GoRA@GoRAproject3月23日
今日は十束についてツイートするよう言いつかってきましたので、つらつら話したいと思います!(ピンク)
先週、レッドが草薙のことについてお話していましたが、草薙は「理性」の人だと思います。それに対して、十束は「感性」の人です。十束は今までの人生、フィーリングで色んな事を決めてきたのだと思います。草薙と十束は左脳タイプと右脳タイプに分かれているのかもしれません。
周防にとっての左脳と右脳、と思うとちょっと面白いですね。右腕の運動を司る、論理的思考の左脳である草薙と、左腕の運動を司る、直感的思考の右脳である十束。……そんなこというと、周防自身の脳みそはどこ行った、という感じになりますが(笑)
周防、草薙、十束という、吠舞羅始まりの三人組が私はとても好きです。ただ楽しく三人で一緒にいた学生時代から、やがて吠舞羅が生まれ、三人はそれぞれの役割を持って吠舞羅を動かしてきたのだと思います。その中での十束の役割は、やっぱり感覚的、感情的な部分なのではないかと。
誰かが感情を行き詰まらせていたり、荒ぶらせていたりしたとき、その人の中にひょいと入り込んで窓を開けて空気の入れ換えをするような役割が十束でした。ストリートギャングであり、下手すれば殺伐としそうな集団である吠舞羅が、あんな愉快な仲間たちでいられた一因だったと思います。
特に、常人には理解し得ない重荷を抱えている周防や、基本人に弱い部分を見せない草薙にとっては、閉塞したときにナチュラルに空気穴を開けていく十束は救いだったのではないかと。あと、とても距離が近いというか気安いというか、非常に殴りやすい距離に位置していたろうなと思います(笑)
「暴力」を特色とする赤のクランに、能力的にも雰囲気的にもそぐわない十束ですが、だからこそ吠舞羅の「陽」の部分を担ってました。「K」本編ではその「陽」が潰されました。吠舞羅は「絆」で繋がりすぎていて、いざ大切な部分が切られるとセプター4よりもずっと脆かったのかと思います。
赤の小説「K SIDE:RED」でちょろっと書きましたが、十束は周防に会うまでは、人生楽しく生きながらも執着しない人だったので、吠舞羅は十束が初めて自分で居場所と定めた場所だったと思います。そしてこの世に執着が薄そうな周防を繋ぎ止めてくれる場所であれと願ってたのかなと。
6話のエンディングは十束の歌でしたが、あの曲のフルバージョンがBD/DVD7巻付属のキャラソンCDに収録されています。2番がまた切ないです。十束が周防に願っていたこと、十束にとっての吠舞羅がうかがえます。
本編があの結末を迎えてしまった今、草薙やアンナや八田、鎌本はどうするのか。傷つき大きな穴があいた吠舞羅がどういう道を選ぶのか。「絆」で繋がっていることの強さと脆さを併せ持っていた吠舞羅の今後も続編で大切に描きたいと思いますので、ご覧いただけましたら幸いです。(ピンク)
アニメ「K」十束多々良語り~PINK 来楽零~2013年3月23日
https://twitter.com/GoRAproject
今日は十束についてツイートするよう言いつかってきましたので、つらつら話したいと思います!(ピンク)
先週、レッドが草薙のことについてお話していましたが、草薙は「理性」の人だと思います。それに対して、十束は「感性」の人です。十束は今までの人生、フィーリングで色んな事を決めてきたのだと思います。草薙と十束は左脳タイプと右脳タイプに分かれているのかもしれません。
周防にとっての左脳と右脳、と思うとちょっと面白いですね。右腕の運動を司る、論理的思考の左脳である草薙と、左腕の運動を司る、直感的思考の右脳である十束。……そんなこというと、周防自身の脳みそはどこ行った、という感じになりますが(笑)
周防、草薙、十束という、吠舞羅始まりの三人組が私はとても好きです。ただ楽しく三人で一緒にいた学生時代から、やがて吠舞羅が生まれ、三人はそれぞれの役割を持って吠舞羅を動かしてきたのだと思います。その中での十束の役割は、やっぱり感覚的、感情的な部分なのではないかと。
誰かが感情を行き詰まらせていたり、荒ぶらせていたりしたとき、その人の中にひょいと入り込んで窓を開けて空気の入れ換えをするような役割が十束でした。ストリートギャングであり、下手すれば殺伐としそうな集団である吠舞羅が、あんな愉快な仲間たちでいられた一因だったと思います。
特に、常人には理解し得ない重荷を抱えている周防や、基本人に弱い部分を見せない草薙にとっては、閉塞したときにナチュラルに空気穴を開けていく十束は救いだったのではないかと。あと、とても距離が近いというか気安いというか、非常に殴りやすい距離に位置していたろうなと思います(笑)
「暴力」を特色とする赤のクランに、能力的にも雰囲気的にもそぐわない十束ですが、だからこそ吠舞羅の「陽」の部分を担ってました。「K」本編ではその「陽」が潰されました。吠舞羅は「絆」で繋がりすぎていて、いざ大切な部分が切られるとセプター4よりもずっと脆かったのかと思います。
赤の小説「K SIDE:RED」でちょろっと書きましたが、十束は周防に会うまでは、人生楽しく生きながらも執着しない人だったので、吠舞羅は十束が初めて自分で居場所と定めた場所だったと思います。そしてこの世に執着が薄そうな周防を繋ぎ止めてくれる場所であれと願ってたのかなと。
6話のエンディングは十束の歌でしたが、あの曲のフルバージョンがBD/DVD7巻付属のキャラソンCDに収録されています。2番がまた切ないです。十束が周防に願っていたこと、十束にとっての吠舞羅がうかがえます。
本編があの結末を迎えてしまった今、草薙やアンナや八田、鎌本はどうするのか。傷つき大きな穴があいた吠舞羅がどういう道を選ぶのか。「絆」で繋がっていることの強さと脆さを併せ持っていた吠舞羅の今後も続編で大切に描きたいと思いますので、ご覧いただけましたら幸いです。(ピンク)
アニメ「K」十束多々良語り~PINK 来楽零~2013年3月23日
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