書いたのに…そしてGoRAのみんなと一緒に見てたのに…わたしが密かに涙ぐんでたのは内緒だ!(イエロー)

あっあとそう、シロと無色の王の対決シーンでのシロのドイツ語の決めゼリフの和訳を書いときます。レッドさんに聞いたら書いていいよって言われたのでででー。「僕は第一の王。もっとも古い王だよ。坊や」です(イエロー)

1月3日GoRA‏@GoRAproject
個人的には、やはり周防でしょうか……ほんと言うと、丸々一話分ぐらいw、宗像相手に好き勝手に暴れさせてやりたかったです。あくまで私個人の感想ですが、周防が浮かべる太々しい笑みって、戦いの中でこそ一番輝く気がします。(グリーン)


人によっては、「作品について作者があまり語るのは読みたくない」みたいなことを言われることもありますが、私は GoRA さんがツイートを書いて語って下さったことがうれしいし、こういう言葉が読めて本当によかったと思います。
この数ヶ月、本当に楽しかったです。
100ビジュアルの頃からずっとこのアニメ「K」を見ていくことができて、幸運だったと思ってます。
このアニメに出会えて本当によかったし、これからも応援していきたいと思っています。
続編が本当に楽しみです。


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