Del Amanecer

スペインとフラメンコ、ビセンテ・アミーゴと映画とフィギュアスケートについて

トリノのアイスダンスで・・・・

2006-02-23 00:19:27 | フィギュア・スケート
※写真は引退する前のアニシナ&ペーゼラです

アイスダンスといえば、私が一番好きな種目だ。前回のソルトレークで金メダルを取ったフランスの
ペア、マリーナ・アニシナ&グェンダル・ペーゼラのペアが引退してしまい、彼らが一番のお気に入りだったので、今回はあまり注目する人もいなくて寂しかったけれど、やっぱりアイスダンスは観ていても楽しいので、ビデオに撮ることにした。
コンパルソリーダンスは撮り忘れたものの、オリジナル・ダンスとフリーはしっかり録画した。
(でも編集版だったので上位の人しか観ていないのだけど)
ソルトレークではオリジナル・ダンスの課題がタンゴ・フラメンコ・パソドブレだったので、ものすごく楽しめた。今回はサルサをはじめとするラテンのリズム系だった。そのせいかどのペアも色あざやかな
南国風の衣装が多く、トロピカルな雰囲気。好みからいくと前回の方が好きなリズムだったかな。

それはそうと、フリーダンスではなんと「オペラ座の怪人」の曲を使って踊ったペアがいたのだ。
彼らはリトアニアの選手でマルガリータ・ドロビアズコとポビラス・バナガス。
若そうなきれいなペアだ。
男性のバナガスはファントムっぽいフリルのついたシャツに黒いコスチューム、女性のドロビアズコもクリスティーヌのような白い衣装で映画の雰囲気を再現している。

どんな選曲なのかと思うとわりと面白いつなぎ方をしている。
カルロッタの叫びから始まり、ポイント・オブ・ノー・リターンや橋の上でクリスティーヌに思いを切々と歌うファントム。
シャンデリアが落下し、地下へ逃亡し、クリスティーヌのせりふがはさまれ、ドラマチックに展開する曲にのって彼らは氷の上で華麗な世界を見せてくれる。
なかなか面白かったけれど、もっとちがう選曲もあったかもしれないなぁとも思う。同じオペラ座の怪人でもちがう曲を使ったら印象がぜんぜんちがうんだろうね。このふたり、とってもいい雰囲気ではあったのだけど、なんとなく印象が薄い感じだった。
これをアニシナ・ペーゼラが滑ったらどうだったかな?
でも炎のような真っ赤な髪のアニシナと優しげなグェンではちょっとちがうかな?(笑)
彼らの雰囲気じゃないかもね。
でも彼らのスケーティングって本当に何度でも見たくなる、そんな魅力に満ちていたのだ。

残念ながらリトアニアのペアはコンパルソリーの失敗が響いてメダルには手が届かなかったけれど、このフリーはなかなか高い得点をもらっていた。
なによりオリンピックのリンクの上をファントムの歌声が流れたのはファンとしてはとっても素敵なことだったね



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2 Comments

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来ました (haruki)
2006-02-23 16:00:40
昨日はども!です。



オリジナル、フリーと私は観たんですが

その中でも(自分とこでも触れたんだが)ブルガリアの男子、名前なんて知りませんすいません、が印象的だったなあと今も振り返って思いますねえ。

きっとバレエの素養があるに違いない、優雅なジャンプが良かったし何せ表現力が個人としてダントツでした。

アイスダンスの規定や細かな採点基準やワザのあれこれに特別詳しくなくても美しさや表現力の高さは、そうなのだ、目がついてりゃちゃんと分かるもんなのだ。笑
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こんばんは! (Angelita)
2006-02-23 23:43:39
harukiさん

いらっしゃいませ♪

うん、ブルガリアのペアね。アルビノーニのアダージョで滑った人たちですね。

確かに優雅な雰囲気でしたね。

今回もフリーでフラメンコを踊ったペアがメダルをとっていたけれど、

例のにらみ合っていた(?)イタリアのお二人はソルトレークの時に、

とっても素敵なフラメンコを踊っていたの覚えています。

エキシビションも楽しみ!
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