Tousei Style

IKEBANAの事や音楽の事、友と酒や海の事

サントリーホールでヨーヨー・マ

2008年04月24日 | アート・文化
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シルクロード アンサンブル

どうやら二日前に松本で公演があったようだ
オラは何故か松本からわざわざ東京まで
この公演を見に行ってしまったようだ

ヨーヨー・マはなかなか良かったと思う
彼の人柄がそのスター性を確かなものにしたのだろう

11人ほどの編成で
カマンチェと云うイランの二胡のような楽器と
中国の琵琶がフューチャーされていた
そして尺八やパーカッションも効果的だった

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この十日ほど前
旧安田邸で夜桜の会があり
しだれ桜の下で薩摩琵琶の演奏を聞いた

カマンチェと云うイランの弦楽器も薩摩琵琶に近いものがあった

それは風を表現する
と云ったところにあるのだろうと思った
中国の琵琶はまたこれらとは違い
古い表現だがエレキギターの早弾きと云ったところだった

ヨーヨー・マのチェロはカマンチェの風をひたすら受け止めようとしていた
チェロでこんな音が出せる彼の感性に
彼が世界中で受け入れられている本質があるように感じられた


民族楽器を弾いていたメンバー以外は
みなクラシック畑の演奏家だろう

このコンサートはバックビートだ

アンコールの曲ではおそらくアドリブもあったように感じた

その辺はやはりロックやジャズやブルースには到底及ぶものではなかったな
どんなに素晴しい演奏家(クラシック)であっても
あの程度だ
耳を覆いたくなるほど恥ずかしくなるフレーズで
何故か構成されてしまう

この辺の領域には立ち入らない方が良いとつくずく思う
貴方達には貴方達の素晴しい世界があるのだから
と思うのはオラだけだろうか?

またPAを使用していたが
出来れば生音を補足する程度のミキシングだったら良かったと思う
せっかくのサントリーホールなのだからね

後半
PAノイズが入ったのに気付いたのは
おそらく演奏をしている本人と僕くらいだろう
少し遅れてミキサーが気付き1分ほどで治まった


そんなことも
大した事ではない
満足出来たコンサートでした


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八高線 明覚駅の桜

最近はアレやコレや
ブログに書きたい話しで溢れているけれど
なかなか更新する気になれない日々なのですね




コメント (2)
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