かたよらない道
一本の丸太が大きな河を流れている
この丸太が左右の岸に着かず
流れに沈まず、丘に上がらず、
内から腐る事がなければ
やがて大海へとたどり着く
大事なのは両極端にとらわれず
常に中道を歩む事である。
とらわれないとは握りしめず、むさぼらず
執着しない事である。
人が執着の心を起こす時
たちまち迷いの生活が始まる
光と影、長さと短さ、白と黒、
すべてのものは互いに関係して成り立ち、
互いに寄り添いあって存在するから
ただ一人で成り得るものではない。
パーリ、律蔵大品より
みんなの元気を祈りつつ、、、、、
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