猫のつづき

今日は朝から松商学園のグラウンドから
試合の場内アナウンスが聞こえている
土日は各地から遠征試合に来る
試合を観戦する前に
とりあえず僕は里山辺の温泉に浸かりに行った
里山辺にはぶどう畑もある



山梨学院付属高校対松商学園　
向うの教室からはコーラス部の歌声も聞こえて来る


通称　土手ファンと呼ばれる観客で賑わう
全員監督だ
たまらないヤジが飛び交う
座布団一枚～！と云いたくなるのもたまに出る



15対9で負けた

明日の対戦は八王子高校だ

試合が終わり帰宅した
すると隣りのおばあちゃんが縁側に腰掛けていた
ネ子も一緒だ
おばあちゃんは「この猫には疲れたダ」と云った
ネ子は僕の顔を見ると飛んで来た
何だ　ちぃみは
まあとにかく餌だけはあげるよ

今夜も窓の外で鳴いている



いい加減にしなさい
たまには怒るよ
僕だって

猫

兄ちゃんが名前をつけた
ネ子か寝子がイイと云うので
僕はネ子と呼んでいる



この娘は裏の横内さんのおじいちゃんとおばあちゃんが可愛がっていた猫だ
今度、息子さん夫婦と暮らすため家を建て替える事になり
ひとまず越して行った
そしてこの娘は置き去りにされた
暫くはおじいちゃんが餌をあげにきていた
僕のうちのプロパンガスのボンベのかげに餌の器があった
僕も時々、信州名産 丸イカなんかあげていた


畑に水やりしてると足にまとわりついてくる



草むしりしてる手に戯れて来る
この娘はまだ若い


一晩泊めてやった
チロちゃんと僕の傍でぐっすり寝た
<ahref="http://angelrecords.blog.ocn.ne.jp/.shared/image.html?/photos/uncategorized/p1040539.jpg" onclick="window.open(this.href, '_blank', 'width=800,height=711,scrollbars=no,resizable=no,toolbar=no,directories=no,location=no,menubar=no,status=no,left=0,top=0'); return false">

でも僕は猫は得意ではない
実は苦手だ
でも僕の悩みはそんな事じゃない
明くる日、横内さんのお嫁さんが隣りのおばあちゃんと僕に
ネ子に餌をあげないで下さいと云いにきた
家の基礎のコンクリートに足跡を付けると
やり直さなければいけないと云う理由だった
変な話だが隣りのおばあちゃんと僕はネ子に餌をあげない取り決めをした
その晩ネ子は僕の窓辺で明方までその理不尽さを訴えていた
二日後出かけて家に戻ると
隣りのおばあちゃんがネ子に竹輪をあげていた
僕はほっとした

散々可愛がっていたものを自分の都合で置き去りにしてイイのか
あんまりだ
ユキにこの話をしたら
アメリカじゃ逮捕されると云っていた

僕が風呂に入れば風呂の外で
台所に立てば勝手口で鳴いている
僕の後をいつも追っている

横内さんと、もめるわけにも行かないし
かと云って飼うわけにも行かないし

朝晩餌はあげるけど
僕は少し距離を置いてネ子と付き合う事にした

今朝も朝の6時前から窓の外で早く起きろと鳴いている
たまらず僕はネ子を叱った
そしたらフンニャ～と鳴いてどこかへ立ち去った

お昼頃、庭に出たがネ子の姿は見えなかった
居なきゃ居ないで寂しいものだ
僕は少し悪い事をしたのかなと心が痛んだ

梅の実収穫

とりあえずバケツにいっぱい採ってみた
5Kgあった



三日掛りで梅干しとジャムを作った

あと、少なくてもこの7～8倍は収穫出来る
家中樽だらけになっちゃうね
きっと日本一うまい梅干しとジャムが出来る

松本には梅の木は少ない
取りあえず松本産の最高級の梅干しとジャムは完成だ

実は僕、子供の頃から梅マニアだ

で
猫も手伝ってくれるよ



で、たぶん
この猫が今の僕の一番の悩みかもしれない

食べた

キュウリは見事にでかくなった



ししとうも太ってきた



今日食べた



キュウリは味噌つけて
ししとうはオリーブ油でさっと炒めて塩コショーだ
間引きした大葉は茎ごと冷や奴の薬味だ
イイ香りだ

最近の僕

なんだか虚しい
なんだかぼーっとしてる
見せかけだけは良くしようと頑張るが
なんだか気がない

あがたの森の夕陽だ


こんな感じだ

狭き門 その2

街に戻ると昼もまわっていた
とても腹が減っていた
ホテル花月でランチを食べた


海老とキスフライ、生姜焼き、ポタージュスープだ　
海老がひらいてるとこが憎い
豚汁も付いて来る　勿論コーヒーも出る
値段忘れてしまった（740円か840円かな）


すると先ほどの農営組合から携帯に連絡が入った
答えはNOだ
この時期は農地を遊ばせて置けないので
土地は空いていないとの事だった
「10月を過ぎると空くと思う」
そりゃそうだ、10月過ぎれば雪も振り、農地は全部空くだろう
じゃ山の裾野はどうかと聞いた
農協所有のクワ畑があると言った
でも重機を入れ開墾しなければ、そしてサルも出ると言われた
ブルーベリーやラズベリー
サルはきっと大好物でしょう
それにこんな事を言われた
「無農薬栽培の人をこの地域に入れると
　他の農家からクレームが来ますから」
僕は唖然とした

