pagiのモラトリアム続行中

どこまでもウンコな独りもん生活を送る
自称ファッションヴィクティムのpagiの生活

NO MUSIC NO LIFE

2004-11-10 | music
日曜日に実に久しぶりにライブに行ってきた。
場所は初めてのFAD横浜というところで、F.A.DとはFlower and Dragonだそうです。
せっかく元町のすぐそばなのに、元町には目もくれずライブハウスへ。
時間がなかったんだよね。

入ってみると割りと奥行きのあるハコで、簡単に言うと体育館型だね。もちろん狭いけど。
かなり遅く入ったのですでにお客でギュウギュウ。バーカウンターがどこかが見えん状態。
とにかくトイレを見つけ、仕切りなおすと入り口の対面にカウンター発見。
もう曲が始まっちゃったので指差しでハイネケンをオーダーしました。
1つめのバンドは50cc もりくん(だってこういう名前なんだよ)率いるロックバンド。
出の音楽がベルベットアンダーグラウンドだってだけで私は大興奮。
もりくん、とうとう41になったんだって。でも曲調は胸キュン。
CDほしくなったよー。でも12枚しか持参してなかったそうで、その日は買わず。
ギターのお兄ちゃんはアイコのうしろなどで弾いているそうで、確かにうまいなーと思ったよ。
やっぱりもりくん。踊ってました。
2つめのバンドはJUNIOR。アイリッシュ・ハードコアらしいよ。
すごい人気があったから、もしかしたら私が知らなかっただけなのかもしれないけど。
第一印象はオイ系かなあと。
バナナシェイクスに似てるなーってのと、コブラも入ってるかなとか。
バナナシェイクスみたいにアコーディオン弾く人がいるし、盛り上がりも拳振り上げだったから。
でもこのバンドが他バンドと差別化を図ってるのが、笛吹くお兄ちゃんがいるとこ。
その笛が中心になってアイリッシュサウンド風の旋律を奏でるので、
パンクなんだけどどことなく懐かしいようなめちゃくちゃな印象を与えてた。
笛吹きのお兄ちゃんはかっこよかったし、初めて天高く聳え立つモヒカンを見たし、満足かな。
でもねえボーカルのお兄ちゃんの歌い方が氷室京介ばりに
タチツテトをツァツィツゥツェツォと発音するのには閉口だったな。
最後はまあお目当てのピーズだったんだけど、初めはやる気なかったの。
まったり見よーとか言ってて、荷物も上着も手に持ってたしね。
でも、なんと一曲目が未発表曲の「こじき」
友達と顔見合わせてびっくらこいて、ホール前方のおしくらまんじゅう大会に参戦。
こじきは大好きなんだよー。歌詞のしょーもなさによって発売できなかった名曲こじき。
でもね、あまりこの曲を知らないお客さんが多かったみたいでシュン。
もっとみんなでこじきの大合唱したかったのよ。
この日はなんと超初期の未発表曲「ヤダヨォ」もやってくれたのだ。
家出テープ聞くのがめちゃくちゃ恥ずかしかったとメンバーも言っていたけど、
何せ私も1曲通して聞いたのが初めて。すごいかっこいい曲だったんじゃん。
なんで1枚目に入らなかったのだろうかと、考えてしまいました。
盛り上がりの最高潮は「バカになったのに」だったかな。
まさか私もバカ~をやると思ってなくて、イントロ聞いた瞬間にキャーって。
場内騒然、Aメロからみんな拳振り上げまくって大合唱だ。
わざと抑えたテンポ感のある本編と、はっちゃけまくった後奏のギャップがかっこいい。
高校時代がデジャブで、受験勉強と戦っていた時代を思い出したり。
新曲も2曲やってたね、体に優しいパンク、って言ってたやつは
パンクにならないところの方がブルージーな部分のところがよかった。
パンクとかって私もうついていけないんですよ。体力的に無理よ。
クリスマスの歌、っていってたやつはなんだか胸キュン系のラブソングとみた。
これ時季的にもうすぐ発売するんかね?
クリスマスになんの予定もない腐女子にときめきを与えるかね?
さんざんいろんなこと言っておいて、やっぱりこの日に一番良かったのは「脱線」でした。
脱線の歌詞を聞きながら、メロディを噛み締めながら、やっぱり自分のことを考えてしまった。
これからのこと、今までの大失敗、それでも毎日は過ぎてるってこと。
ピーズはなんでこんなシンプルな言葉に、
聴取者が一人ひとり感じ入ってしまうメッセージをのせられるんだろうなあ。
アンコールはこれまた意外な「カラーゲ」。キャー!
横浜という場所柄、カラーゲという歌詞をシューマイに変えて歌っていました。
1曲だけだったのはなんとも物足りなかったけど、ライブは本当に楽しかったー。

帰りは友達と電車で
サンボマスターのボーカルにはクンニされたくないだのなんだのと盛り上がっておわりました。

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