Tousei Style

IKEBANAの事や音楽の事、友と酒や海の事

コロナとゴジラ

2020年04月27日 | 日記・エッセイ・コラム


ジュラ紀の地層の空洞に閉じ込められていたゴジラは
度重なる水爆実験の影響で地上に現れる。

大戸島沖合では船舶が次々と消息を絶つ。
台風災害により大戸島は甚大な被害を受けるが
不審な点が多く調査団が向かう。

調査団の古生物学の山根博士は
大きな足跡の中から絶滅したはずのサンヨウチュウを発見する。
そして足跡からは放射能が検知される。

検知されたストロンチウム90は水爆によるもので
ゴジラも相当量の放射能を帯びていると対策委員会で山根博士は報告する。



すると絵に描いたような与党議員が
「そのような重大な事は軽々しく公表するべきではない」と机を叩く。



するとこれまた絵に描いたような野党議員が(ちなみに菅井きんさん)
「何を言うか、重大だからこそ公表するべきだ」と言い返す。

「馬鹿者!公表すれば政治、経済、ひいては外交問題にまで影響を及ぼす」

「事実は堂々と発表しろ」

と対策委員会は混迷する。

そんな混迷もおかまいなしにゴジラは東京に上陸する。



あらゆる手を尽くすがゴジラの侵攻を止めるとができない。

首相は山根博士に「このままじゃ外国航路も停止せねばならんし、何とかならんのですか?」と言う。
「ゴジラは水爆の脅威に打ち勝った生命です!」これを食い止める手段はないと答える。

ゴジラの侵攻により職を失しなった人々は補償を求め政府に陳情する。



「困ったもんですな。補償問題はどうなりましたか?」
「全然進展せんですよ。このままじゃ日干しになるのを待っているようなもんじゃないですか!」
「そうですよね!」と記者たちの会話。


天才科学者 芹沢博士


山根博士の愛弟子でもあり将来を期待された芹沢は戦争で負傷をし
失意の中、密かに研究を重ねていた。

そしてすでに水爆を超える最終兵器、
オキシジェン デストロイヤーを完成させていた。
水中の酸素を一瞬に破壊し尽くし、あらゆる生物を窒息死させ、
その後液化してしまう、オキシジェン デストロイヤー!

これを使う事は許されないが、巷で苦しむ人々を見て芹沢は決心する。

そして芹沢は海底に潜むゴジラに挑むのであった。



これはゴジラじゃなくって
コロナの話なんですね!


つづく、、、、、、

最新の画像もっと見る

コメントを投稿