以前見た映画のワンシーンが思い浮かんだ
何処かの山間の農村で山崎努扮する農民が
無農薬で田畑を作っている家族に
「おめーらがそんな事するもんで、虫がわいて
　みんな困ってるだ。
　上でまいた農薬は
　おめーらの田んぼにも流れて行ってるのが判らねーか。
　無駄な事はやめろー」
そんな台詞だった
そして今こんな人の事も思い浮かべた

チェ ゲバラだ
キューバで革命を成功したあと彼はカストロと別れ
南米に渡り人民解放の戦いを続けるが
戦いで負傷をしアメリカ軍の手の内となり、
おしくも最後を遂げるが
息を引き取る前に一人の老婦が面会をして、ゲバラに、.こう言う
「ヤギが乳を出さなくなった。あんたたちが来て　
　ドンパチやり始めたおかげだ。」
辛い一言だ

僕は何も革命を起こしにココに来た訳ではない
いや
もしかしたら
ある意味での革命なのかもしれない
そんな気さえした

農業は保護され過ぎている
すべてがそうとは云えないが
農民は利己的だ
土地に執着し生き抜いて来た、
遥か彼方からの拭いきれない血が
流れているのだろう

あの梓川村が出した土地構造計画は何だったんだろう
狭き門だ

狭き門 その1

梓川村へ行った
この村の事は東京でもよくインターネットで見ていた
昨年松本市に合併した
そして昨年この村が県に提出をした
土地構造改革計画案と云うのを僕は入手していた
農業従事者の高年齢化が進み離農者が増え
荒廃した農地が増加しているとの内容だった
そのため異業種からの参入を求めている
そんな内容でもあった

松本インターを過ぎ158号線を走った
158号線は上高地に続く道だ
途中から松本電鉄上高地線と並走する
森口駅を過ぎたあたりで右折をした
梓川を越えると広々とした長閑な田園風景に出くわした

いつもアルプス公園から眺めていた場所だ


田んぼの中を通り抜け、あずみ農協梓支所にを目指した

目的は二つあった
一つは農協共済の自動車の任意保険に加入する事だった
教習所の先生のアドバイスで農協の保険が一番だと聞いていた
対人対物無制限と云う保険に加入した

その後僕は農協の職員の方に
この地で農地を買い受け農業に従事したいと相談をした
以前市役所の農業委員会をおとずれその旨を相談した所
その地域の農協に相談するようにと云われた
そして農営組合の課長を紹介された

僕を見るとまずは決まって、けげんな顔をするが
二言三言話をすると、直ぐ打ち解けてくれる
課長は人の良さそうな田舎のおじさんそのまんまだった
僕は低木果実のブルーベリーやラズベリー、
そしてハーブ等を栽培したい計画を伝えた
そして僕の友達が東京で自然食品の会社を立ち上げるので
それに関連したものも栽培したいと言った
係の人が戻ったら、空いてる土地を探してくれる事になり
僕は名刺を置いて帰る事にした

向うに見える山の右端にアルプス公園がある


僕はゆっくりと田んぼや畑の中を引き返した
実に良く整理整頓された田や畑で埋め尽くされているのに
少し驚いた

僕の愛車　知ってる人は知っている8823　ハヤブサ号だ
エンジェルレコーズのURLとロゴを貼ってやった


可愛いでしょ
でも　遅い
それで　イイのだ！

松本は市営団地も洒落ている

女鳥羽川沿いにある市営団地だ
1階にはイタリアンレストランなんかがある

この辺には
こんな雰囲気の建物がある
喫茶店だ　雑貨なんかも置いている


白鳥写真館だ

松本で最近気になるモノ

屋根の上のこれだ


実に良い形をしている
方々にあるが、中でも相沢病院の近くにある
このお宅のこれがイイ


　
門構えも立派だ


最近気になってしょうがない
これは何て云うんだろう
誰かおせーて

梅の実がなった

そこいら中　梅の実がなった

二日がかりで、先ずはジャムを作った

今　パンにたっぷりのせて食べた
うまい
う　うッ！　うま～い
こんな美味しい梅ジャムは初めてだ
たまらない
梅ジャムの世界チャンピョンて感じだ
でも
作るのものすご～い大変なの


ほら
サクラちゃんもこんなに大きくなったよ


でも最近は、季節が変わったせいかちょっと元気がないよ